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ヘミングウェイ「老人と海」

2017年02月12日 | 海外の作家

 

訳・福田恆在
新潮文庫
1966年 6月 発行
2003年 5月 93刷改版
2016年 6月 119刷
147頁

 

 

 

誰もが知っている名作
これが、この歳になるまで未読だったのですねぇ

 

キューバの老漁夫・サンチャゴ
唯一の友人は近所の少年
時折サンチャゴの小舟で一緒に漁に出ますが、少年の父親は息子がサンチャゴと関わりを持つことを快く思っていないようです

 

長らく不漁が続いたサンチャゴ
ある日、単独で小舟に乗って漁に出ます
今日こそ大物が獲れると信じる彼の思惑通りに巨大なメカジキがかかりますが、老人一人には手に余るほどの大物で、小舟はメカジキによってどんどん沖合に連れられていくのでした
老人とメカジキの3日間に渡る死闘を徹底的な外面描写で描きます

読後は、まるで1本の映画を観たような気持ちになりました

 

陸に上がっている時は殆ど痴呆老人のようなのに、漁に出た時のサンチャゴはそれこそ水を得た魚のように雄々しい姿を見せます
そんな彼を理解し、傍にいてくれる少年との友情が可能な限り続いてくれたら、と思いました

 

しつこく
名作です


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