Mの実験室 -科学教育啓発活動記録-

科学教育啓発活動を展開中! 科学実験・工作教室の活動記録、予定を書き込んだ日誌です。関連話題も掲載しました。

出前実験/付属長岡小学校

2006-06-29 | 科学実験教室
科学おもしろ実験: 熱くない明かり-ホタルのおしりはなぜ光る?

日 時: 平成18年6月29日(木)
場 所: 新潟大学付属長岡小学校
参加者: 5~6年 40名

 ホタルの光を三角フラスコ内に再現する「化学発光」が今日の実験テーマです。
T先生、K技術職員に私の3名で伺いました。2種の溶液を混ぜ合わせると、瞬時に発光します。化学発光の特徴は、熱くならずエネルギー的に大変効率的な点です。暗幕を引き実験、発光すると皆から歓声が上がりました。次にドラマで良く見る「ルミノール発光」の実験です。血痕に検査液を落すと発光するものです。今回使用した溶液が、このルミノール発光と同じ検査液です。予め雑巾に醤油、ケチャップ、牛血を落したものを準備します。これにスポイトで検査液を落します。青白く発光しました。化学発光のグッズも持参したので、これで遊びました。




万華鏡教室/越路

2006-06-18 | 万華鏡工作教室


科学工作教室「オイル万華鏡を作ろう!」
開催日時: 平成18年6月18日(日)9:00~12:00
開催場所: 越路児童交流会館
参 加 者: 45人(小学生29人、保護者16人)
主  催: 越路子ども会(親子お楽しみ会)
※本事業は、理科大好きボランティア支援の助成を受けて実施されました。

ミラーシステム説明用に大型サンプルを持参しました。
アクリルパイプで作製したものです。

ルミノールの化学発光

2006-06-16 | その他の実験
新テーマ「ルミノールの化学発光」の予備実験を行った。
様々なレシピを参考に行ってみたが、当初発光時間は1分程度である。試行錯誤の結果、ようやく5~10分の発光時間となった。これなら使える!化学実験は実際にやって見ないと解らない。

【A液】
ルミノール2g、水酸化ナトリウム1.2g、30%過酸化水素水5gに水1Lを加え希釈する。

【B液】
ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム6g、水1Lを混ぜた溶液を作る。

A液にB液を等量混ぜる。
A液10mlを試験管に加え、B液10mlを暗いところで混ぜ合わせる。

※発光時間は5~10分であった。

ホタライトを使った生物発光も行ってみた。発光時間も5-6時間であった(何時が終りかの判断が難しい)。
ホタライトは、バイオ技術で「ホタルの光」を粉末化したもので、ホタルと同じ生物発光をしますので、安全で、自然に優しい発光素材です。キッコーマン独自の発光酵素(ルシフェラーゼ)を活用した発光遊具です。電気や火、特殊な装置を必要とせず、水に溶かして混ぜるだけでホタルの発する光を、鮮やかに、手軽に楽しめます。


きらめくイエローに感嘆!