
抜粋
200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。
「変な生き物ゆうたわね?そやね?」
―秘密を拾った子供たち。
「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」
―秘密を探す大人たち。
秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、
最後に救われるのは誰か。
“電撃”が切り開く新境地。
第10回電撃小説大賞大賞受賞作家・有川浩待望の第2作。
高度2万メートルで起こる二度に渡る航空機事故。
その事故で自衛隊のパイロットである父を亡くした少年瞬は、
海でクラゲのような生物を拾い、その生物と交流を始める。
この人の本は基本的にどうしようもない出来事が起こって、
それに対するいろいろな角度から見た人物を登場させ、
最終的に悪い奴が悪い奴じゃなくなり、
みんないい人で終わるような気がする。
悪になりきれない優しすぎる人たちの話。
本当のワルモノが出てこない。
前回の感想でも書いたけど、そう思う。
みんな、みんな、やさしくていい人すぎる。
その細かい描写から登場人物が何を考え、
その考えにいたるまでの葛藤、
それから結論に至るまでの理屈、
などを非常にわかりやすく説明している。
だから、悪い奴がいなくなる。
この世には情状酌量が存在する。
その理由を聞けば罪が軽くなったりする。
それと同じで文字に色をつければ登場人物たちは、
ただの文字ではなくなり血が通い感情が生まれ性格が確立する。
憎めない人物ができあがる。
そこが悪いというわけではないんだが。
どうしてもオンナノコは登場させなきゃならないらしい。
ヒロインは二人も要らないよ!
個人的にカエちゃんだけでもいい気がする。
展開が読め過ぎるベタな恋愛が読んでて痒い。
特に大人の方。
高校生の恋愛はおおいにヨシ!どんどん青春したまえ。
なんでだろう。
おもしろかったくせに難癖をつけたがる。
一番気になったのはこの事件が起きたのが200X年てこと。
もうちょっと先の話にしといたらよかったのでは?!
あと3年で?!と思ったのだった。
2007.02.21
200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。
「変な生き物ゆうたわね?そやね?」
―秘密を拾った子供たち。
「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」
―秘密を探す大人たち。
秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、
最後に救われるのは誰か。
“電撃”が切り開く新境地。
第10回電撃小説大賞大賞受賞作家・有川浩待望の第2作。
高度2万メートルで起こる二度に渡る航空機事故。
その事故で自衛隊のパイロットである父を亡くした少年瞬は、
海でクラゲのような生物を拾い、その生物と交流を始める。
この人の本は基本的にどうしようもない出来事が起こって、
それに対するいろいろな角度から見た人物を登場させ、
最終的に悪い奴が悪い奴じゃなくなり、
みんないい人で終わるような気がする。
悪になりきれない優しすぎる人たちの話。
本当のワルモノが出てこない。
前回の感想でも書いたけど、そう思う。
みんな、みんな、やさしくていい人すぎる。
その細かい描写から登場人物が何を考え、
その考えにいたるまでの葛藤、
それから結論に至るまでの理屈、
などを非常にわかりやすく説明している。
だから、悪い奴がいなくなる。
この世には情状酌量が存在する。
その理由を聞けば罪が軽くなったりする。
それと同じで文字に色をつければ登場人物たちは、
ただの文字ではなくなり血が通い感情が生まれ性格が確立する。
憎めない人物ができあがる。
そこが悪いというわけではないんだが。
どうしてもオンナノコは登場させなきゃならないらしい。
ヒロインは二人も要らないよ!
個人的にカエちゃんだけでもいい気がする。
展開が読め過ぎるベタな恋愛が読んでて痒い。
特に大人の方。
高校生の恋愛はおおいにヨシ!どんどん青春したまえ。
なんでだろう。
おもしろかったくせに難癖をつけたがる。
一番気になったのはこの事件が起きたのが200X年てこと。
もうちょっと先の話にしといたらよかったのでは?!
あと3年で?!と思ったのだった。
2007.02.21