聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ファッション用語が生まれるほどのセンス

2009-07-01 23:32:12 | 洋画ラブストーリー、ラブコメ
今やすっかり映画監督だけど
私は本や脚本が大好きではまった三谷 幸喜さん。
その彼が尊敬する監督として必ずや挙げるのがビリー・ワイルダー


今から10年近く前、三谷さんにはまった時に
彼の作品もあさりましたその一つで54年の作品


麗しのサブリナ 


ベタベタな笑いに
しっかり声を上げて笑っちゃうからやっぱりすごい

運転手の娘サブリナ・フェチャイルド(オードリー・ヘップバーン)は
父が働いているお屋敷の息子
ディヴィット(ウィリアム・ホールデン)に恋をしています。

けれども所詮身分違いの恋。

傷ついたサブリナは2年間パリに留学し…


見違えるほど、美しい女性になって帰ってきます

そんな訳でディヴィットも彼女の虜になり
2人が結ばれるのかと思いきや
そう単純ではありません。

ディヴィットは資産家の息子。
幾ら磨かれて帰ってきても、身分の違いは変わらないのです。

さらに麗しいサブリナ。
彼女に心惹かれるのは彼だけではありません。
年の差があるディヴィッドの兄ライナス(ハンフリー・ボガード)だって…


一筋縄でいかないサブリナの恋
オードリーの魅力がたっぷり味わえるロマンティック・コメディです



幾ら可愛い、美しいと大絶賛された女優さんでも
長い年月が経つと、どこか古臭さを感じる。
けれど、彼女の場合やっぱりキュート


顔はもちろんだけど行動も.

例えばディヴィットに振り向いてもらう為に
自殺未遂しようとするシーン。


車庫で排ガス中毒になろうとして
ドアを閉めたまま、ガンガンエンジンを掛けるんです。
それがあまりに煙たくて、ゴホゴホなり…
窓を開けてしまう(笑)意味無いじゃんっ

1つ1つの振る舞いが全てキュートで
女性としては見習いたい部分が沢山
天性の女優なんでしょうね

洋服もドレスから普段着までしっかり着こなしていて
黒い七部丈のパンツを

サブリナパンツ

という様になったのはあまりに有名
スタイルが良いからよね~、あんな細身のパンツが似合うのは。
今ならクロップドパンツと言うけど
イメージ的にサブリナパンツの方が細い気がする。。
あ、色は関係ありませんが。



ところでビリー・ワイルダー監督だから笑い所も多い。
個人的にはライナスがサブリナとのデートではしゃいじゃって
年甲斐のない格好をする所とか
お尻を怪我しているディヴィットが
ライナス開発のビニール製ハンモックでお尻を打つシーンとか好きです
わざとでしょ(笑)


やはり人間の感性ってそう簡単に変わるものではなく、印象に残ったのは以前と同じでした

さらに細かい部分まで気になるから
やはり良い映画は何度でも見るといいね


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