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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2017年04月12日 | 映画(海外)

 

「素敵な人生のはじめ方」
原題 10 Items or Less
2006年 アメリカ

 

モーガン・フリーマンが主演・製作総指揮を務めたハートフルコメディ
しばらくスクリーンから遠ざかっていた有名俳優(モーガン・フリーマン)が久々の映画出演となる作品の役作りのためロサンゼルス郊外のスーパーマーケットを訪れます
そこで出会ったのがレジ係りの女性(バス・ベガ)
彼女は現状のままでは未来はないと分っていて転職しようとしてはいるものの、物事の考え方がネガティブで狭い世界観しか持っていません
かなり強引に彼女を引っ張り回し、ファッション、髪形、化粧を変えさせ、色々とアドバイスをしてポジティブ思考を植え付けようとする俳優を、最初は鬱陶しがっていた女性でしたが、徐々に心を開いていきます

モーガン・フリーマン色に満ちた作品
気持ちの良い終わり方でした
終盤に流れるのは懐かしいポール・サイモンのダンカン♪
この曲を聴けただけでも自分の中では高評価になりました

 

 

 

「サンドラの週末」
原題 Deux jours,une nuit
2014年 ベルギー、フランス、イタリア

 

病気で仕事を休んでいたサンドラ(マリオン・コティヤール)
復職の目途がたち週末の金曜日に職場に顔を出すと、社長から不景気の為職員へボーナスを支給するには1人解雇しなければならず、サンドラを解雇すると告げられます

同僚のとりなしで
サンドラの雇用を続ける代わりにボーナスは無し
サンドラを解雇、ボーナスを支給する

週明けの月曜に職員たちによる投票を行い、サンドラの扱いを多数決で決めるということになります
土日の間に、同僚たちを説得して回るサンドラ
しかし、同僚たちそれぞれには様々な事情があり、票集めは困難を極めます
サンドラ側に投票すれば、立場が危うくなる人もいれば、ローンの支払いが滞る人もいる
それでも自分に投票してくれる人もいる
白か黒か、決着のつく問題ではありません

最後のサンドラの決心に拍手を送ります

 

 

 

 

「ノッティングヒルの恋人」
原題 Notting Hill
1999年 アメリカ

 

出会うはずのない二人
アメリカの大スター(ジュリア・ロバーツ)と、ロンドンのノッティングヒルにある本屋店主(ヒュー・グラント)のラブストーリー

特別期待もせず観始め
ラブストーリーの王道に淡々と鑑賞
二人の恋を応援する本屋店主の仲間たちが人が良くて微笑ましかったです

随所随所に流れる音楽はなかなか良かったです
特に、最初の別れの後、本屋店主が市場を駆ける姿を捉えたシーンが良かったかな♪

 

 

 

「チャーリング・クロス街84番地」
原題 84 Charing Cross Road
1987年 アメリカ

 

1949年、アメリカ人女性作家(アン・バンクロフト)が、アメリカからロンドンの古書専門店に注文書を送ります
勿論、Eメールなどありません、タイプライターで打った文書を郵便で送るのです。
アメリカでは入手出来ない良書を手に入れることが出来た女性作家は戦後5年近くになるもロンドンの経済的困窮を知り、御礼として女性用ストッキングや缶詰を送ります
良書を愛するという共通点を持つ古書店勤務の人々とは店と顧客以上の関係=友情を育んでいきます
女性から書店への注文書、それと書店から女性へ送られる書籍に添えられるウィットと優しさに溢れた手紙がとても素敵です
Eメールで簡単に済ます現代ではほぼ消えてしまった感覚ですね
書店代表者にアンソニー・ホプキンス、その妻にジュディ・ディンチ
ラスト近く、さほど重要な役回りでなかった妻から女性作家への手紙にジュディ・ディンチの存在感が爆発します

 

 

 

「アンコール!!」
原題 Song for Marion
2012年 イギリス

 

メンバーが全て高齢者の合唱団に参加している癌で余命宣告を受けたマリオン(バネッサ・レッドグレーブ)
マリオンの体調を気遣い参加を快く思っていない夫・アーサー(テレンス・スタンプ)
合唱団の指導者や仲間に一緒に歌ってはどうかと参加を薦められても一切を否定
頑固で偏屈、可愛くない老人ですねぇ
本当に妻を愛しているのなら彼女の思うままにさせてあげれば良いのに…
妻を喪うのが、独りぼっちになるのが怖くて怖くて仕方のない肝っ玉の小さな男
ひとり息子との関係も最悪です

よくあるパターンで、このご老人が、自分を守ろうと築いていた固い殻を破って最後には笑顔に満たされるという内容
それがわかっていても泣かされました

 

 


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