長谷川よしきのブログ

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任意のワクチン接種が無料へ 要求取り組みが実る!

2010年12月16日 | ブログ

 乳幼児がかかり、時に命を落とす、治っても知的発達遅れや手脚にまひが残るなど、重い後遺症となる、細菌性髄膜炎を要望するワクチン(ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン)の接種を国の「定期接種」にすべきと、WHO(世界保健機構)から日本政府に勧告がなされていましたが、いまだに実施されていません。

 「ワクチンで助かる子どもの命を救おう」と全国での運動と併せ、国会でも日本共産党はいち早く政府に「定期接種」を求めてきました。

 三田市でも、私はこの問題を真っ先に取り上げ、繰り返し議会で質問してきました。

 今年4月からはヒブワクチン接種に費用の半額を助成が実現し、遂に来年(2011年)1月からは、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチンの両方が実質無料接種となりました。また、子宮頸がんワクチンについても、今年10月から半額補助となっていましたが、これも来年1月から無料接種となりました。

 これら3種のワクチン(現在は任意接種)について、政府はやっと重い腰を上げ、「定期接種」をめざして、当面今年度の補正と来年度1年については、国が費用の半額を持ち、残る半額を各自治体負担とし、実質的にワクチン接種が無料となります。

 この12月議会で、私はしつこく細菌性髄膜炎防止の問題を取り上げ、国が半額負担をする方針を打ち出したことを受けて、三田市として残る半額を負担し、誰もが安心してワクチン接種が受けられるようにすることが「子育て支援になる」と市長にその実施を迫りました。(3月議会、9月議会、12月議会の3回)

 今年の夏は、うんざりするほど暑い中、「まあ、どこにいても暑いものは暑い」と割り切り、ペットボトルを途中で追加購入しながら一軒一軒訪問し、若いお母さんたちの声を聞きながら署名をいただきました。6月議会終了後、実質1カ月ほどしかない中、貴重な経験ができました。

子宮頸がんワクチン (対象年齢 中学1年~高校1年の女性) 3回接種

ヒブワクチン  (対象年齢 0歳~4歳)  0歳: 4回接種、1~4歳: 1回接種

小児用肺炎球菌ワクチン

      (対象年齢 0歳~4歳) 0歳:4回、1歳:2回、 2~4歳:1回の接種