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池澤夏樹編「本は、これから」

2012年05月15日 | 新書

 

岩波新書
2010年11月 第1刷発行
2010年12月 第2刷発行
244頁


37人が思いを馳せる、書物と人間の未来形
池澤夏樹/池内了/池上彰/石川直樹/今福龍太/岩楯幸雄/上野千鶴子/内田樹/岡崎乾二郎/長田弘
桂川潤/菊池成孔/紀田順一郎/五味太郎/最相葉月/四釜裕子/柴野京子/鈴木敏夫/外岡秀俊/田口久美子
土屋俊/出久根達郎/常世田良/永井伸和/長尾真/中野三敏/成毛眞/南陀楼綾繁/西垣通/萩野正昭
長谷川一/幅允孝/原研哉/福原義春/松岡正剛/宮下志朗/吉野朔実

主に、紙の本vs電子書籍について、本の過去と未来について、様々な立場の37人が俯瞰するエッセイ集
2010年発行ですので、中身についてはやや「古い」感は否めません

正解も誤解もありません
従来の書籍、雑誌か電子書籍かどちらを選ぶか、どちらが生き残るか、などという短絡的な問題でもありません
紙の本も電子書籍も、書き手、読み手、出版に携わる者が今後を見据えて考えを出し合い、よりよいツールとして発展させていかねばならない、ということでしょう


さて、自分はどうかといえば
電子書籍もたまに読みますが、それは読書と呼べるものではなく、情報を得るためのツールのような位置づけです

紙の本を持った時の重み、紙の手触り、あの文章は本の真ん中あたりの右の頁の後ろのほうにあったはず、という感覚は電子書籍にはありませんね
今のところは、ですが

さてさて、書籍の世界は今後どうなっていくのでしょうか?

 

 


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