ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第307号 感激!夏の紅白~思い出のメロディー

2008年08月31日 | 放送局

昨夜7:30から、東京のNHKホールで収録された「第40回思い出のメロディー」が放映されました。
司会は篤姫に出演の松坂慶子さん、全ての女性のアイドルである氷川きよしさん。そして総合司会は阿部渉アナ。
阿部さんはニュース番組とは打って変って、なごやいだ雰囲気で二人をサポートしていました。

35名(組)の歌手が出演、舞台装置の豪華さ、カメラ数の多さと早い動き、バックダンサーの多さと華やいだ衣装、まるで夏の紅白歌合戦のようでした。

身を乗り出して見たのは「ロカビリー3人衆」のミッキー・カーティス、平尾昌晃、山下敬二郎さんの面々。
私ども夫婦が中学生のころ流行し出し、国内では新しいジャンルの曲。
見ながら、曲に合わせて、体を左右に振ったり手を叩いたりしながら一緒に歌ってしまいました。
三人は既に70代のはず。
でも、音程がしっかりしていて、かつ声量もありました。

突然、ライトアップされた旧青函連絡船・摩周丸が映し出され、小田切千アナの姿も
ありました。
甲板には、廃止時の各船船長と乗組員約30人が制服制帽姿で整列。
アナは廃止当日の心境についてインタビュー。
「青森から出航するときは、泣けてきました」と。
そして、ドラが叩かれ、汽笛が鳴り、「津軽海峡冬景色」のイントロが流れ始め、石川さゆりさんの登場。船員は隊形を一列に変え見入っていました。
手の込んだ演出、心が熱くなりました。

森光子さんはゲストだと思っていたら、女性のトリとして再登場。
東京キッドを披露。
米寿なのにしっかりした声でした。

故・石原裕次郎夫人はゲストの最後として登場。
会場に来られた方々と全国のファンにお礼を申し述べました。
裕次郎さんは、怪我や病気で入院が多くご苦労されたようです。
男性のトリは五木さん。
夫人の前まで歩み寄り「夜霧よ今夜もありがとう」を歌うと、涙ぐんでいました。
それを見ていた我が家でも目頭が熱くなり、感動の番組は10時に結びに。

この番組を見ていると、曲ごとにその当時のことが思い出されます。
小学生だったろうか?中学生だったろうか?社会人だったろうか?結婚していただろうか?悩んでいたろうか?自信を持って生きていただろうか?夢を持っていただろうか?などなど。
いろんなことが浮かんでは消え、消えては浮かび、己の人生の縮図をも 見れたひとときでした。

関係者の皆様、お疲れ様でした。


                   


 


第306号 今週のランチは

2008年08月28日 | 美味満足技処、買い物処

建設が進められている市内戸倉町の大規模商業施設にまた新しい店がオープン。
そこへ行くことにしました。
店名は「ONJIKI(おんじき)」。
五稜郭病院で営業していたレストランを閉店しての出店。
力の入れ方を感じました。

 

函館空港の1階でも営業していますから、一度は入店された方もおられるはず。
頼んだのは「トントン丼セット」。飲み物がついて750円。
ハーフサイズなので完食できました。

麦粉も蕎麦粉も国産を使用。食の安全にも気配りしている店です。
味は空港店で立証済み。
営業時間は11時~22時まで。
ぜひ、お立ち寄りください。

 

                     


第305号 早くもストーブのお世話に

2008年08月25日 | 我が家のもろもろ

全国的に急に涼しくなっているようです。
函館は今夏、30度を超えることなく終わりそうですが、ここ1週間ほどは異常に寒く、とうとうストーブに火を入れました。

 

北海道人は、外に出るときはバッチリ防寒装い。
でも室内では薄着で、意外と寒がりやなのです。
飛騨高山に秋口旅したとき、朝食会場があまりにも寒かったので、「暖房を上げてください」と係りの人に頼んだら「あら、北海道の人が寒いなんて・・・」と笑われてしまいました。

灯油の値段はリットルあたり前年6月は74円、今年は109円。高値が続いています。
寒中は一日あたりボイラー2台も含めて、15リットルは焚きますから大きな負担。
冬は図書館で過ごそうかと真面目に話しています。
現職時代には、燃料手当てが支給されていましたが・・・。
このほかに諸物価の値上がり。
生活防衛策は、いろいろ考えなければならない時代に入りました。

ところで、今朝のNHKホットモーニングでのクイズ。
口臭防止に効果がある方法とは?
①塩で歯を磨く②酢を飲む③だし昆布を口に含む④生姜汁を飲む。
正解のヒントは、先週のマイブログにあります。

                   

 


第304号 土方歳三も一息ついた温泉跡

2008年08月22日 | 旧跡、史跡

榎本武揚らが蝦夷地に上陸したのは明治元年の旧暦10月20日。
22日には、土方隊が五稜郭目指して噴火湾沿いに進軍した。
雪は30センチほど積もり、寒さが厳しかったといわれる。

 

この行軍での防寒服装はどんなものだったのだろうか?
土方は横浜で買い求めたアメリカ南北戦争で使われたリサイクル軍服を身に着け、長靴ていたのかも知れない。

しかし、一般隊士達はどんな服装だったのだろうか?
特に履物に興味があり、数年前に郷土史の先生に聞いたことがある。 
返事は「史料がなくわかりません」とのこと。
雪国で履いていた「わら靴」だったのだろうか?
まさか「わらじ」ではないだろうと・・・。

 

雪中行軍で、敵を打ち破っての入浴は、どんな癒しを与えてくれたのだろうか。
鶴の湯・山中旅館の面影は全くないが、近くに残る旧道だけがこの出来事を知っている。
(川汲~かっくみと読みます)

                   


第303号 これが昆布!

2008年08月19日 | 町の話題

数年前、平成の大合併で、函館市の一部になった「南茅部町(みなみかやべちょう)」。
ここで生産される昆布の量は日本一で、しかも品質の高さが好評です。
採取のピークは過ぎましたが、各地への発送はいまが最盛期。

 
 

漁協の加工場からは荷造りされた昆布がトラックに積み込まれ、全国に配送されています。
採取の最盛期には、学校の始業時間が遅くなり、家族総出の昆布漁に配慮。
 

 

現在、学校はは夏休み。
子供達にモデルになってもらいました。
未来に向けて瞳はキラキラと輝き、笑顔が素敵。
間もなく終わる北国の短い夏休み。
楽しい休みだったのかな?

 

大きくなったら昆布漁を引き継いでくれるのかな?
日本一の昆布生産地の地位を、守って欲しいものです。

                    

 

 


第302号 ロシア人機長も大ファン

2008年08月17日 | 町の話題

家から徒歩5分、空港からでも徒歩20分のところに、生鮮食品を主体にした百円ショップがあり、金曜日の午前は、ここに航空制服を着たロシア人の姿が見受けられます。

 

この日は、函館とユジノサハリンスクを結ぶ定期便の運航日。
当地に9時55分に着いて10時50分に飛び立ちます。

この短い滞函時間を利用して、買い物にやってくれるのです。
昨年までは、国内では販売されていない超大きなバッグに詰め込む量を求めていましたが、最近はそのような光景はなく、レジ袋に入るだけの量にとどめています。
日本国内と同様、ロシアでも消費が鈍っているような気がします。

いただけないのは、女性客室乗務員のマナーの悪さ。
レジで支払いを済ませると、缶ジュースを店内でゴックンゴックン。
大柄金髪なので余計目立ちます。
日本の航空会社の客室乗務員が見たら、眉をひそめることでしょう。
国民性や文化の違いが感じられます。

                   

 


第301号 庭からの贈り物

2008年08月14日 | 我が家のもろもろ

我が家の庭に畳3枚ほどの超ミニ菜園を開いています。
今月に入ってからようやく収穫ができるようになりました。 

 

特にキューリは次から次と垂れ下がり、ハサミを入れると切り口から水分が滲み、イボイボが痛いこと。酢の物や味噌をつけていただきます。
トマトはポン酢で。
ナスは、京ナスに似ていますがベイナスで、焼いていただきます。

収穫は今月末まででしょうか。
それまで、庭からの贈り物に感謝しながら味わっています。


                       

 


第300号 奉行所工事現場の見学会

2008年08月11日 | 旧跡、史跡

五稜郭で進められている箱館奉行所の復元工事。
昨日、その現場見学会が行われ二人で参加しました。
先月から始まった見学会は人気で、抽選で決定するほど。
今回は180人が12班に分かれ、35分の説明を市役所建築課の方から受けました。

 

奉行所は、大きな仮設建物ですっぽり覆われスケールの大きさに驚きました。
よく調達したと思う太い木材、大きな瓦、壁に塗る土、その下地になる長くて太いヨシズ等など。
江戸徳川幕府が、威信をかけて建設した蝦夷地の行政府、立派だったのではと感じました。

どうして忠実に復元できるかについても説明がありました。
函館中央図書館には、設計図面、仕様書、資材の産地書、工事請負者名などの史料が保管されているほか、明治元年冬にフランス人が撮影した写真もあって、外観や瓦の枚数などが判断できたといいます。

 

もともとは、元町公園にあった奉行所。
開国とともに、海に近いこともあって外国船からの艦砲射撃を恐れ、大砲の弾が届かない内陸部・五稜郭へ移転、ここで執務を開始したのは1864年でした。
しかし、明治2(1869)年にはここを占拠していた榎本軍に、七重浜沖の官軍旗艦・甲鉄から砲弾が打ち込まれました。
兵器の発達の速さは、設計者・武田斐三郎の想像をはるかに超えていたようです。

 

完成は22年6月30日の予定。新しい観光名所になること間違いなし。
完成が待たれます。
見学記念として木材の切れ端を頂戴、家宝にしようかなっと。

応対してくださった市役所の皆様、有難うございました。


                    

 


第299号 今週のランチどころは?  

2008年08月07日 | 美味満足技処、買い物処

JR函館駅傍にあるホテルが名称変更になって「ロワジールホテル函館」としてスタート。2階のレストラン街のランチを食べに出かけました。

店の名は「喜来里(きらり)」。
喜びが来る里とは考えた名前。
和室で掘りごたつ式は楽々で落ち着けます。
お願いしたのは「千円のAランチ」。 

 

握りずし4貫と冷やしじゅんさい蕎麦がメイン。
玉子焼き+豆腐の揚げだし+貝柱のフライ+白菜のおひたし+ミズととびっこのあえ+野菜サラダの計8品。
品数とボリュームに満足感がいっぱい。。
やはり「喜来里」でした。

函館の今日の予想最高気温は、今年最高値の29度。
ようやく暑さを感じるようになりました。
内地にお住まいの皆様は連日の猛暑で大変でしょうね!
どうぞ健康に気をつけてお過ごしください。

                       

                 


第298号 祭りの抽選会

2008年08月05日 | お祭り

町内会主催の港まつり。
後半の最大のイベントは「お楽しみ抽選会」。
多くの町民が集まってにぎやかな夜を迎えました。

 

 

券の配布は7時半から。長い列が並びました。
一等の自転車を目指して皆の目は発表者に注目。

我が家は4等で「キッチンタオルと麦茶のセット」が当たり大喜び。
「よかったね!よかったね!」と笑顔で腕組みしながら帰った楽しい夜でした。

                        


第297号 今日で終わり~ラジオ体操会    

2008年08月04日 | 町の話題

いち、にー、さん。
小中学校の夏休みがスタートすると、ラジオ体操が町内の中央グランドで始まります。でも、今日で終了。
健康維持のために参加、心地よい汗を流していましたので残念です。



子供のころは、休み期間中やってくれましたが、現在は短期間。
家族での旅行や行事が多いとかで、このような日程になってしまったとか。
当時は道路が舗装していなかったので、竹ぼうきで道路掃除も朝の日課でした。
いろいろな日課が除かれていくのは気がかりですが、時代の流れなのでしょうかね?

土日に予定されていた港まつりのパレードは雨で順延。
二日分をいっきに今日行われます。
「大門、駅前」、「五稜郭」の2コースは人、人の汗で全開。
函館は今晩、「夏の大燃焼」です。

夏日が一日もなかった函館。
今日から真夏日様がご訪問になるようで、深い深い青空が広がっています。
暑い、暑い夏がようやくやってきそうです。  

                    

 


第296号 節約、節約の花電車

2008年08月01日 | お祭り

函館港祭りに欠かせない「花電車}。
昨年はこのブログに載せようとして十字街の交差点で夕方撮影しました。
今年もリクエストのあった内地に住む方の要望に応え,、シャッターチャンスを狙っていました。

 

 

 

しかし、十字街交差点では思うような停車時間がなく、谷地頭終点で待っていました。やがて、花電車が来てびっくり。昨年と同じ外装。

市民は外装が大幅に変わっていないと感動しないもの。
本来の運行元は「函館観光協会」。
もう古いものは10年も前になるとのこと。
函館経済の落ち込みが感じられます。

子供のころは、スポンサーに地元資本のデパートや日魯漁業などが。
そして日本髪を結った芸者さんが乗っていた姿はもう見られないのでしょう。
にぎやかな情景が懐かしく思い出されます。