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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2017年11月28日 | 映画(海外)

 

 

 

 

「Re:LIFE ~リライフ~」
原題 THE REWRITE
2014年 アメリカ 

15年前、アカデミー脚本賞を受賞しハリウッドのトップ脚本家となったキース(ヒュー・グラント)
しかし、その後は鳴かず飛ばず
妻に逃げられ一人息子とも連絡を取っておらず、自宅の電気も止められるというどん底の生活を送っています
そんな彼が生活の為に仕方なく引き受けたのは田舎町の大学の文学部のシナリオコースの講師
当初は好き勝手な振舞いで周囲から浮いてしまうキースでしたが、生徒たちの映画への真摯な思いに触れる中で、彼自身も本来の力を取り戻し、人生をやり直す姿は観ていて気持ちの良いものでした
「セッション」で鬼教師役を演じたJ・K・シモンズが、本作ではハートフルで家族思い、涙脆い大学の学科長を演じています
あまりの違いに驚きました!

 

 

 

 

「天使のくれた時間」
原題 THE FAMILY MAN
2000年 アメリカ 

マンハッタンで大手金融会社の社長として活躍するやり手ビジネスマンのジャック(ニコラス・ケイジ)が数日間別の人生を生きることで愛の大切さを知るラブメルヘン
自分は全てを持っていると嘯いたジャック
クリスマスイヴの夜に出くわしたある出来事をきっかけに別の人生を生きることになります
それは成功者とはほど遠く、サラリーマンとしてタイヤショップで働き、13年前に捨てたはずの恋人・ケイト(ティア・レオーニ)と二人の子供との慎ましい生活でした
当初はとまどうジャックでしたが、やがてケイトへの愛が甦り、この世界の自分は平凡ながらも家族や友人とクリスマスを祝う良き家庭人であることを知ります
再び、本来の世界に戻ったジャック
社員たちには帰宅してクリスマスを祝うよう声をかけ、実は孤独で一緒にクリスマスを祝う相手もいない自分を振り返り、この世界のケイトを探し出そうと奔走するのでした 

別の世界でジャックを支えたのは他ならぬケイト
もっと早く気づいて欲しかったです
あ、それでは映画になりませんね 

金持ち成功者として生きるもあり
貧しくともよき家庭人として生きるもあり
どっちが幸せなのでしょう
ほどほどが良いと思うのは虫が良すぎかしら^^

 

 

 

 

「フライド・グリーン・トマト」
原題 FRIED GREEN TOMATOES
1991年 アメリカ 

1920~50年代のアラバマ州
駅前の名物料理フライド・グリーン・トマトで賑わうカフェを切り盛りする2人の女性をめぐる物語を
現代の老人ホームに入居する老女がたまたま出会った中年女性に語り聞かせるというヒューマンドラマ

家族の死、夫の暴力、人種差別に負けず強く生きた2人の女性
イジー(メアリー・スチュアート・マスターソン)とルース(メアリー・ルイーズ・パーカー)
2人の出会いからルースの死まで
物語を語る老女はニニー(ジェシカ・タンディ)、聞くのは夫との結婚生活に倦怠期を迎え何とかしようとはしているものの夫の無協力、無理解に苦しんでいる専業主婦のエヴリン(キャシー・ベイツ)
物語の中心はお決まりの性差別、人種差別ですが、それを乗り越えた2人の女性の友情と自立を少しユーモアも交えて気持ちよく描いています
そして、その物語を聞き終えたエヴリンも生きる意味を見い出し夫も彼女を見直すのでした
ラストのお墓のシーンにニンマリでした(^^♪

 

 

 

 

 

「偉大なるマルグリット」
原題 MARGUERITE
2015年 フランス 

音痴にも関わらず多くの人から愛された伝説のソプラノ歌手、フローレンス・フォスター、ジェンキンスをモデルに音痴の歌姫マルグリットの数奇な運命を描いた人間ドラマ

パリ郊外にある貴族の邸宅で開かれたサロン音楽会
主役であるマルグリット夫人(カトリーヌ・フロ)は救いようのない音痴なのですが、招待客たちは彼女に拍手喝采を送ります
彼女はただ大好きなオペラを歌っていたいだけで、聴いてもらいたいという純粋な思いから人前で歌うのですが音痴に気づいていないのは本人だけ
夫はそんな妻が見ていられないことから様々な理由をつけては邸宅に近づかないようにしています 

始めは、莫大な資産を持つ貴族夫人が自己満足のために歌っているだけだろうと思ったのですが、徐々に彼女の純粋さや歌う理由、夫の妻への思いやりがわかってきます
夫人に尽くす黒人執事の真意はどこにあるのか?
彼の行為が夫人の未来を明るくしてくれるのか?
けれどハッピーエンドに繋がらなかったのは悲劇でした
フランス映画の描く人間ってキビシイなぁ

 

 

 

 

「50/50 フィフティ・フィフティ」
原題 50/50
2011年 アメリカ 

ガンで余命宣告を受けた青年・アダム(ジョセフ・ゴードン=レビット)
酒も煙草もやらないのに、尚且つ車の運転もしないのに
1年後の生存率50% 

恋人との別れ、心配性の母、抗ガン剤治療の副作用
そんな中でも以前と変わらずアダムに接してくれる親友(悪友)カイル(セス・ローゲン)
セラピストの女性(アナ・ケンドリック)との出会い
人生の一大転機を迎えたアダムが周囲の支えを受け悩み苦しみながらも生き抜こうとする姿
最後はとりあえずハッピーエンド(^_^)
大きなどんでん返しもなくごくありきたりな展開ですが、それが心地よい作品でした

 

 

 

 


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2 コメント

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大好き~ (cyaz)
2017-11-30 08:45:39
こにさん、おはようございます^^

gooの勝手でTBが出来なくなり残念です・・・。
『フアイドグリーントマト』、大好きな映画です!
ジェシカ・タンディやキャシー・ベイツ、いいですね~♪
前にもしかしたらコメントしたかもしれませんが(汗)、
メアリー・スチュアート・マスターソンが好きで、
映画のプロモートで来日した際に、コネを最大限に使って
生の彼女に会うことが出来ました!
とてもキュートでしたよ^^
返信する
cyazさん (こに)
2017-11-30 21:31:33
TB終了、本当に残念。
cyazさんの記事の「リライフ」の感想がアッサリしててわかるわかるって笑っちゃいました。
以前メグ・ライアンに会えたってコメント頂いてます。
いいないいな~~~
”女優”って綺麗なんでしょうね~。光ってるんでしょうね~。
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