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二間瀬敏史「日本人と宇宙」

2013年10月10日 | 新書

 

朝日新書
2013年5月 第1刷発行
236頁

 

 

飛鳥時代の宇宙観から、「はやぶさ2」、最新宇宙論まで

宇宙物理学の権威が一気に紹介!!

 

なぜ、宇宙先進国になれたのか!?

 

三日月・十六夜・寝待月・更待月

満ち欠けする月の形にこれほど呼び名を付けた民族は他に例をみない

近年では、小惑星探査機「はやぶさ」の成功も記憶に新しい

飛鳥の時代から現代まで、宇宙へのロマン満載の理系・文系ともに楽しめる一冊

 

第一章     「愛でる月」から「探査する月へ」

第二章     母なる太陽の異変を探る

第三章     我ら星の子-恒星をめぐる物語

第四章     生命のすむ惑星を探して

第五章     太陽系の小さな仲間たち-小惑星と彗星

第六章     宇宙誕生の謎に迫る

第七章     日本人の宇宙観-飛鳥時代から江戸っ子まで

第八章     日本の近代天文学の誕生

第九章     現代天文学から未来の天文学へ

 

 

 

2010年金星への軌道投入に失敗した「あかつき」

今は金星よりも少し内側の場所で太陽の周囲を回っているそうです

2015年11月、もう一度金星に接近し、代替エンジンを使って周回軌道に入る予定とか

「はやぶさ」のように度重なるトラブルを乗り越えてミッションを果たしてくれることを願います

 

 

冲方さんの「天地明察」と渋川春海の名が何度も登場しましたが一般ウケ狙いかしら?

天文学、物理学のやや専門的な内容以外に、仏教伝来とともに伝わった須弥山宇宙観や、日本全国の星のつく地名など、雑学的な情報も満載

宣伝文句のとおり楽しめる一冊でした

 

 

 

 


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