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TV(BS・CS)で観た映画(日本)を5本

2017年01月21日 | 映画(国内)

 

「オリヲン座からの招待状」
2007年 

京都を舞台に時代の流れに翻弄されながらも老舗の映画館を守り続けてきた男女の純愛を描きます
戦後まもなく、館主(宇崎竜童)が病に倒れ、オリヲン座を引き継ぐことになった弟子(加瀬亮)と先代の妻(宮沢りえ)
周囲の心無い噂話や仕打ち、映画産業斜陽の中、貧乏に耐えながら映画館を守り続けた二人を淡々と描きます
加瀬さんと宮沢さん、お二人の演技に尽きると思います
幼い頃、映画館で大切な時間を過ごし結婚したものの、今は別居中の夫婦(田口トモロヲ・樋口可南子)にもホロリとなりました

 

 

 

「トニー滝谷」
2005年 

原作・村上春樹さん、未読です

音楽・坂本龍一さん

語り・西島秀俊さん

イラストレーターのトニー滝谷(イッセー尾形)のところに担当者としてやってきた出版社編集部員の英子(宮沢りえ)
長く独身を続けたトニーでしたが、英子に強く惹かれ結婚にまで漕ぎつけます
穏やかに平穏に過ぎる結婚生活でしたが、ひとつだけ難点が…
実は、英子は買い物依存症だったのです
全体にグレーが基調の映像の中、宮沢りえさんのファッションが際立ちます
英子が交通事故で亡くなり、大量に残された美しい衣服を前に途方にくれるトニー滝谷
彼の喪失感が痛いほど伝わってきます 

ハイセンスです
雰囲気でみせる映画でしょうか
嫌いではないです♪

 

 

 

「雨のアムステルダム」
1975年 

ショーケンみたさに鑑賞


しげな商社の駐在員としてアムステルダムに暮らす男性(萩原健一)と、偶然出会った高校時代の憧れの女性(岸恵子)との刹那的で危険な恋の行方を描きます
およそ結末はわかっていても目が離せません
「傷だらけの天使」のアムステルダム編といえなくもない雰囲気を楽しみました

 

 

 

「トキワ荘の青春」
1996年 

著名な漫画家が多数暮らしていたトキワ荘
リーダー格の寺田ヒロオ(本木雅弘)を主人公に置いて売れっ子になる前の石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄らの生活を実話に基づいて描きます
藤子不二雄の藤本弘役が阿部サダヲさんですが、殆ど台詞はなく「静か」なのに驚きました
寺田ヒロオさんという漫画家さんは知りませんでした
映画鑑賞の後、調べてみましたが、あまり器用ではなくで苦労された方のようです

 

 

 

「福福荘の福ちゃん」
2014年 

森三中の大島美幸さんが30歳過ぎの独身男性に扮したことで話題になりました
福田辰男、通称“福ちゃん”
昼間は塗装業の仕事に汗を流し、夜はアパートの住人同士のトラブルを解決
皆から慕われ、人望も厚い福ちゃんでしたが、大変な女性恐怖症で、同僚(荒川良々)がセッティングしてくれたお見合いも台無しにしてしまいます
そこに現れたのは中学時代の同級生(水川あさみ)
実は、福ちゃんの女性恐怖症には彼女が大きく関わっていたのでした 

都会の片隅で、不器用だけれど一生懸命暮らす人々の日常を優しい視点で描きます
辛いところもありますが、福ちゃんの笑顔が消してくれました
大島さんが本当に男性に見えてきてしまいました(^_^;) 

ナントカ荘というのはタイトルになりやすいのでしょうか
本でも、三浦しをんさん「小暮荘物語」、宮部みゆきさん「希望荘」などがありましたね

 

 

 

 

 


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