聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ありのままを受け入れて

2008-03-05 22:34:38 | 洋画青春・ロードムービー
先程帰って来ました。
今日は試写会があったのです。



今年度アカデミー賞作品賞を初め4部門にノミネートされ
見事脚本賞でオスカーを手にしたジェイソン・ライトマンの作品

JUNO(ジュノ)

本当に素晴らしい作品でした。
今年見た中で1番
(まだ2ヶ月しか経ってないけど

何がってまず会話がおしゃれ。

16歳の女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)が
仲良しのクラスメイト(マイケル・セラ)と関係を持ち
予定外の妊娠をしてしまう…

つまり

10代の望まない妊娠というのがテーマな訳です。

かなりシリアスになりそうなもの。
だけど最初っから最後まで笑いっぱなし。

その上、テーマがテーマだから当然考えさせられる。

最初、ジュノは中絶しようとするんだけど
家族や友達、そして里親に支えられて
産む事を決意するんです。

お腹も大きくなって、エコーで子供を見ている時
生んだ後は里親が育てるという事を知った検査技師の女性が言います。

「良かった。10代の両親に育てられる子供の環境は劣悪だから」と。

それに対して、反論する継母ブレン(アリソン・ジャネイ)はすごく格好良かった。


確かに10代、ましてや高校生で妊娠するのは避けた方がいいと思う。
現実問題、お金を稼いで生活しなければいけないしね。

だけど、なら、
きちんと毎月決まった給料がもらえる両親の元で育てば
子供は幸せか?

年齢で大人であれば、子供をちゃんと育てられるのか?

答えはノーだと思う。

今更、愛がすべて
なんて言わない(笑 言いたいけど)

だけど「10代の妊娠」と言うだけで何かを判断しようとするのは
いけない事だと思いました。
私もまだまだ色眼鏡で人をみているんだなぁ。
反省


それに対して、ジュノの両親は何と人間が出来ているのでしょう。
ジュノという人間をありのままに受け入れていました。

同じ状況になった時どれだけの人が
同じように協力してあげられるだろう?
見習いたいです。

この映画から私は

ありのままを受け入れる事の大切さを学びました。

是非、劇場でご覧あれ


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