Mの実験室 -科学教育啓発活動記録-

科学教育啓発活動を展開中! 科学実験・工作教室の活動記録、予定を書き込んだ日誌です。関連話題も掲載しました。

東大_大気海洋研究所

2013-10-29 | お知らせ、報告、日記

KEK(高エネルギー加速器研究機構)での共同利用実験終了後の帰路に、東京大学 柏キャンパス 大気海洋研究所に立ち寄った。SEM(走査型電子顕微鏡)の依頼測定をお願いしていたので、ご挨拶に伺った次第である。
大学内に寿司屋があることを知り、ここで昼食を食べた。大気海洋研究所内の寿司屋とは・・・

測定をお願いした技術職員の方の案内で施設を見学させて貰いました。
SEMの他にTEM(透過型電子顕微鏡)他、顕微鏡を担当されており、スキルの高さおよび最新機器に感心しました。
”Seeing is believing"とは、日本における高分子の電子顕微鏡観察の草分けである京都大学化学研究所の小林敬之助先生がよく言われた言葉である。(高分子、2013年11月号662頁)
Seeing is believing: 百聞は一見にしかず

飼育実験施設には、各水槽ごとに淡水・海水が使用でき、温度調節・濾過装置・エアの供給を取り付けた2tから250Lまでの円形水槽および角型水槽が設置されています。さらに、光環境・温度を調節できる実験室・トランスジェニック・特殊環境・行動撮影に対応可能な実験室を備えている。
水族館のような設備、珍しい実験設備、綺麗で広大なキャンパスに驚いた。

中央顕微鏡施設
蛍光X線分析装置、電子プロ-ブマイクロアナライザー(2機種)、真空蒸着装置、生物用硬組織試料作製室、電子顕微鏡用生物試料作製室、超ミクロトーム(2機種)、透過電子顕微鏡、走査電子顕微鏡(EDX付属)、暗室を備えている。

 


数あてゲームのカード

2013-10-10 | お知らせ、報告、日記

マレーシアの科学館で入手した「年齢をあてるカード」。
知人に試してみました。7枚のカードがあり1枚ずつカードをみせます。
それぞれのカードにその数字があるか?無いか?を答えます。
カードをある、ないに2分類し、即座に年齢を当てます。
ちょっと、不思議?
その知人から、このカードは2進法を応用したものであることを知りました。 
http://fine.tok2.com/home/kousaku/school/2sin/2sin.htm

科学館のブースで体験し、このカードを貰いました。
その時、スタッフの方にビー玉万華鏡を見せたらとても喜んでくれました。
マレーシア滞在中はこのような機会があることを想定し、万華鏡を常に持ち歩いていました。


レーザラマン分光光度計初心者講習会

2013-10-09 | お知らせ、報告、日記

「レーザラマン分光光度計初心者講習会」に参加した
13:30~15:00
   講義1時間、質疑応答30分、参加者23名
15:00~
   装置の立上げから、深さ方向の測定、低波数側の測定について解説戴いた。

マッピング測定、深さ方向の測定、データの視覚化、などの解説に感心した。
以下、日本分光HPより引用
ラマン分光法は、赤外分光法と同じ振動スペクトル測定法ですが、サンプリングが赤外分光法に比べ容易で、赤外顕微鏡では不可能な 微小部位の測定が可能などの特長がある反面、最適測定条件の検討や装置の光学調整等にある程度のスキルが要求されていました。 NRS-5000/7000シリーズは、顕微レーザラマン分光光度計に要求される性能、機能を網羅し、システムの制御や光学調整等を自動化することにより、 精度の高いデータを安定して取得することができます。 波数とラマン強度の自動補正、測定に関するアドバイス機能を搭載し、高速イメージングへの拡張性も備えています。


燕三条 工場の祭典

2013-10-05 | お知らせ、報告、日記

燕三条 工場の祭典に出掛た。
開け、工場(こうば)!この秋、燕三条の工場(こうば)が、扉を開く。

1.燕三条駅で案内パンフレットを入手
  パンフレットは大型で派手なデザイ、一目瞭然!

2.株式会社玉川堂
  鎚起銅器の茶器、火器などが有名。
  「登録有形文化財」の標記にビックリ。
  平成20年、玉川堂の店舗・土蔵・鍛金場・雁木が、国の「登録有形文化財(建造物)」
  に登録されたそうだ。
  当主からの説明が解りやすく素晴らしい。歴史と思いを感じることが出来た。

  玉川堂 当主の願い(HPから引用)
  玉川堂の鎚起銅器は日々の暮らしの中、
  使いながら乾拭きを繰り返すことで色合いに
  深みとツヤが増し、円熟味を帯びていきます。
  「人」が「一」枚の銅を「叩」くことで
  「命」が生まれる鎚起銅器。
  銅器の「命」を育てていくのはお客様です。
  使う程に美しい風合が生まれ、人の心を豊かにする。
  お客様の鎚起銅器が、親から子へと代々愛着をもって
  受け継いで行く心の掛け橋になっていくことを願っています。

3.山崎金属工業株式会社
  この会社はノーベル財団にフォークナイフを納品したことで有名。
  ショールームと工場の一部を見学した。工場は操業しておらず残念であった。
  この会社のHPから引用。

ノーベル賞創設90周年のノーベルデザインカトラリーの作製にあたり、製作を依頼されたのは、本場ヨーロッパのカトラリー製作企業ではなく、私ども日本の山崎金属工業でした。それは山崎金属工業の「永く、そして飽きのこないテーブルウェア作り」「流行に左右されない、長期的な視野に立ってのテーブルウェア作り」という一貫した商品づくりの思想に基づき培われたハイグレードな研磨技術など、たゆまぬ技術追求の結果です。 ノーベル賞

世界に認められたトップレベルの技術を駆使して、製品の造形美を引き立てながらも、使うことを第一に考えたカトラリーの名作、それがノーべルデザインカトラリーです。


他大学からの訪問

2013-10-04 | お知らせ、報告、日記

他大学技術職員からの訪問を受けた。
「大学における教育の質の向上を目的とした技術支援に関する研究」のための訪問調査とのことである。以下の日程で対応した。

第1部
 9:00 技術支援センター紹介
 9:30 情報交換
10:15 終了

第2部
10:30 社会貢献WG活動紹介
11:00 情報交換
11:45 終了

昼食

第3部
13:00 万華鏡工作
14:15 

第4部
14:30 技科大の技術職員と教育に関して全般、
      高専からの学生への対応

16:15 施設見学
17:15 終了