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TV(BS・CS)で観た映画(日本)を5本

2017年10月07日 | 映画(国内)

 

「怪談」
1965年 

小泉八雲の「怪談」より
黒髪 新珠三千代・三国連太郎
雪女 岸恵子・仲代達也
耳無芳一 中村嘉葎雄
茶碗の中 中村翫右衛門

 

時代が時代なのでお金をかけているのは分るけれどセットの不出来は仕方のないこと
そこがまた逆に新鮮で懐かしい日本映画らしくて良いのですけどね
内容は誰もがよく知っている怪談話なので驚きや発見はありませんが観客を惹きつけるものがあります
音楽は武満徹
映像によく合っています

 

 

 

 

「夜逃げ屋本舗」
1992年 

借金苦の人々を救うべく活躍する夜逃げ屋(中村雅俊他)と信販会社の調査員(大竹しのぶ)を描いた社会派コメディ
簡単にお金が借りられて買い物も出来てしまうカード社会、怖いですね~
夜逃屋げを応援したくなりますが、ふとそれもどうかと…
本作に描かれている夜逃げしようとする人々は、大抵が無計画な買い物や事業の失敗で莫大な借金を背負ったわけで責任は本人にもあるのではないかと思いました
悪質とはいえ踏み倒される信販会社もたまったものではありません
大竹しのぶ演じる冷血な調査員の過去はさもありなん
中村雅俊につきまとう石野陽子演じる女性は何なのでしょう
ブサイクでした(・_・;)
出来不出来はともかく、主題は面白く記憶に残る映画でした

 

 

 

 

「蜜のあわれ」
2016年 

室生犀星が晩年に発表した会話のみで構成された小説を映画化
赤いドレスを纏う赤子(二階堂ふみ)と老作家(大杉漣)
親子以上に歳の離れた二人は仲睦まじく暮らしていました
そんな中、老作家の過去の女(真木よう子)が幽霊となって現れます
エロティック、キュート、コケティッシュ、天真爛漫
二階堂ふみさんで成功していると思います
映画で文学に浸れる奇妙な文芸ファンタジー
好みでした

 

 

 

 

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
2007年 

女優を目指して上京したものの全く芽の出ない姉・澄伽(佐藤江梨子)
かつて姉の秘密を漫画に描いて暴露してしまったため彼女から壮絶なイビリを受ける妹・清深(佐津川愛美)
姉妹の板挟みになってしまう異母兄・宍道(永瀬正敏)
お人好しで能天気な兄嫁・待子(永作博美)
身勝手で自意識過剰、傲慢な勘違い女・澄伽の帰省をきっかけに巻き起こる壮絶な家族バトル
一家は澄伽に支配されてしまうのかと思いきや
一番タフで強かったのは妹?
それとも何も考えず感じてもいない兄嫁?
怖かった…

 

 

 

「サンゴレンジャー」
2013年 

沖縄県石垣島を舞台にサンゴを守るために奔走する若者たちの姿を描いた青春ドラマ
環境保護か利便性を求めるがための環境破壊か
現地の人にしかわからないことがあるのは確かなこと
劇中の台詞にもありましたが『余所者は引っ込んでいろ』ですよね
優れた題材を生かせていない軽いコメディ映画だったのは残念
青柳翔、田中圭、佐々木希さんなど
若手俳優陣が一生懸命だったのはわかるけれどちょっと弱かったかな

 

 

 

 


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