11月19日(水)午後、キッピィーモール6階にて、ことしも「三田地域合同就職面接会」が開かれました。
午後0時50分には市長が挨拶をし、面接に参加されていた人々を励ましていました。こうした会場へ、市長直々毎年参加しあいさつ。なかなかできるものではない。こうした点は評価しています。
今年は24社が募集に参加し70件の求人件数、138人の求人でした。午後1時30分ころには100名を超すかたが面接に来ていました。面接と並行して別の部屋では介護に係るセミナーが持たれ、20数名の方が熱心に話を聞いていました。
面接に音連れた何人かに話を聞いてみました。
一人の方は、「失業して3か月、これまでに4社に応募するも書類選考で落とされ、一度も面接さえ受けさせてもらえなかった。今日は面接ができるので頑張りたい」と。
もう一人の方は朝まで仕事をしてきて、「現在契約社員なので今後が不安。正社員として働きたいので来てみたが、資料を見ると正社員でも給料は10数万円。この賃金では本当は大変だけれど、将来のことを考えると正社員のほうがよいが…」と。
またもう一人の方は、「現在派遣社員として働いている。正社員として働いていたが、産休が取れず、契約社員の道を選んだ。ただやっぱり不安定なので正社員を希望したい。自分は何の資格も持っていないので、厳しい」と、話してくださいました。
それぞれ状況は違いますが、働く環境は厳しく、誰もが安定した、生活できる賃金の正社員を希望されています。そこでこそ本人のやる気が出るでしょう。
ハローワークの職員の方々にも話を聞きましたが、「一般にはなかなか就職を希望しても、面接さえ受けさせていただけないのが実態。せめて面接で人物を評価していただきたい。こうした合同面接会では必ず面接できるのだから、多くの方に利用していただきたい」と話しておられました。
一人でも多くの方が就労に結びついてほしいと祈りながら会場を後にした。
その後は、前日夜に安倍首相がついに『衆議院の解散・総選挙」を表明しました。これを受け、暮らしをずたずたに切り刻んでしまった政治を止めさせ、消費税の10%先送り実施ではなく、ストップをさせるため、宣伝カーに乗って市街へでて訴えました。
孫を連れた60代の男性が近づいてきて、「頑張ってくれ。共産党は3倍に増えてほしい!」と言って、握手をしていかれました。また、市営住宅前では、近づいてきてお礼を言ってくださる方、手を振ってくださる方など、多くの方から励ましていただきました。
夕方6時からは、JR三田駅で後援会の方々と共に宣伝をしました。やはりそこでも何人かの方々から励ましの言葉をかけていただき、共産党への期待の大きさを実感しています。