ドクダミ
生まれ故郷の家の道具小屋の軒先や大きく浅いザルの上に、
黒く干乾びてミイラ化したコイツが沢山横たわっていたのだ。
多分、母か祖母が煎じて飲んでいたに違いない。
と言うわけでいつものようにちょっと調べてみました。
すると、なんと驚くなかれ~
ドクダミもお浸しにして食べられるんだって~!!!
でわでわ、詳細を
ドクダミ(蕺草(どくだみ)、学名:Houttuynia cordata)
ドクダミ科ドクダミ属の植物。
別名、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)。
林などの湿った半日陰地に自生する宿根草で、特有の臭気がある。
住宅の回りでも、日当たりの良くないところに生えていることがある。
開花期は5~7月頃。
茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に
淡黄色の小花を密生させる。
本来の花には花弁もがくもなく、雌しべと雄しべのみからなる。
(フリー百科事典『ウィキペディア』より抜粋)
え~っ!あの可憐な白い花だと思っていたのは、
花じゃなかったのか~~!
雌しべ、雄しべを持ちながら種子ができない。
繁殖は全て地下茎まかせという変わった性質の植物。
4枚の白い花弁のように見えるのは、実は葉に近い性質の苞(ほう)で、
真の花は中央に棒のように伸びた花茎の周囲に、花弁もがく片もなく、
雌しべ、雄しべだけを持った小さな花が密生している。
黄色に見えるのは、雄しべの先端の葯(やく)(花粉粒の袋)である。
名前の由来
生の全草には特有の臭気があるので、何か毒でもはいっているのかと、
ドクダメ(毒溜め)の名から、つづいてこれがドクダミに変化した。
「わが国の馬医これを馬に用いると、十種の薬の効能があるので、十薬と言う」
と「大和本草」にでている。
採取時期と調整法
5~6月、花が咲いている時期に、根も含めた全草を採取し、日干しに。
生の葉は随時必要時に。
薬効と用い方
化膿性のはれものに: とりたての新鮮な生の葉を水洗いし、
新聞紙のような紙に包んで火にあぶり、やわらかくなったら、
はれものの大きさに折って患部に当て、絆創膏で止めておくと、
うみを吸い出し、はれもひく。
利尿、便通、高血圧予防に: 乾燥した十薬(名前の由来参照)を
煎じて飲むが臭みはない。
十薬20g~30g、薏苡仁((よくいにん)ハトムギ)10gを煎じ、
お茶がわりに飲む。
便通を整え、十薬中のクエルチトリン、イソクエルチトリンの作用によって、
血圧を調整する効果がある。
便通でお悩みの方、血圧高めの方は、
ドクダミ茶がよろしいようで。
参考抜粋【私の健康別冊薬草カラー図鑑:伊沢一男・著】
ドクダミは、干した葉をお茶として飲めば健康茶になりますが、
山菜として食べてもおいしいものです。
摘むと嫌な臭いでムッとするので、食べることなど誰も積極的にやりません。
しかし、ゆでると、鮮やかな緑色となり、臭いも消え、おいしく食べられます。
ゆでると、鮮やかな緑色となり、
臭いも消え、おいしく食べられます
若い芽を天ぷらにしたり、
塩湯でゆでて、水にさらし味噌とみりんであえるそうです。
美味しそうだね~。
メッチャ興味津々~
別名「地獄蕎麦」っていうし、マジに食べてみたい…
でも周りに採ってもよいドクダミがないので、
取り敢えず庭先にドクダミが生えている、勇気のある方、
いっぺん食べてみて、是非是非、味の感想を聞かせて下さい。
参考抜粋【山菜ガイドブック:山口昭彦・著】
他にこちらにとても詳しいサイトがありました。
ドクダミの効能が凄いのなんのって!→こちら
お!忘れるところでした。
花言葉は 白い追憶
花言葉のサイトをサイドバーリンクに加えました。→『花言葉ラボ』
ちょいとドクダミにドキドキワクワクのichiiでした。
本日も長々とお付合い下さり、ありがとうございます。
まあ・・・薬草ですし・・・食べられるのはそうだと思いましたけど・・・
食べてみたいですね・・・一度は!!
私も調べてみてびっくりしました。
癖のあるものって意外に美味しいですよね。
一度たべてみたいものですね~。
明日葉なんて相当癖が強いから、
あれが食べられるならドクダミも食べれそう。
どくだみって、あの真白な花がなんとも可憐で、
大好きだったのですが、まさか花じゃなかったなんて!
ちょと驚きです。
ちいさい頃、アセモノの時期になるとどくだみのお風呂にいれられてたので、
薬草なんだろうなと思ってはいたけれど・・・
食べられるんですねぇ(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!
食べてみたいけど、道端のはものきっと無理ですよねぇ~
ちょとプランターで育ててみよかな?なんて思いました(*^^*)
ドクダミは何かと薬用としては活用されていますが、
食べると言う話はあまり聞いたことがないですよね。
私も一度食してみたいです。
当ブログにいらして下さる方が、
ドクダミを食すことについて面白い情報を下さったので、
後でアップしようと思います。
他の方にも見て頂きたいので、
後ほど記事にリンクを貼りたいと思います。
私はドクダミが身近で手に入らないので、
食べるのはすぐには実現できないかな。
いつになるか分かりませんが、
どこか出先で見つけたら摘んできたいと思います。