ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

三峡を下って来ました(中国)

2007-02-19 09:08:28 | 旅行けば
「三峡下り」この言葉も今は昔である。
 長江の中流域に山がそのまま川に落ち込む壮観な風景が延々と続き両岸から絶壁が迫る。黄土色というか褐色の激流が・・・正に天下の絶景である。そこが有名な三峡である。平成14年(1902)中国语会话同学と行ってきました。 

広州着入国そして、宣昌に飛んだのだが、整備の都合か予定より数時間空港で待たされ、途中どっかの空港に着陸、十数分で数名を乗降させてから「宣昌」に着いた。

 バスでフエリー乗り場に着いたのが深夜1時頃であったが乗船予定のクルーズ「三峡之星号」は、他の乗客の了解を得たのか、数時間かは待っていたのだ。勿論、日本人観光客が「神様」で「金ズル」でもあったのである。

 両岸には、三国志に関わる史跡も多く「白帝城」にも上った。李白の「早発白帝城」である。>>

 流暢な日本語の中国人ガイドに明日の早朝薄暗い時刻に起床と言われた。それは、完成間近の「三峡ダム」を見るためで、壮大な電力ダムの完成後は徐々に七十メートル位水位が上がるので観光価値はなくなり、生態系、環境にも大きな変化が出てくるのは間違いない。
 水没移民100万人、船から見る山には白い線が横に続く、水面より七十メートルで、数年後はあそこまで水没するのである。

 荊州で荊州古城などに立ち寄り帰ってきた。
 
今はもうこのツアーの商品は殆ど見当たらない。

もう誰もこの景観を見ることが出来ないのである。


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