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映画・バーニー みんなが愛した殺人者

2013年08月20日 | 映画(海外)

 

原題 Bernie

2011年 アメリカ

 

1996年、アメリカ・テキサスの小さな町で実際に起きた「マージョリー・ニュージェント事件」をベースに映画化

葬儀屋バーニー(ジャック・ブラック)が遺産目当てで大富豪の未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)を銃殺

実際にバーニーを知っていた人々の証言と再現ドラマによるセミドキュメンタリー仕立てになっています

 

私たちは本物のバーニーを知りません

そこで人々の証言に基づいたバーニー像をもってバーニーを知ることになります

バーニーという男は

善人の仮面を被った極悪人なのか

それとも根っからの善人なのにマージョリーのあまりの仕打ちに魔が差しただけなのか

真相は語られません

未亡人マージョリーも同様

人を人とも思わぬ強欲ババアというレッテルを貼られており町中の誰一人として彼女の事を良くいう人間はいません

 

 

やがて逮捕されたバーニーは終身刑の宣告をうけます

それでも町の人々の大半はバーニーを擁護します

陪審員制度の危うさ

法に背いても神が許せばよしとするのか

ゴシップ的な視点で描かれた少し毛色の変わった映画で、なかなかに面白く鑑賞しました

 

 

御年79歳のシャーリー・マクレーン

ユーミン♪が年を取ったらこんな感じかな、なんて思いました

(役の性格じゃなくて、あくまで外見ですヨ)

 

エンドロールで実際のバーニーが登場

ナルホド、この人がね~、極悪人とは思えない風貌です

でも、そう思うのは住人たちの証言に毒されているからなのかもしれませんね

 

 


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