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中原昌也「名もなき孤児たちの墓」

2008年06月17日 | な行の作家
誰の欲望も満たすことのできない小説を、僕は書きたい
ふざけてるのか?
天才か?
無茶苦茶な本音で、空洞化した現代に孤高の叫びをあげる鬼才の作品集!


最初の1編で
先日の事件が正当化されているかのようで読むのを止めようかと思いました

刺す
殴る
叩き潰す
殺る

せっかく買ったんだし
もうちょっと

現代の影の部分を表に出して
今はこういう世の中なんだ
これがスタンダードなんだ
と言いながら
これではいけないんだ
と暗に訴えているのか?

しかし
そうではないかもしれない
ただ喚いているだけの作家なのかもしれない

むぅ~
こういう「小説」もあるんだ
という点では読んだ価値ありとしよう


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