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辰濃和男「文章のみがき方」

2013年11月04日 | 新書

 

岩波新書
2007年10月 第1刷発行
2012年2月 第10刷発行
239頁

 

 

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか
漱石・荷風から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える
歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫
執筆中と推敲時だけでなく、日常のなかの留意点もまじえて説く

 

 

Ⅰ 基本的なことを、いくつか

Ⅱ さあ、書こう

Ⅲ 推敲する

Ⅳ 文章修業のために

 

 

紹介文に載っている名前以外に、須賀敦子さん、西加奈子さん、藤沢周平さん、江口香織さん、井上ひさしさんなどなど
古今の多くの方々の文章を例にとりながら、著者の考え方が述べられています
それが、大変わかりやすく、説教じみてもいない
正に「良い文章」なのです

 

毎日書く

乱読を楽しむ

書きたいことを書く

借りものでない言葉で書く

わかりやすく書く

書き直す

比喩の工夫をする

感受性を深める

自分と向き合う

 

当たり前のことが出来ていない
自分の拙い文章に情けなく恥ずかしいばかりです

 

本書を教科書に、少しずつでも自分の文章を磨いていけたら、と強く思いました

 

 


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