mickey3のパラオ便り

わたしの経験した米国研修から12年、第二の人生はJICAシニア海外ボランティア。太平洋の楽園パラオからお便り送ります。

里帰り

2015-10-26 16:14:34 | パラオ
 青年協力隊の隊員がかつて赴任した国に行く事を「里帰り」と言う。一般的な表現は旅行に行くと言うのだが、二年間という青春時代の長い期間を異文化の地で過ごした経験はかけがえがなく尊い。ちょうど生まれ育った地にもどるときに使う言葉「帰省する」に近い感覚なのだろう。行くより帰るが感覚的に相応しいようだ。

 私は、任期を終え日本へ戻る時にまたパラオに戻ってこようと思っていた。隊員は3ヶ月ごとに迎える隊員と任期を終え帰国する隊員がいるので自分の知った隊員がいるあいだに「里帰り」はしたいと思っていた。特に今回は四月の天皇皇后訪問の少し前に帰国した。そんな思いもあった。

 お世話になったコロール州の職場の訪問や懐かしい協力隊の仲間との会食など一週間ほどの滞在はあっという間だった。慣れ親しんだ常夏の砂浜、透き通った海での海水浴などかつて過ごした時を懐かしみ楽しんだ。

 私のパラオでの2年間の活動の一旦はいくつかの新聞や記事等で紹介されている。パラオのブログの最後にまとめて例規したい。参考になれば嬉しい限りだ。
・パラオの日本大使館のHPにて紹介されたものである。
 パラオで活躍するJICAボランティア(和文)(英文)

・着任して早い時期に投稿したものである。
 世界HOTアングル

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災害がないと思っていたパラオ

2015-02-19 09:54:39 | パラオ
 2012年12月はこの国には災難だった。この国では珍しく大きな台風が襲い木々がなぎ倒され家屋の倒壊などが見られた。特に被害がひどかったのはパラオの南部で、アンガウル島やペリリュー島がその犠牲になった。
 周りを芝生で覆われた大きな敷地にぽつんと立つ平屋建ての建物はアンガル島の典型的な戸建ての住宅である。基礎だけ残った家屋の傍らのバラックの小屋で生活している人に出会った。基礎だけ残して吹き飛ばした台風Bopha、そのすさまじさを思い知らされた。赴任して暫くしてアンガウル島を訪れ半年ほど前の台風被害を目のあたりにしたのが懐かしい思い出となった。
戸建住宅の周りに、大きなヤシの木などが林立している。見なれた景観だが、これはこれで危険だそうである。大きなヤシの木が台風によって倒れてくると貧弱な木造の家屋は簡単に壊れるからだ。
さてこの台風であるが凡そ15年ぶりだと言う。さらに、もっと大きな台風となると50年以上も前になるそうである。日本のように毎年のようにやってくる台風とは縁が無い、否薄いのである。
 
 そして翌年2013年11月台風Haiyanが襲った。今度は北部のカヤンゲル島である。学校をはじめ多くの建物がなぎ倒された。そしてこの台風はフィリピンへ向かい甚大な被害をもたらしたので世界中に広く知られることとなった。
 台風はこうした南太平洋の沖、はるか沖縄の南東域が多くの台風の発生域だが、パラオは発生域から少し外れるせいか、この国では台風とは無縁である。否、無縁だった。
 
 その後聞いた話では地震とも無縁だと思っていたが5年ほど前にあったようだと言う。目から鱗だった。
 2014年は幸いにして台風などは無かった。私は安堵した。
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小学生にも落第?

2015-01-27 09:23:51 | パラオ
 ボランティアにもいろんな職種があるが、JICAが派遣するパラオで最も多い職種は教育職である。私が着任して共にボランティア期間を共有した隊員はこれまで30人近いが、そのうち教育関係は半数近くを占める。小学校や高等学校あるいは教育省などに赴任している。
 ここでの教育のしくみは、Elementary School 8年間が基本的な就学年数で日本の小学生と中学生が少し混じったようだ。その後High Schoolで中学高等学校相当が4年間、その後は2年制の短期大学パラオコミュニティカレッジPalau Community Collegeがある。4年生大学はこの国には無いのでそれ以上の高等教育は外国に行くが、歴史的なつながりや地理的な関係でグアムの大学が多いようだ。
 初めて聞いたときに驚いたのは、Elementary Schoolで留年/落第があると言う。この国特有の、私には驚きだったのは言うまでもない。
 画像は、離島を除いてもっとも北に位置する小学校である。ここにも隊員がいたことがある。
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パラオ観光の第一級の名所 ジェリーフィッシュレイク

2014-12-24 09:12:04 | パラオ
 ジェリフィッシュ・レイクはコロールから船で10分ほどのマカラカル島Macharchar Islandにある。ここは100万個ものタコクラゲがいる神秘の湖である。底で海水と繋がっており海水と淡水の入り混じった汽水湖である。このため独特の生態系を持ち珍しい水中の生物がいることで知られている。英語ではジェリーフィッシュJellyfishこれが邦訳すると何故かタコクラゲになる。脚が8本あることから「タコクラゲ」となった。
 ここは、世界遺産選定のエリアの一部であるが、観光の一大名所で何とパラオ観光の6割もの人が訪れると言うから驚きである。専用の船着き場から山道を15分ほど上り下りして、緑に囲まれた広大な湖にたどり着く。入口で必ず回収される「ジェリーフィッシュ・レイク」許可証は特別だ。現在$100、数年前には$35、コロール州の貴重な財政源となっている。嬉しい悲鳴ではあるが悩みもある。環境保護の観点からは、繊細で貴重なタコクラゲを守るために、少し制限を加えるべきだとの意見もある。
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遅い、繋がらない、突然切れる

2014-11-21 13:17:26 | パラオ
 私はよく新聞を購入している。もちろん英語の勉強もあるがこの国の様子がより良くわかるからである。ある日の新聞の記事に一般的なパラオ人が直面している課題が列記されていた。「低賃金、貧弱な治安、水不足、停電、貧弱な通信サービス、毎週行われる葬儀への出費。」なるほどと頷ける内容とおやっと首をかしげる内容とがあるが、私はここでは「貧弱な通信サービス」にもろ手を挙げて賛同だ。そしてこれは他のパラオ訪問者も一様に感じる不満でもある。
 インターネットは他国と比べて最悪だ。写真も大きな容量の場合のダウンロードは容易ではない。私はweb配信を利用して日本の新聞を購入していたが余りの遅さに止めた。日本では1分以内でダウンロードできたものが、一度調子のよい時に試したら何と3時間ほどかかった。プリペイド式のカードが販売されているが4時間可能なカードが10ドルで計算するとダウンロードだけで何と7.5ドルかかることになる。 
 尤もインターネット利用はパラオのあちこちにあるwi-fiスポットで結構広範囲に利用できる点は良い。離島のアンガウルでも可能だった。
関連「ココナッツワイファイ(Wi-Fi)」
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