1978年7月に刊行された文春文庫の新装版
文春文庫
2014年 1月 新装版第1刷
2014年11月 第3刷
解説・角幡唯介
260頁
冬山の遭難を材にとった山岳短篇集です
新田さんはまだ数冊読んだだけですがこれはミステリー色の強い作品ばかりで意外でした
でも「つぶやき岩の秘密」という作品もありますし、ミステリーに縁の無い作家さんではないのですよね
男性は女性問題や出世問題が絡むと何かと困ったサンになってしまうようで…
山登りに縁のないワタクシ
解説で角幡さんが書いておられる、山でのトラブルは下界の非常につまらないことが原因で起こることが屡ある、に驚きました
冬山という厳しい自然を前に、人間の傲慢や愚かさを鋭く描いた作品集です
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