点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

焼肉きんぐは闘い

2024年04月30日 19時35分53秒 | 日記


令和6年4月28日日曜日の夜ごはんは、近所の「焼肉きんぐ」だ。一週間前に子どもらがマエダ健康マラソンを走破し、自分も桜マラソンで頑張ったため、実家の母がごちそうしてくれたのだった。

焼肉きんぐは90分食べ放題という触れ込みだが、ラストオーダーは終了20分前までで打ち切られる。また注文するタブレットには「ラストオーダーまで〇分」と常に表示されているから、常に時間に追われる自分はとにかく焦る。落ち着いて優雅に食べるなんて無理で、いつもタイパを意識して急いで食べがちになる(自然とお酒も急いで飲みがちで、悪酔いしがちだ)。

きんぐのシンプルにして最も素晴らしいなと思うところは、その生き急ぎがちなお客さんに合わせるように、注文してからお肉が届くまでがかなり早いと感じるところだ。その時のお店の混み具合や、時間がかかるお肉などによっても影響されるが軒並みお肉の到着が早い気がして、食べ放題の90分を「損したな、まだ行けたのにな」と感じたことはない。

この日は前回の投稿で書いた「タイヤ交換でめっちゃ時間かかった」日であり、そのもどかしさも手伝ってとてつもない勢いでパクパク食べゴクゴク飲んでしまい、もはや一週間前にハーフをいいタイムで走り切ったストイックな自分は完全に消滅してしまった(なんせ「中ごはん」を2つ食べたあとに、まだ行けるだろと勢いのまま「小ごはん」1つ行ったからね)。

ビールも5杯ほど…。ほんと、貧乏性というのは大変に恐ろしいものだ。焼肉きんぐに行くたびに、自分の本性というか強欲さを強烈に思い知ることになって、それに対して呆れるとともに、超満腹になって家路につくという満足感にも浸ることができる。自分にとって焼肉きんぐは、普通の焼肉屋さんとはかなり異質な存在になりつつある。

次回行くとしたらいつか。多分またかなり先になりそうな予感はするが、おそらく次回もまた、許される時間の範囲内で自分の限界に挑戦するような、そんな一時になるんじゃないかなと思われる。

                       ~完~


令和6年ゴールデンウィーク前半部分のこと

2024年04月29日 08時57分02秒 | 日記


・令和6年4月27日土曜日。市内トイザらスでベイブレード(要は今風のベーゴマです)の大会が開かれるらしいという妻の情報を聞いて、対戦相手に悩む6歳息子のためにエントリーしてみようかということになった。現場に行ってみたらガチ勢ばかりで、「スターターキット」でワイワイやってる我々にはかなりな場違い感。スタッフも自分らと話をして超初心者だと察したらしく「今日は見学だけにしておいた方が」と。確かになと思い息子も納得のうえ観戦のみにとどめた。

トーナメント第一試合でいきなり、二人のガチ小学生が全く同じコマを出す(多分あれが最強なんだろう)。区別がつかなくなるから一つに丸シールを張ることにしたが、観戦している親が「あれだと張った方が重くなるだろう(ずるいだろう)」なんて話していて、丸シール1枚で?と思ってしまった自分は競技者としての意識は低いと言わざるを得ない。

・4月28日日曜日。早朝8時半から、新しく青森市でオープンした映画館イオンシネマにて上映された「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」を観る。画面が大きくなったという情報を聞いてたけど違いはわからない。本編が始まる前に地域(青森市の企業)のCMが沢山流れて、本編が始まる前に子どもらは集中力が切れてしまった感はあったものの、本編そのものはかなり熱い展開が多くて盛り上がり、ポップコーンも美味しかったので良かったなと思った。

・同日の映画のあと、我が家ではまだタイヤ交換ができてなかったがやっとお店に持って行って交換をお願いした。事前にお店に電話して「今からで全然大丈夫ですよ」ということで待っていたが、受付完了から1時間45分が経過してもまだ作業すら始められていない状態とわかり、これはヤバいだろうと思い(もう子どもらが待ち疲れて限界を数度越えている)、お店を一旦出て近くの丸亀製麺でうどんを食べた。

うどん食べてる間に「さすがにもう終わってるでしょ」という11歳娘だが、店舗に戻ってもやっぱり終わっていない。突然連絡して行った自分が100悪いが、電話時「結構お待たせしますよ」と言ってくれると自分は有難かったかも。結果、3時間半後に作業完了して「ちょっとハンドル傾いてますが直しませんか」と提案されたが、ここからさらに30分かかると言われたため直さず帰った。暇つぶし道具のswitchがあって良かったがなかなかに疲れた一時となった。

                       ~完~


ここが岐路

2024年04月26日 19時54分27秒 | 日記


4月25日水曜日。先日のあおもり桜マラソンに参加(または応援、従事)したチームメンバーで集まっての打ち上げが開かれた。

マラソンの話も盛り上がりつつ、話題の多くは新年度それぞれの仕事の近況についてで、話を聞いているとメンバーはみんなかなり忙しくしているということが痛烈にわかった。自分もそれなりには忙しくて、それなりに大変だなと思ってはいるが、他の方々と比べれば全然余裕があってどこか申し訳なさを感じる。

かなり前々から決まっていた打ち上げにも関わらず、仕事が立て込んで来られないという人も数人いて、「次回は●●マラソン大会に出よう」みたいな話題にもなるのかなと予想していたものの、個々が明らかに忙しくてそういう展開にはならなかった。走り始めるとしたらやはりまた来年の桜マラソンでということになるのだろうな(それすらも果たしてどうなるか)。

マラソンのことで考えると、今この時が自分にとって確実に岐路になっていると思う。仕事の余裕っぷりを活かして引き続き個人で練習を継続するのか、去年と同様にすっぱり止めてまた来年、チームが結成された時に改めてイチから走り始めるのか。天使と悪魔よろしく、自分の頭の中に二人の自分がいて葛藤しているところ。

練習継続したい自分の理屈は主に3つで、①せっかくいい感じに体を作ったのにここで終わらせるのはもったいない。②せっかく高いシューズを買ったのに使わないのはもったいない。③せっかく痩せてきたのにもったいない。逆に辞めたい自分の理屈も3つで、①ランニングには莫大な時間を要するので面倒くさすぎる。②個人ではモチベーションが保てない。③積極的に疲れるようなことをしたくない。

今のところ、天使も悪魔も拮抗しているが、だらだら決断しないままでいるうちにどんどん走力は落ちて行ってしまう。また自堕落なので「走れる時に無理せず走ろう~」とか、気楽なレベルでは絶対続けられず、やるからには徹底的にやらないといけないこともわかっているので、ここいらで強い決意が必要だ。どうしよう、どうしよう…  

                      ~完~


令和6年度あおもり桜マラソン

2024年04月21日 16時36分37秒 | 日記


令和6年1月1日から練習を開始して、ついに本日あおもり桜マラソン大会を当日を迎えた。レース前はちょっと肌寒かったが気温は12℃くらいあって、去年みたいなひたすら寒いなんてことはなく、まさにレース日和だ。

現場で同じチームの方たち(と言っても一緒に練習したことはない)と合流して今日の調子を聞きあい、一緒に準備運動をして体を暖める。スタートまで誰とも会えずに一人準備していた去年と比べて、人と雑談しながらの準備はうまい具合に緊張感が無くなって、時間も早く過ぎるからいいかもしれない(ただし準備運動はややおろそかになる)。

ついにレースがスタートして、肝心な最初の1キロタイムは4分58秒だった。練習の時はそれこそ7分とかになりがちなのにいきなりの5分切りで、さすが大会で大勢のランナーと一緒に走る一体感、高揚感は感覚を麻痺させてくるなと思う。その後も沿道の知人に手を振りながら、キロ4分49秒、4分40秒、4分42秒とハイペースのまま序盤が終わる。

5キロ地点、ベイブリッジあたりでうちの子らが応援に来ると聞いていたけれどもいない。後から聞いたら、預けていた母が「10時ころ通過する」という情報を誤認して11時に応援に来ていたとのことで、その時間にはとっくに走り終えていた。6歳息子は仮装ランナーの恐竜に手を振ったり逆にランナーからチョコを貰ったりしてそれなりに楽しんではいたみたいだ。

桜満開で春まつり中の合浦公園を通過して、八重田浄化センター前を過ぎて野内方面まで来たところで、これまで継続していたキロ4分台の継続がだんだん厳しくなってきた。一応4分台を出してはいたものの、気持ち的にそれまで普通に出ていたものが、「出力を上げ」ないと5分切りが出来なくなってきた。このあたりから、周りのランナーに抜かされ始める。

野内駅で折り返したあと、17キロからは地点はもうついに5分を切ることが出来なくなってしまい、とにかくいろんな人に滅茶苦茶抜かされまくる。抜いていく人は多分5分を切っているはずだ、と必死・決死の思いで付いて行って、一度だけ4分59秒を出したのが最後。後は崩れるように5分7秒、5分13秒、ラスト1キロは5分13秒でヘロヘロなゴールを果たした。

最終的なタイムは、1時間44分!今回の目標として1時間45分を切ることを掲げて頑張ってきたのでこれは本当に嬉しい。序盤でキロ4分40秒を継続していた時は「まさか1時間40分切れるか?」など頭をよぎったりもしたが、結局終盤で体力が尽きてしまって、やはり突貫で練習した状態ではまだまだ高望みなレベルなのだなと再認識させられたところ。

ゴール後は恒例で、飲み物だとか青森名物イギリストーストや、タオルや保険の宣伝などいろんなものを貰いまくって、こっちは体力ゼロの状態だから小さいものでも死ぬほど重い。スタート前に預けた荷物の回収は去年よりも圧倒的にスムーズになって、ストレスなく帰路につくことができたのだった(そこから実家までの徒歩での帰路はまた地獄だったが)。

さて来年だが…。取り合えず今は白紙で何も決めていないものの、正直な気持ちを書くにあおもり桜マラソンは青森市民にとっては厳しい大会だと思えるため(なぜなら練習しなければならない時期が豪雪期と完全に被るから)、マラソンを継続することにしたとしても、別な大会を探すことになるのかもしれない。他の知人のようにスタッフとして貢献するのも良いように思える。

取り合えず今日は、この後家系ラーメンチェーンの木村家に行って強烈に塩分補給するのと、あとはお酒解禁して吞んだくれるのが楽しみだ。元日からここまで、よく頑張ったなと自分を褒めたい良い一日になりました。

                             ~完~


決戦前々夜

2024年04月19日 20時38分57秒 | 日記


令和6年1月1日から開始した、あおもり桜マラソンに向けた練習も、ついに昨日で終わりを迎えた。

最後の練習は軽く5分40秒ほどのペースで5キロ。思えば最初の頃はこのペースで走ることなどとても出来なかったし、5キロという距離も恐ろしく長く感じたものだが、今では息もほとんど切れず、距離もメチャクチャ短く感じる。たった3か月3週間ほどの練習期間だけれども、熱心に取り組めば人間ここまで走れるようになるのだなと驚く。

練習で走った距離は計367キロと、目標の326キロを上回った。また、明日土曜日を気力で節制しきれればの話だけれども、去年よりも体重を2キロ弱落とすことにも成功したので、もはや去年の自分に負けるなんてことは考えられない(去年の自分に劣っていることがあるとすれば1歳加齢したことくらいか)。去年のタイムだった「1時間50分」をどこまで上回れるか。

今年は、たまたま運が良くて雪が少ない冬だったから、もしかしたら今回が40代のハーフマラソンのキャリアハイになるかもしれない。去年のように大会をもってマラソン練習自体を辞めてしまう可能性大だし、来年異動などで慌ただしい職場に行ったらもう走ることもできない。なので、次を意識するとかそういうことではなくて今回で全てを出し切るつもりで走りたいと思う。

目標タイムは1時間45分を切ることだ。これは、1キロ平均5分を切るということになるけれども、普段から練習をしてて5分を切るということはほぼ無いに等しいためかなり厳しいような気はしている。ただ、レース本番は練習の時と比べてテンションが高まるからなのか、周りのランナーに引っ張られるからなのかタイムが良化することを経験上知っているため、当日の覚醒次第では目標達成もあり得るかもなと感じている。

とにかく当日は決死のラストランのつもりで走り、終わったあかつきには、まずは結果がどうであれすぐさま、1秒でも早く家で横になり、ちょっと回復したら我慢していたお酒を飲んで、正真正銘の自分へのご褒美をあげることにしたい。

                          ~完~