聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ティルダの迫真の演技は見物です

2009-09-04 21:55:29 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
きっと頭をフル回転させ
集中力を絶やさず見れば
きっとどんどん面白くなってくるはず

そう信じて1時間位頑張っていたんだけど…
07年アカデミー賞作品賞にもノミネートされた作品


フィクサー 

フィクサーとはもみ消し屋の事です。



訴訟問題を扱う法律事務所に勤める
マイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)

と言えば弁護士を思いたくなりますが
彼の仕事は゛フィクサー"=もみ消し屋。

つまり正義とは名ばかりで
専ら公には出来ない会社ぐるみの問題を
世の中にばれないようににする仕事。

ですから嫌気をさし、
この仕事を辞めようと
飲食店経営に財産をつぎ込んだ矢先
それにも失敗し、全財産を失う事に。


同様に虚しさを感じていたのが
同僚のアーサー・イーデンス(トム・ウィルキンソン)
彼はうつ病にもなり
挙句の果て、お得意先の会社の不正を暴こうとします。


病気でもあるし
そこまでひどい不正だと思っていなかったマイケルは
何とかアーサーを説得しようとするのですが…




ジョージ・クルーニーが制作に名を連ねた事でも話題になったサスペンスです


この作品で
不正していた会社の法律担当を演じた
ティルダ・スウィントン
アカデミー賞助演女優賞を受賞しています

その事実通り
ラストの方でジョージとやりあうシーンがあるんだけど
半端じゃない緊張感

家でベッドに横になって見ていたのに
思わず起き上がって
TVに近づいてしまいました
このシーンに1つ足しておきます。


とまあ、誉めている割に評価が低いのが
気になりますか


だって正直、時系列シャッフルを使う意味が
解んないだもん

パルプ・フィクションに代表される様に
時間が流れ通りに進まないこの手法。

この作品でもラストが最初の方で見せられ
何故そうなったのか、徐々に明らかになっていきます。

でもこの手法を使う大前提として
今をしっかり魅せなければいけないと思うのです。

つまり場面が切りかわった時に
さっきのシーンは何だという疑問が残っては
次のシーンに頭を切り変えられないのです。

そうこうしている内に
変な集中力を必要とされ、ストレスが溜まる

しかもこの作品は1時間足らずで
ラストの意味が判っちゃう
それなら最後まで見る必要ないじゃ~ん

そんな訳で、
本日は辛口エントリになってしまいましたが
改めてパルプ・フィクションはすごいなというのが解って収穫
近々、また見~よぉっと


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