大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

「ガンバ系ブロガーが選ぶ2009年ガンバ大阪ベストマッチ」 -互いに死力を尽くしたこの試合

2010-02-09 07:00:18 | ガンバ大阪
昨年を1年間の中でヤットがベストマッチとして挙げた試合というのが、リーグ戦アウェーの広島戦だったけれども、見ている側の視点でもこの試合をベストマッチに挙げたいと思う。私が毎年この企画で選ぶ基準として挙げているのが、「相手の出来も良かったか」というものであって、第三者や相手側から見ても面白い試合だった、と言える試合こそベストだと考えて推しているわけです。実は08年に自分が考える中においてそういう基準に達するまでには何かが足りないと思っていたので、そうした基準を外して、あえて笑いの神様降臨のあの試合を挙げたんだけども、今思えばヴェルディの側から見たら本当に良かったとは言えなかったし、こちらだけが勝手に盛り上がっていたな、と思う。

やっぱり、ガンバの真骨頂というのは、自分たちがまず光を放ち(攻撃を仕掛ける)、相手が負けじと照り返し(反撃する)、その上で相手の上を行くかのように照り返す(攻撃しかえす)というところにあると思うわけです。その意味で、アウェー広島戦というのは前半は広島、後半はガンバという風に明暗を分けたものの、お互いが存分に持ち味を発揮した昨シーズンのガンバだけでなく、Jリーグの中でのベストマッチだったと言えるのではないでしょうか?広島の青山なんか試合後しばらく動けずに号泣したけども、自分の持てる力を120パーセントフルに出しきっても勝てなかった時に、かつて名波や俊輔は涙を流したけども、彼もそんな心境だったのだろうか?

2点のビハインドを追いついたガンバと追いつかれた広島とでは当然この試合への捉え方というのが違って来るものだと思うけども、お互いが死力を尽くした痛み分けの試合とは言え、このような素晴らしい試合に立ち会えたという余韻が、帰りの新幹線の中でも残っていたのを覚えている。現場で試合していた当事者であるヤットがベストマッチに挙げていたのと奇しくも一致していたのだが、それは人を感動させるにはまず自分たちが感動しなければならないという芸術家の感性に似たものだと言える。

そう言えば代表でヤットはもっと楽しくやろうと言っていたそうな。そんな状態じゃ、見ている方は面白くないのは当たり前だよな・・・

1 コメント

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ご投稿承りました (タカギ(ユ))
2010-02-09 15:04:50
民国さん、こんにちは。
MVPに引き続き、ベストマッチの投稿をありがとうございます。こちらで確認いたしましたので、これで受付完了とさせていただきます。

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