読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

平野啓一郎「本の読み方 スローリーディングの実践」

2009年10月27日 | 新書
本はどう読めばいいのか?

量から質への転換を

魅惑的な「誤読」のすすめ

古今のテクストを読む
夏目漱石「こころ」
森鴎外「高瀬舟」
カフカ「橋」
三島由紀夫「金閣寺」
川端康成「伊豆の踊り子」
金原ひとみ「蛇にピアス」
平野啓一郎「葬送」
フーコー「性の歴史Ⅰ 知への意志」


本読みにとっては当たり前のことしか書かれていません
速読は何の得にもならない
分らない言葉や漢字が出てきたら面倒がらず辞書を引く
複数の本を比較する
我が身に置き換えてみる
再読にこそ価値がある
再読については、大江健三郎さんの「憂い顔の童子」のなかに出てくる、re-readingが紹介されています!


本を読まない人
楽しめない人にこそこういった本を読んで欲しいと思うのですが
そういう人たちに読書を薦めるって難しいです

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白石一文「この世の全部を敵... | トップ | フィツジェラルド「ベンジャ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新書」カテゴリの最新記事