2024年ゴールデンウィーク。むつ市への小旅行2日目だ。
早朝にホテルを出てから、13年前に住んでいた懐かしのアパートを外から軽く見学して(全然変わっていない)、今度は大湊方面へ。有名店「吉田ベーカリー」であんバターサンドとピーナッツサンドを買い、水源地公園でシートを広げ青空朝ごはんだ。前の日にボン・サーブで買っていたヨーグルトも出して、これはもう最強のむつ市コンビネーションだな。
ボン・サーブのヨーグルトは…とにかく味が優しい!今、人生で最もヨーグルトにハマっていると言える自分が考えるに、妹から貰った福島のヨーグルトがさすがに不動の1位で動かないものの、これは2位に入る。ソフトクリームも美味しかったが、あれはお客が並びすぎてるせいか、貰った時点ですでに8割溶けていて衝撃を受けるほどではなかった。本命はやはりヨーグルトだった。
ソフトクリームと言えば…と思い、旅行の思い切りも手伝ってそこからさらに奥地、川内ダムまで37キロを行く。昔、そこに売っていた「ひばソフト」がバツグンに美味しかった記憶があったので。法定速度以下で走る軽トラの後ろで行列になりつつ、大量の虫に囲まれつつ、ダムの壮大な景色も堪能しつつでなんとか現地に到着すれば、ひばソフトはもう販売を停止していたが代わりに黒豆ソフトというものが販売されていた。
嫁の調べによるとソフトに練りこんでいたヒバ材が枯渇したためらしい、と。でも黒豆ソフトが明らかに段違いで美味しくて、子どもらが感動していたのでこれは良かった(今回の旅で食べた者の中で一番美味しかったと)。
再び水源地公園へ戻りはる祭りを堪能する。「北洋館」や「弐番館」など、近隣にある大湊海軍時代の施設をめぐって歩いてスタンプラリーを完了して、ムッシュ・ムチュラン関係の缶バッチを2個ゲットした。春仕様だけで6種類あり、これが季節ごとに変わるのと、さらにそれらを4つだったか集めると特別仕様の缶バッチが貰えるらしい。ラリーによって近隣施設の見学者も増えるし、上手なアイデアだなと感じる。
お昼には、本当は海軍カレーを食べたかったが水源地公園内の喫茶店はすでに閉店、市内万八ラーメンでも行ってみたら土曜日のみ提供ということらしく気持ちが切れて、ここでラーメンだのぎょうざだのを食べて終了とした。ここから青森市内までの100キロの車の運転は辛かったが、無事帰宅できてさっぱりだ。
さすがに1泊2日でしかも子ども連れとなるとむつ下北を堪能できたとは言い難い。恐山、尻屋崎、仏ケ浦…東通村のそばとか、飲み屋街の名物群など、体験したい全ては次回に持ち越しとなったが、次行くとなればおそらく数年後になって子どもらもだいぶ落ち着いているはずだから、今度はそちらの方を味わうこととしたい。むつ市時代の仲間にもまたいつか会いたいなあ。
~完~