大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

AFCも犬飼会長も中国・韓国の実情を解っているのか?

2008-10-12 06:24:04 | サッカー全般
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/10/11/09.html

スポニチに↑の記事が載っていたんだけども、これだけを読んで見て思ったことがある。「AFCというのはここまで杜撰な認識でいたのか」ということだ。

(記事より引用開始)
「日本が変更すれば、韓国、中国も右にならえとなると言われた」というAFCの具体的なプランも明かした。
(引用終わり)

AFCは何を根拠にこんなことを言い出すのであろうか?韓国も中国も例年シーズンは10月ぐらいで終了してしまう。その理由というのは、北方の寒冷地において11月以降(というか10月半ばでさえ)は余りにも寒すぎるからに他ならない(但し、中国は今年北京五輪の為に中断期間が長かったため、11月下旬までシーズンは続く)。まあ、AFCのオエラ方たちというのは基本的に冬という季節が存在しない東南アジアや西アジアの国々の人たちだから、東アジアの寒冷気候とうのをご存知ないんですかね?彼らには一度11月~1月の間に韓国のソウルや、中国の北京・大連・そして長春といったところへ足を運んでみたら、その時期にそうした場所がサッカーを見る・する環境に相応しいかどうか解るんじゃないだろうか。

いや、本当はAFCだって判っていたはずなんだけどね。東アジアは寒冷地の気候の関係でシーズンは春秋制でしかできない。また、アジアでは多くの国において春秋制を導入している。こうした現実があるからこそACLもまた同時に春秋制になっているのではなかったか(興味深いのは、東南アジアでもタイのように本来気候に影響を受けない地域で春秋制でしかも日中に試合が行われていることだが)。

恐らく秋春制への以降という打診があったのは、AFCは今後欧州と同じカレンダーに合わせようという風に考えているからなのかもしれない。だとしても、中国と韓国が日本に右へ倣えするかもしれない、と考えるのはこの両国の風土や、日本と中韓の過去の歴史を考えると余りにも無茶な考えだろう。もっとも、こんな考えが出てくるのも、日本と中韓の間に横たわる感情って、当事者以外の人間にはなかなか解り辛いんだろうけども・・・

ただ、そういう打診があったことをポロリと喋ってしまう犬飼会長って・・・あなたはよほど秋春制が大好きなようですね。


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