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ヘレン・マクロイ「二人のウィリング」

2016年09月05日 | 海外の作家

 

訳・渕上痩平
ちくま文庫
2016年4月 第1刷発行
解説・深緑野分
274頁

 

ある夜、自宅近くで精神科医探偵のウィリングが見かけた男は「私はベイジル・ウィリング博士だ」と名乗ると、タクシーで走り去った
驚いたウィリングは男と後を追ってパーティ開催中の家に乗り込むが、その目の前で殺人事件が…
被害者は死に際に「鳴く鳥がいなかった」という謎の言葉を残していた
発端の意外性と謎解きの興味、サスペンス横溢の本格ミステリ

 

 

初めて読む作家さん
最後に解説を読んで女性作家とわかり驚きました
ヘレンさんですものね
確かに

 

 

ウィリングと名乗った男が殺され、本物のウィリングが謎の解明に取り組みます
ウィリングの妻の台詞
「最初からその男が殺害の目的人物だったのではなく、ウィリング、あなたと間違えて殺されたのかも」
この着眼点が気に入りました
あとは次々と明らかになる謎、人物の相関関係、などなど
久しぶりに、このポイントは大事だから、と自分に言い聞かせながら集中して読みました
いやぁ~、ホント面白かったです

 

ウィリングもので妻が活躍する作品も発表されているらしいので機会があれば読んでみましょう^^

 


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