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『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

私の龍馬観   第12話

2010-09-06 21:38:35 | Weblog
女性の感性を大事にした龍馬!




(龍馬の魅力は、土佐の男の中でも、一種独特なものだったのではなかっただろうか。仏法の極意の一つでもある、「敵を味方に、味方をさらに味方に・・。」という人間革命の一つがあるのだか、それを会得した行動が一貫してとられているのです。)




 龍馬には、幼い時から多くの取り巻きの女性たちがいた。姉の乙女、上士のお田鶴、寺田屋のお登勢、千葉道場のさな子など、その後次々と多くの女性たちが龍馬を取り巻いて輝いていきます。




 そんな、龍馬の発想や、やさしさは、どこから生まれ出ているだろうかを考えつめていくと、どうもそこらへんに大きな原因がありそうなのである。



(またこうした田舎の自然豊かな、文化や周囲を取り巻く、素朴な人々からも影響を受け、人間龍馬が作り上げられていったのでしょう。)




 坂本龍馬といえば、土佐の男を代表する男らしい男だと皆さんが認めるところでしょう。それだけに、さどかし男っぽくて、すばらしい男らしい男(勝海舟等)からの影響を受けたのだろうと考えたりします。




 確かに、龍馬の人生は、勝海舟という師と巡り逢ってから大きく活動の範囲が広くなり変わっていきます。



(龍馬が師と崇めた勝海舟です。この師匠とのめぐりあわせによって、龍馬の人生の方向性夢ロマンが、輝き時代回天の大きな引き金となって動き出すのです。そこには、常に龍馬しかなしえなかった龍馬の魅力ある人間性が、分裂と不信への時代の流れを融合と信頼へと人々の心をつないで、新時代を開いて行くのです。)





 しかし、本質的な龍馬の魅力は、それまでに培われてきたものなのです。泣き虫で、寝シャンベンたれであった龍馬が、母親代わりでもあったと云う乙女ねーやんに、馬術や三味線、詩、剣術などをはじめ、精神の強さと優しさを学んでいくのです。


(こうした一つ一つの芸の道を極めぬいて行くと、技術や技のもっと奥深くの部分で、人を甦らす心の琴線に触れていくことができる心を悟るのではないでしょうか。ひとつの道を極めぬくことの大切さが、ここにあるのです。人に喜び幸せを与えていく。ここにこそ自身の人間として、生きる喜びをつかみ、自身の手で幸せを勝ち取ることができるのです。)





 仏法の教えの中にこのようにあります。


「女人というのは 物に従って物を従える身なり・・・。」(女性というのは、いろんな物事に従って皆さんを心地よい雰囲気にさせながら、しっかりと自身のペースに取り込んで生かして、結果的にはその物事を従えさせていく、素晴らしい力を持っているのですよ。)と優しく教えられているのですが、龍馬はまさにこの女人の極意をしっかりと身につけて行動し、結果を出して行っているのです。



 龍馬の発想は、常に庶民の人間の幸せを第一に考え、そのために無駄な争いを避け、人の命を育み物事を生かそうと云う、まさに新時代を先取りした女性の感性を、大いに活用し社会を変えていった様に思います。



 龍馬がゆくの中で、こんな場面が、描かれています。
長州の桂小五郎が、龍馬に言った言葉です。それは、「あんたには、英雄の風貌がある」「事をなすのは、その人間の弁舌や才智ではない。人間の魅力なのだ。私にはそれが乏しい。しかしあなたにはそれがある、人どころか、山でさえ、あなたの一声で動きそうな思いがする」このように龍馬を評しているのです。それに対して龍馬はジョークでさりげなく、「山はうごかぬ」と返す場面があります・・。




 先日、A局長から、「男は度胸、女は愛嬌、坊主はお経・・。」(・・坊主はお経というのは初めて聞きました・・。何となくユーモラスですね。)という事を聞き、高知はまさしくその通りだと思いましたが、ここに出てくる、「女は愛嬌・・。」という素晴らしい感性を龍馬が身につけていたことが、近代日本の大きな幕開けのきっかけを作ったのではないかと思い当たるのです。



 新しい時代を切り開いていくのは、技術や要領ではなく、人に対するやさしい心根を持った人間が、偉大な人間との触発で、自身の夢とロマンをつかみ取ったときに、融合開化をして大きく花開いていくのではないかと思うのです。


 新時代は、その女性の感性が次代を拓く、大きなキーポイントになるのではないでしょうか・・。まさに、21世紀は女性の時代だと、私の人生の師である池田先生からも教えていただいたのです。だから、「女性を大事にしなければならない。」と・・・。



(私は池田先生から、人生のいろんなことを教えていただきました。その教えを現実の社会の中で実証していく使命を果たすことが、先生のご恩に報いることだと一生懸命頑張っています。隣は池田先生の師匠であられた故戸田城聖先生です。平和な人間社会を命をかけて築いてこられた大尊敬の偉大な師匠です。)





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