ヤミノツカミDIARY

メイドと一緒にお茶を飲んだり罵倒したり罵倒されたりする小説サイトの場末の日記サイト! ……かも。

経験地とアビリティの関係みたい

2007年07月11日 | 日常

宮海「この間、近所のおソバ屋さんで、生まれてはじめてカツカレーセットを頼んだん
   よ。そしたら、ちょっと思いがけないモノが付いてきて困惑した」
ニュー「ああ、カツカレーとミニざるソバが、しきりなしで盛られてきたからですか?」
宮海「いや、そっちじゃな……いやまぁ、確かにそっちも驚いたけどもさ。そーじゃなく
   て、小さな陶器製の醤油挿しみたいなのが付いてきたと思ったら、中にはウスタ
   ーソースが入っていたのだ。ナニコレ、どこにかけるねん! みたいな」
ニュー「そりゃ、カツカレーに決まっているでしょう」
宮海「え~、確かにカツにはソースだけど、カレーで食べようと思ってたわけで……」
ニュー「何を言っているんです。カレーにソースをかけるんでしょう、普通」
宮海「え゛!? なにそのローカルルール」
ニュー「別にローカルルールじゃないですよ。昔はカレーを食べるときはソースや醤
   油を入れていたのが当たり前らしく、現に今でも入れて食べる人はいます。やっ
   たことがないのなら試してみてください。結構合いますよ」
宮海「えぇ~、でも、カレーがすでに半流動食じゃん。液状のものに他の液状物を入
   れるのは、なんつーか、元の味を破壊しかねないと思うんだけど」
ニュー「実に宮海さまらしいご意見ですが、カレーは元々ごった煮です。ソースだって
   数種類の野菜と調味料から作られるモノなのですから、相性が悪いわけがない
   んです。というか、個人の好みですからそんなに気にしないでも」
宮海「いいや、私は"完成しているモノに手を加える"のが嫌いだから言うね! そも
   そもカレーがごった煮なら、最初から入れておけば良い話じゃない」
ニュー「はい、なので現代の、いわゆるカレールゥから作れるカレーには、ソースや
   醤油が必須ではなくなっています。昔は現代ほど美味しいルゥを開発できてい
   なかった、というバックボーンがあったのでしょう。だから、ソース等を足して最
   終的に味を調えたのです。なので、現代でかけるかどうかは好みですよね」

宮海「む……確かに、味覚はひとによって千差万別だからなあ。基本的には先入観
   で味を決めてるところ大きいし。でも、私はゼッタイに入れないけどね!」
ニュー「あーそーですか。今日は本当にどうでもいい話でしたね