ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
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第125号 歳三殿、祥月命日でござる!

2007年05月11日 | 新撰組

今日は新撰組副長・土方歳三の祥月命日。
旧暦の明治2年5月11日は明治政府軍の箱館総攻撃の日。
ここ若松町一本木関門付近で戦死、没後138年を迎えた。

 

我家は揃って新撰組ファン、妻がきのう買い求めた花に庭の花も添えて花瓶に生け、最期の地碑へ捧げてきた。
碑前にはいつも花が絶えないが、命日近くになるとご覧のようにたくさんの花、我家の花も歳三さんの前で生き生きと咲き誇った。

歳さんを狙撃したのは、蝦夷地に唯一藩庁を置いた松前藩の八番隊小隊司令・米田幸治(まいたこうじ)。
4年前、五稜郭タワーに土方歳三の立像が建立されたときのこと。
日野市にある「土方歳三資料館館長・土方陽子さん」と函館在住で米田幸治氏の末裔の方とが対談した。
お二人とも終始和やかな表情で、それぞれの先祖が戦わなければならなかった苦しさを思い浮かべながら語り合い、「悲しい出来事」と結んだ。

今月の19,20の両日、「箱館五稜郭祭」が開催されるが、19日にはタワーアトリウムで「土方歳三コンテスト全国大会」が開かれる。
函館に眠っているであろう歳さんもこれの審査に馬で出陣。
苦みばしった笑顔は、五稜郭上空の雲間から見えそうな気がする。

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