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和田秀樹「「がまん」するから老化する」

2011年03月14日 | 新書

 

PHP新書
2011年2月第1版第1刷、第2刷
248頁


概ね予想通りの内容でした

・若返る日本人
サザエさんの父親、磯野波平は54歳、母親、ふねは48歳の設定だそうです
連載が始まった昭和26年頃には違和感もなかったそうですが今聞くと驚きです
最近のCMで見るようにお二人とも65歳前後かと思っていました
ともかく、老化が遅くなっている日本人の生活様式、食事にはかなりよい要素が含まれているらしい、ということです

・「やせると長生きできる」はウソ
本書のおすすめBMIから自分の体重を逆算すると、絶対肥満!としか思えない数字になります
長生きするという小太りなんてものじゃないと思うのですが…
やせ過ぎでなければ良いのではないかしら


・日本人はもっと肉を食べていい
魚、野菜、海藻などと合わせてバランスの良い食事を心がけましょう、ということです

・血圧も血糖値も下げすぎのほうが怖い
数字が低くなれば、それは即死に繋がりますからね
少しくらい標準値を超えても気にしないことです

・スポーツが健康的とは限らない
激しい運動を続けたり紫外線を浴びすぎれば活性酸素が増えて細胞の劣化が進みます

・バイアグラは血管を若返らせる
下卑た印象が先走りする医薬品ですがそもそも狭心症の治療薬として開発されたものなのですから当然のことです

 

周囲にいる「若く見える人」「老けて見える人」を観察してみましょう
なんとなくその原因がわかってくるような気がします

国が発表する数字やデータに惑わされることなく、常識に囚われず、そして何事も我慢し過ぎないことが大切なのです


老化を限りなくおさえ長生きできる方法は
冬眠状態、コールドスリープ状態になること
そうまでして生きてはいたくありませんが…

 


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