映画・アンノウン

 

原題　UNKNOWN
2011年　アメリカ

 

 

アメリカの植物学者・マーティン・ハリス（リーアム・ニーソン）は、学会に出席する為、妻・エリザベス（ジャヌアリー・ジョーンズ）を伴いベルリンへ向かいます
ホテルに到着後、忘れ物に気付きタクシーで空港へ引き返すのですが、途中で交通事故に遭ってしまいます
４日間の昏睡の後目覚めると、驚くことに、妻は自分を知らないと言い、見知らぬ男が自分を名乗っていたのでした
自分こそがマーティン・ハリスであることを説明したくとも身分を証明する物は何もなく警察にも疑われ、自分の精神がおかしいのではないかとも考え混乱するマーティン
やがて自分の命が狙われていることを察したマーティンは、事故を起こした時の不法移民のタクシー運転手・ジーナ（ダイアン・クルーガー）や元秘密警察・ユルゲン（ブルーノ・ガンツ）の協力を得て真相解明に乗り出します

 

病院に不審な人物が侵入してきたり、地下道や地下鉄で誰かに後を付けられたり
普通なら植物学者がそのような異変に気づくこともないでしょうし、危機を逃れる手段も分かるはずはありませんが、どうやら彼は非常時に対応する術を体得しているようです
マーティン・ハリスとは一体何者なのか
頼みとしていたアメリカ人の友人・ロドニー（フランク・ランジェラ）がベルリンにやってきてからの急展開には画面から目が離せませんでした

フランク・ランジェラは、「フランクじいさん～」「グレースオブモナコ～」の役柄のイメージが強く、絶対にマーティンの味方だろうと勝手に思い込んでしまい意外な設定にビックリでした

 

アクション映画はあまり見ないので免疫が無いからでしょうか
カーチェイスのシーンなど、ワクワクドキドキが止まらず夢中になってしまいました

 

ラストはちょっと切なかったと同時にこんな終わり方で良いのかな、とは思いましたが
面白かったです