

ちなみに、自宅リビングの照明が少し暖色がかっているので、写真では違った印象に見えていると思いますが、ボディの色はホワイトパールぽい色です。
さて。
思えば、米国で iPhone が発表になった時、歓喜の声を上げたにもかかわらず、iPhone 3G 日本登場まであと数ヶ月とかそれくらいのタイミングで、Windows Mobile 搭載の WILLCOM 03 を買ってみたり。
iPhone 4 対抗として、au が満を持してリリースした IS03 を買うぞとか言いながら、結局ガラケー買ってみたりとか、モバイルガジェットに関しては、かなりフラフラしちゃってるんですが。
まぁ、例によってもう少し待ったら iPhone 5 出てくるぞというこのタイミングで、またやらかしましたか、と。
そんな風に言われちゃいそうな気もしつつ。。。
いや、別に自分は情強だとか言うつもりはないんですけど、それでも一応はガジェット系の情報には一通り目を通しているつもりで、そのときその時で、良かれと思う結論に従って来ただけなんで、特に iPhone が好きじゃないとか、そういうわけではないのです。実際、iPad はお気に入りですし。
では、なぜ HTC J なのかという話を書いてみましょう。
おそらくは、ここに来てくれている方たちは、iPhone 以外には特に眼をくれていない人が大半だと思われますので、Apple ファンにも関わらず、Android を選んだ理由には、むしろ興味を持たれるかもしれませんので。
1. 回線キャリア
au です。iPhone 4S も扱っています。iPhone にしなかった理由とはなりませんが、この項目に触れないわけにはいかないということで。
2. 操作感
もう既に、一部の国産 Android 搭載機や廉価製品を除けば、Android 4.0 (Ice cream Sandwich) 搭載のハイエンド端末は、操作感において iPhone 4S に並んでいます。
無論、わずかな好みの問題にこだわるのであれば、この限りではありませんが、往々にしてネット界隈で声高々に自分が持っているのとは違う方のモバイル OS をこき下ろしているような輩のいうことは、針小棒大であることがほとんどです。
3. アプリ
言うまでもなく、有用で操作感に優れたアプリの数は、iOS 用のものが Android 用のものを圧倒しています。
しかし、ゲームを除けば、iPhone においてインストール必須といわれる類いの優良アプリは、同様に Android でも同じメーカー製、ないしその代替アプリが手に入ると思っておいてまず間違いないです。
全てのアプリが必ずとまでは言い切れませんが、フリーソフトや優良ソフトに困らない Windows に対して、対応ソフトに恵まれない Mac であっても特に問題ないのと、同様のイメージを持っておいてもらって、だいたい大丈夫です。
4. Mac との相性
もし、あなたが Google 嫌いで、全てのクラウドサービスを iCloud でまかなっているなら、iPhone 以外は選択しづらいでしょう。
しかし、Google のサービスをお使いなら、Android と Mac の相性を気にする必要はありません。ただし、音楽ファイルに関してはこの限りではありませんので、AAC 形式で iTunes 上に保存してある音楽データを、スマートフォンで聞きたい人には、MP3 への変換アプリを導入してゴニョゴニョしてやる必要があります。
※これについては、追加記事があります。
こちらへどうぞ。
こちらへどうぞ。
自分は iPod を使っているので、スマートフォンで音楽を聴くつもりがないため、ここに関しては問題を感じませんでした。
むしろ、Gmail、Google Calendar、Google Readerなどなど、Google のサービスが欠かせない自分としては、Android の方が楽とも言えます。
5. 通信環境
微妙に 1 とかぶるんですが、HTC J の優れた点の一つが、WiMax 搭載であるところです。WiMax は、いわゆる 4G サービスとは少し違いますが、通信スピードにおいては 4G 規格と比べて大差ありません。3G 通信との切り替えもシームレスに行われますので、使用に支障を来すこともありません。
また、au では WiMax でのテザリングを、IS フラットとセットの場合、500円で使い放題できます。今まで、UQ WiMax のモバイルルーターを、月3800円あまりで契約していましたので、この費用が圧縮できる点も魅力となりました。
6. ガラスマ仕様
グローバル端末のシンプルさと、それ故の軽快な操作感を求める層が一定数存在するのは確かだし、そういう指向を持つ人にしてみれば、HTC J はお気に召さないということになるのでしょう。
しかし、自分は日本、ちなみに愛媛県松山市在住ですので、先の WiMax と併せて、Felica チップ搭載によって受ける恩恵が少なからずあります。赤外線通信も、しかり。ガラケー文化も、まだまだ健在ですから。
自分の場合、Edy で小遣い管理をしています。毎月3000円までと決めてあらかじめチャージしておけば、クレカ等のように、ついつい使いすぎてしまう心配がないのがありがたいところです。
7. ウィジェット
Android は、ジェイルブレイクした iPhone と同様に、標準機能としてウィジェットを配置することができます。
ちょっとしたことですが、カスタムする楽しさもあるし、自分にとってより使いやすいものにすることができるので、やはりある方が便利には違いありません。
と、以上のような理由から、自分の使用環境においては、iPhone より HTC J の方が優れていると考えられるために、今回の購入に踏み切ったわけです。
良いことばかりを書いていても、Apple ファン的にはアレなので、一応マイナスポイントも挙げておきましょう。
8. セキュリティ
Android は、やはりセキュリティアプリなしでノーガード戦法というのは、少し怖い。なので、その点が iPhone に劣る点と言えるでしょう。
自分の場合は、どうせセキュリティアプリの維持費に費用がかかるならということで、au スマートパスに加入。月額 390 円で au の推奨するアプリがダウンロードし放題という、一見もったいない感じがする、アレですが、セキュリティアプリはなかなかの高額アプリなので、まぁ均せば悪くはないという感じでしょうか。
9. ソレじゃない感
HTC は、海外においてはかなり定評のあるスマートフォンメーカーで、独自拡張である HTC Sense は、かなりイケてるし、最高なんですが、いかんせん日本での知名度は致命的なレベルでして。日立?とか聞かれること、少なからず、iPhone 3G 登場以降の Apple ファンあたりには、薄ら寒い眼で見られそうな気がしなくもないという、ソレじゃない感があるのは、確かです。
まあ、気にしませんけど、もう人の眼を気にするような歳でもありませんし。
というような、購入 3 日目の雑感です。
自分のように、iPhone より先にiPad 買っちゃって、小さくなっただけでかなりの部分機能がかぶっちゃってる電話を買うことに躊躇してた人には、絶賛お勧めできます。
ちなみに、買ってすぐ、おサイフケータイの設定をしようとしたら、エラーが出ちゃって前に進めないという不具合が多数報告されていて、自分もそれにあたってしまいましたが、初期化で治ります。
ご安心を。
http://toshobako.jp/consumer-news/2012/5/htc-j%E3%81%8A%E8%B2%A1%E5%B8%83%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%85%B7%E5%90%88%E3%81%AF%E8%A3%8F%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%82%82
それは非常に残念ですね。
HTC にメールで問い合わせることも可能ですので、ダメもとでサポート依頼メールを送ってみる手もあります。
ショップが交換対応などしてくれたら、理想なんですが。。。
http://www.htc.com/jp/contact/email-us/