6月26日、20日間の6月定例市議会が閉会した。丁度その日に私たちのくらしに大きな影響を及ぼす消費税率の10%への引き上げ法案が衆議院本会議で民・自・公等の多数で可決した。
国民の過半数が反対している消費税率引き上げを国会の外で民・自・公3党で合意した内容を国会と国民に押し付けてきている。
それぞれの立場があり、主張があるのは当然で、またそれがなければ政党ではないが、それにしても2大政党、政権選択を国民に訴え、公約を平気で撤回する政党は政党といえるだろうか?あまりにも無責任すぎるし、目的のためには手段を選ばない政党なのでしょう。自民・公明がやりたかったことを看板をすげかえて民主党にやらせ、その民主党を「民主党の政権担当能力の喪失が明らかになってきた」(谷垣・自民党総裁)や、「民主党が政権を担当しつづけていく正当性は無くなった」(山口・公明党代表)という政党もどうだろうか?ますます政治不信となることを恐れる。
三田の市会議員選挙も目前。早朝のJR各駅も賑やかになってきている。これまで市内各所を自転車に乗って回りながらハンドマイクで訴えていると、小学生から大学生など大変若い層から高齢者まで、近くに寄ってきてくださり声をかけてくださる。大変ありがたい。そこでお互いの話もでき、それぞれの意見交換もできる。
自分の足で歩きながら直接市民の声、生活を私の肌に染み込ませることの大切さを改めて感じている。市民・国民からかけ離れた政治は独りよがりに過ぎない。