Mixing Bowl的暮らし

アンティークな毎日、上質な日常。

泣かせるプラハ

2015-05-21 20:43:08 | Weblog


ツーリスティックな雰囲気に嫌気がさして
今日はトラムに揺られ
ローカルエリアを散策。



プラハのなかで、1番にオシャレなエリア
ヴィノフラディ地区。
カフェやフラワーショップ、
インテリアショップが点在。



ローカルエリアと言っても
建物は驚くほど凝った装飾のあるものばかり。
日常がこんな街並みだなんて、羨ましい!

ここで少し現金を手にしようとATMへ。

先日、ザ観光地にあるATMでは
最低引き出し金額6000コルナ。
日本円にして30000円からの引き出し。
なんでせめて5000円とか、少額がないの?
と、疑問に思っていたのですが…

これも、また、観光客へのプチ詐欺⁈

なぜなら、ローカルエリアでは
最低引き出し金額が500コルナ、
日本円にして2500円だったんです!!

ひぇーー!
どこまで、観光客から搾取するの⁈
泣かせるプラハ、笑。
(クレア トラベラー 2014冬号の題名)

あと1日、疑心暗鬼の旅は続く…笑。
イギリスが恋しいなぁ。




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過去最高金額、ぼったくられました。

2015-05-21 00:46:19 | Weblog


雨のなか、チェコ建築のお勉強に、当時のままのカフェ巡り。
途中広場でテントが連なるマーケットを発見。

ぶらぶら歩いていると…さほど古くはないけれど、細工の良いボヘミアグラスを発見!母のお土産にと、早速値段を聞くと…

「ユーロ?コルナ?現金?カード?」と、たどたどしい英語で店のおばさんが返答。
「コルナで現金で。」と、私。
「1600チェココルナ」

んー高いな。と、思い、他のボヘミアガラスにも目を向ける。
案外どれもこれも高く、迷っていたら、先ほど私が見たボヘミアガラスを持ってきて
「1100コルナでいいよ」
と言うのです。
日本円にして5500円。

それならばと、決めた。

そこからが、ぼったくりの手口!

確かに現金と言ったのにクレジットカードの機械を持ってきた。私としてもクレジットカードで支払いができるならば、これはラッキーと思いクレジットカードを出す。
カードを挿入してすぐに私にピンナンバーを求める。

私は店のおばさんがいくらをカードマシンに入力したか見ていなかったので、もう一度プライスを確認。
すると、計算機を持ってきて
11,000を表示。
「え?!その金額じゃないのでは??」と訴える。
すると慌てて1,100を表示。
納得して、ピンナンバーを入力。

カードを返してもらい、「レシートは?」と、聞く。
レースと一緒のビニール袋に入れたと指をさす。確かにビニール袋から透けている。
おばさんは「雨が降っているからね」と、
言いながら、
ビニール袋の持ち手を固く二重に縛った。

何となく不安だったから、
Dさんに、カードマシンに入力したのは
1,100だった?と聞く。
「ゼロ2つだった、間違いない。」

降り続く雨に、ビニール袋をほどく気力もなく、私の思い過ごしだろうと、次に急いだ。

ホテルに戻り、夜のコンサートに備え、
ひと休み。
ビニール袋を開けて、ボヘミアグラスが破れていないか確認。
そしてレシートをなにげに見て、驚愕!!

そこには11100.00の数字が!!
どれだけ目をこすってもかわらない。
日本円にして55500円。
ゼロの数はそのままに、1が1つ増やされていた。

やられました。
まさかの、ぼったくり経験、最高金額、
ここチェコはプラハで。
そして、後の祭り。涙。

プラハは思い描いていた以上に都会。
車も高級車が多くとてもきれい。
物価も日本なみ。
私がよく旅をする国と錯覚していたのです。

考えてみればどのガイドブックにも、
タクシー、両替商はぼったくり率が高い
と、忠告してある。
時にレストランにはメニューが
二種類置いてあるとか。

観光客に良い思いをしてもらい、
また来てもらおうと言う考えより、
むしろどれだけお金を取れるか、
(プラハの誰もがとは言いませんが)
まだまだそんな考えが、残念ながら、
根深く残っているのでしょう。

疑いつつも、つい信用した私。
せっかくの旅行なのに、
常に疑心暗鬼でいるなんてつまらない。
きっと私とプラハは相性が悪いんでしょうね。

あと2日はプラハで過ごしますが、
再びこの地に足をのばすことは
ないだろうなぁ。
とってもステキな観光地ですが。

わたしには、
素直に楽しめる旅のほうが向いています。

ところで、あのおばさんは、
得をしたと思っているのでしょうが…
かわいそうに、世の中は
因果応報ですからねぇ。

夜は気持ちを切り替える努力をしつつ、
モーツァルトのコンサートへ。

しかし、今宵はまだ引きずっています。
お金で済む話とは言え、
うー、近年稀に見るなかなかの試練ですわ。

長文、失礼しました!笑。