『星の王子様』の一節。

(心の眼を開いていれば、色んなものが見えてきます。失ってはならない大切なものが蘇ってくるのです。)
作家、サン・テグジュペリの作品です。
人は、病気に限らず、何かしら内面に苦悩を抱えているというのです・・・・。
私達の身の回りは、きらびやかな商品や、表面的な見せかけの文化で、溢れかえっています。そんな文化の中で育ってきた、私達の子供たちも又、表面的なものの見方しか出来ない子供たちが、多く育って来ているのでしょうか・・・・・・・。
いつの間にか、 消費文化と、依存社会の悪癖が、現代人の心の中まで大きく蝕んでいるような気がしてなりません・・・・・・。
目に見えないものを見る・・・・・・。 サン・テグジュペリ氏の著書「星の王子様」の中の『大切なものは、目に見えない!』との一節が、ずしりと心にのしかかってきます。

(一つの事柄から、何を感じ取るか。 人の苦悩にたいして、想像力を広げる事から、相手の気持ちに立っての、『同苦』は、始まるようです・・・・・・・。「君が憂いに我は泣き、我が喜びに 君は舞う・・・・・。」・・・・こうした深い絆の、人間関係が出来上がって行く事を、深く訴えたかったようです・・・・・。)
今まで私達は、その見えないものに心を配る、優しさや心の余裕を、培ってきたでしょうか・・・・、いやそうした物を一切排除して、出来るだけ手間暇かけずに、即席で、自分自身の満足感を得ようとする徹底した個人主義を、自己中心主義にまで追い込んで行ったというのが現実の結果かもしれません・・・・・・・。
このまま行けば、確実に人類社会は破滅の方向です・・・・・・・。しかし、今やっとその誤りに気付き始めたようです・・・・・・。
「大切なものは、目には見えない!」・・・・この言葉の、叫びに似た思いが、心に伝わってくるのではないでしょうか・・・・・・。次代の方々にしっかりとバトンタッチをして、引き継いでいってもうのが私たちの務めです。

(これからは、シッカリと心の眼を耕して行く事が、最も大切な事のようです・・・・・。)
私も、この古民家再生の仕事をするようになって、沢山の古い木造の民家を見る機会が増えています・・・・今まで、建築士として感じる事が出来なかった声なき声を、五感を通して沢山聞こえる(!?)ようになった来ました・・・・。その時の感動は今も、日々新たに古民家に接するたびに続いています・・・・。古民家の不思議なパワーに、今更ながらに驚いている次第なのです・・・・・・・。
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