『 「アレ」変だぞ!! 』
6月中に マジックが出てしまうのではないかと
心配していたが
阪神タイガースは 急ブレーキ
気がつけば DeNAとの差は 0.5ゲーム
「アレ」が 何だかゆらゆらしてきたぞ
まあ オールスターゲームも まだで
戦いはこれからでは ありますが・・・
☆☆☆
『 潜水艇 水圧で破壊 』
深海に眠る タイタニック号探索を目指していて
行方不明となり
大々的な救助活動が行われていた 潜水艇は
深海の水圧に耐えられず 破壊していたと発表された
おそらく 連絡が取れなくなった時点で
破壊したものと思われる 全乗員も死亡
勇気ある冒険か 無謀な挑戦か・・・
ご冥福を祈ります 合掌
☆☆☆
『 大谷サーン 勝てない!! 』
大谷翔平選手 このところ 勝利が遠い
投手としては 少し調子を落しているように感じていたが
今日は 7回を1失点12Kと好投するも
援護点がなく 3敗目を喫した
うーん・・・
☆☆☆
『 巨人が住む島 ・ 今昔物語 ( 31 - 16 ) 』
今は昔、
佐渡国に住んでいる者が、所用があって大勢で一艘の船に乗って出かけたが、沖合において、にわかに南風が吹き出し、船を北の方向に矢を射るが如くに吹き遣ってしまったので、船中の者どもは、「もうこれまでだ」と覚悟して、艪を引き上げて、ただ風に任せて流されて行くうちに、沖の方に一つのの島影を見つけたので、「何とかあの島に着きたいものだ」と願っていると、願い通りにその島に流れ着いた。
「まずは、しばしの命は助かった」と思って、慌てて降りようとすると、島の中から人が出て来た。
見れば、大人の男でもなく、子供でもなく、頭を白い布で包んでいて、その人の背丈は極めて高い。
その様子は、とてもこの世の人とは思えない。船の人たちはこれを見て、恐怖を感じた。
「あれは鬼に違いない。我等は鬼の住んでいる島とは知らずに来てしまったのだ」と思っていると、島の人が、「ここにやって来たのは、どういう人だ」と訊ねた。
船の人は、「我等は佐渡国の者です。船に乗ってある所に向かっていたところ、にわかに大風に遭って、思いがけずこの島に流れ着いたのです」と答えた。
島の人は、「決してこの地に降りてはならない。この地に上陸すれば、悪い事に遭うぞ。食物などは持ってきてやろう」と言って、帰って行った。
しばらくすると、同じような姿の人が、十余人ばかりが出て来た。
船の人は、「我等を殺すつもりだろう」と思い、彼らの背丈からして、その力のほどが思いやられ、怖ろしいこと限りなかった。
島の人たちは、近寄ってくると、「この島に上陸させてあげたいが、上陸すればあなた方にとって悪い事が起るので上陸させないのだ。これを食べて、しばらく待てば、そのうち風が変わるだろう。その時に、本国に帰るなり、然るべき所に行くのが良い」と言うと、不動という物(不詳)と芋頭(イモガシラ・里芋の仲間か?)という物を持ってきて食べさせてくれたので、十分に食べた。不動という物も極めて大きく、芋頭もふつうの物よりずいぶん大きかった。
「この島では、これらの物を常食にしているのだ」と島の人は言った。
その後、風が順風になったので、船を出して本国に帰ることが出来た。
されば、島の人は鬼ではなかったのであり、神などであったのかと疑った。
「このような奇怪な事があった」と、その船に乗っていた人たちが、佐渡国に帰ってから語ると、聞く人もたいそう恐がった。
その島は、他国ではなかったのであろう、言葉がわが国のものであった。ただ、背丈が大きく立派な体格は、日本人とはかなり違っていた。この事は、ごく最近の出来事である。
佐渡国にこのようなことがあった、
となむ語り伝へたるとや。
☆ ☆ ☆
『 みみずの恩返し? 』
朝のウォーキング中 よく立ち寄る公園で
20cmもありそうな みみずが
グランドに向かって 凄い勢いで進んでいた
その先は硬い土なので 干からびてしまいそうだ
どうも気になって 木切れで掬って
草むらに 投げ込んでやった
あれで 命が助かったどうかは 分からないが
それにしても 彼は どこに向かっていたのだろう
べつに 恩返しを期待したわけではないが
そのあと 2~30分は
爽やかな気分を 頂戴したような気がした
我ながら 単純・・・
☆☆☆
『 どうやら「いろはカルタ」は、人生の過半を生き、何度かの失意や絶望を経験し、裏切ったり裏切られたりの泥を被ったあとで、しみじみと味わってみるもののようです。』
私たちの日常は、自分の思いや苦労がうまく伝わらないことの繰り返しのように思う時があります。努力や誠意が報われないことに苛立つことも少なくありません。
しかし、私たちは、一人一人が異なった価値観を持って生きているのだとすれば、思いや願いがストレートに伝わらないのが普通だということではないでしょうか。
犬が歩いているのを見ても、受け取り方が二分されるというのが人間というものなのですから。
どうやら「いろはカルタ」は、人生の過半を生き、何度かの失意や絶望を経験し、裏切ったり裏切られたりの泥を被ったあとで、しみじみと味わってみるもののようです。
( 「言葉のティールーム」第三話 より )
『 米国務長官 中国習国家主席と会談 』
中国訪問中の 米国のブリンケン国務長官が
習国家主席と 会談したとのニュース
事前に報じられていなかっただけに 大きなニュースだ
あとは 両国トップの首脳会談が 実現するか否かだ
これまでで 最も険悪な状態だとされる両国関係だけに
首脳会談や 幅広い層の交流を期待したい
一度や二度の首脳会談で 関係が良化するとも思えないが
何としても 両国の関係決裂だけは 避けて欲しい
水と油が どう共存するのか その知恵を見せて欲しい
☆☆☆
『 平岩弓枝さん逝く 』
「御宿かわせみ」など 多くの名作を残された
平岩弓枝さんが お亡くなりになった
ずっと以前のことになるが
平岩弓枝さんの お話を聞く機会があった
師事されていた 長谷川伸さんの晩年について
涙を浮かべて話されていたのを
作品を読ませていただく度に 思い出していた
ご冥福をお祈りいたします 合掌
☆☆☆
『 白犬と暮らす女 ・ 今昔物語 ( 31 - 15 ) 』
今は昔、
京に住んでいる若い男が、北山の辺りに遊びに行ったが、いつの間にか日がすっかり暮れてしまい、どことも知れぬ野山の中に迷い込み、道が分からなくなってしまった。帰ることも出来なくなったが、一夜の宿を借りる所もないので、途方に暮れていると、谷あいに小さな庵がかすかに見えたので、男は、「あそこに誰か住んでいるに違いない」と喜んで、草木をかき分けてそこへ行ってみると、小さな柴の庵があった。
人が来た気配を感じて、庵の中から、年のころ二十歳余りの若くて美しい女が出てきた。男はこれを見て、ますます「嬉しいことだ」と思ったが、女は男を見て不思議そうな様子で、「そこにいらっしゃるのは、どなたでしょうか」と訊ねたので、男は、「山に遊びに行ったのですが、道に迷ってしまい帰ることが出来ず、日が暮れてきましたのに泊まる所もなく困っていましたが、ここを見つけて喜びながら急いでやって参りました」と答えた。
女は、「ここには[ 欠字。「ふつう/一般」と言った言葉らしい。]の人はやってきません。この庵の主人は間もなく帰ってきます。ところが、あなたが庵にいらっしゃると、きっとわたしの親しい人と疑うに違いありません。そうなれば、いったいどうなさいますか」と言うので、男は、「どうか、うまく話して下さい。とにかく、帰る方法がありませんので、今夜一晩だけはここに泊めていただきたいのです」と頼むと、女は、「それではお泊まり下さい。『長年会っていない兄に会いたいと思っていましたところ、思いがけず、その兄が山に遊びに行って道に迷い、ここにやってきました』と、主人には言っておきましょう。その事を心得ていて下さい。それから、京にお帰りになった後で、決して『こういう所にこうした者がいた』と他の人には言わないで下さい」と言った。
男は喜んで、「大変ありがたいことです。その様に心得ておきます。また、その様に仰せですから、決して他言は致しません」と約束したので、女は男を呼び入れて、奥の一室に筵(ムシロ・敷物)を敷いてやった。
男がその部屋に入って座ると、女は近寄ってきてささやくように、「実は、わたしは京のこれこれという所に住んでいた者の娘です。ところが思いもかけず、あさましい者にさらわれ、その妻にされて、長年ここに居るのです。その夫が間もなくここに来ます。その姿がどのようなものかご覧になれるでしょう。ただ、暮らしに不自由するようなことはないのです」と言うと、さめざめと泣く。
男はそれを聞いて、「どういう者だろう。鬼ではないだろうか」などと怖ろしく思っているうちに、夜になって、外でものすごく怖ろしげにうなる声がした。
男はそれを聞くと、恐怖に肝も身も縮み上がり、「怖ろしい」と思ってすくんでいると、女は出ていって戸を開けたので、入ってきた者を男が見ると、堂々とした大きな白犬であった。
男は、「何と、犬だったのか。あの女は、あの犬の妻だったのだ」と思っていると、犬は入ってきて男を見つけると、うなり声を上げた。
すぐに女がやって来て、「長年、会いたいと思っていた兄が、山で道に迷って、思いがけずここにやってきましたので、とっても嬉しくて」と言って泣くと、犬はそれを納得したかのように、入ってきて竈の前に臥した。女は苧(オ・麻や苧の皮から作った糸。)という物を紡ぎながら、犬のそばに座っていた。そして、食事を立派に調えてくれたので、男は十分に食べて、寝た。
犬も部屋に入って、女と共寝したようだ。
やがて夜が明けると、女は男のもとに食物を持ってきて、男に密かに言った。「くれぐれも、決して『ここにこのような所がある』と人には話さないで下さい。また、時々おいで下さい。あなたのことを兄と申しましたので、あの者もそう思っています。何か必要な物でもあれば、叶えて差し上げましょう」と。
男は、「決して人に話すようなことは致しません。また、お訪ねいたします」と丁寧に礼を言って、食事が終ると京へ帰った。
男は京に帰り着くとすぐに、「昨日は、然々の所に行ったところ、このような事があった」と、会う人ごとに話したので、これを聞いた人はおもしろがって、また、他の人に話したので、多くの人が知ることになってしまった。
その中で、血気盛んな若者で、恐い物知らずの者どもが集まって、「いざ、北山に人を妻にして住んでいる犬がいるそうだ。そこへ行って、その犬を射殺して、その妻を奪い取ってこようではないか」と言って、人を集めて、この行ってきた男を先に立てて出掛けた。
一、二百人ほどもいたが、手に手に弓矢や刀剣を持って、男の案内に随って、その場所に行き着いてみると、確かに谷あいに小さな庵があった。
「あれだ、あれだ」などと、それぞれが大声で言い合っているのを、犬が聞きつけて、驚いて外に出て見てみると、この前来た男の顔があった。それを見た犬は、庵の中に入り、しばらくすると、犬は女を前に立たせて、庵から出ると山の奥の方に逃げて行った。
大勢で取り囲んで多くの者が矢を射たが、まったく当たらず、犬も女も逃げて行くので、追いかけて行ったが、鳥が飛ぶかの如くに山の奥に逃げ込んでしまった。
そこで、追ってきた者どもは、「あれは只者ではないぞ」と言って、全員帰っていった。
あの前に行った男は、帰ってくるなり「気分が悪い」と言って寝込んでいたが、二、三日して死んでしまった。
そこで、物知りの者が言うには、「あの犬は、神などであったのだろう」と言うことであった。
まことにつまらないことを言いふらした男である。されば、約束を守らない者は、自ら命を滅ぼすことになるのだ。
その後、その犬の在処を知る者はいない。近江国にいたと言い伝えている人がいた。
きっと、神などであったのであろう、
となむ語り伝へたるとや。
☆ ☆ ☆
『 両陛下インドネシアご訪問 』
天皇・皇后両陛下が インドネシアをご訪問
温かく迎えられているご様子が 伝えられていた
映像の中の 天皇陛下のヘルメット姿が
実に似合っていて 微笑ましかった
武力ではなく 経済力でもない 親善は
両国に 多くのものを もたらしてくれるだろう
☆☆☆