みい子と窓辺でティータイム

大好きなパソコンを介して素敵な友達がたくさんできました。
のんびりと気が向いたときに更新したいと思っています。

金色夜叉

2010-11-21 | 天寿会芸能大会

吉野川市鴨島公民館で恒例の
「天寿会連合世代間交流芸能大会」に友人が出演するので
写真を撮って欲しいと頼まれていたので出かけました。

踊りと聞いていたのですが・・・な・な・なんと金色夜叉・・・

尾崎紅葉原作で明治三十年頃~大ヒットした小説で
大正~昭和になっても語り継がれた名作ですが
長い間、忘却の彼方にありました

「僕がお前にこうして話をするのも今夜ぎりだよ。
一月の十七日、宮さん、この日をよく覚えてお置き。
来年の今月今夜は、貫一はどこでこの月を見るのだろうか
再来年の今月今夜……十年後の今月今夜
……
一生を通して僕は今月今夜を忘れないよ、忘れるものか、
死んでも僕は忘れんよ!いいか、宮さん、一月の十七日だ。
来年も再来年の今月今夜も、僕の涙で必ず月は曇らしてみせるから、
月が……月が……月が……曇ったらば、宮さん、
貫一はどこかでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ」

  歌詞
1.熱海の海岸 散歩する 貫一お宮の二人連れ
 共に歩むも今日限り 共に語るも今日限り
2.僕が学校 おわるまで 何故に宮さん待たなんだ
 夫に不足が出来たのか さもなきゃお金が欲しいのか
3.夫に不足は ないけれど あなたを洋行さすが為
 父母の教えに従って 富山一家に嫁(かしず)かん
4.如何に宮さん 貫一は これでも一個の男子なり
 理想の妻を金に替え 洋行するよな僕じゃない
5.宮さん必ず 来年の 今月今夜のこの月は
 僕の涙でくもらして 見せるよ男子(おのこ)の意気地から
6.ダイヤモンドに 目がくれて 乗ってはならぬ玉の輿
 人は身持ちが第一よ お金はこの世のまわり物
7.恋に破れし 貫一は すがるお宮をつきはなし
 無念の涙はらはらと 残るなぎさに月さびし
 



ダイヤモンド?の指輪は100円ショップで調達したそうです




 

音楽に合わせてお宮と寛一の熱演が無事終了。
観客の大半はシルバー世代です

笑いの渦の中、
大きな拍手で幕が下りました。