ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「カエルの王女さま」 最終話

2012-07-23 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』最終話

音楽堂の取り壊しがいきなり始まったのは合併先の市長の独断だった。
「狸がキツネに化かされたってこと?」
って目の前に言われている官房長、じゃないや市長。
「君たちに一日あげるとわたしは約束した。だからなんとかする」
とか言っちゃってすっかり良いもんになってますぅ~

いろいろあったけどみんなで一致団結して音楽堂の取り壊しを止めようということになったわけです。
市長は忠子の実父だし、まあそこは最後まで悪者ってわけにはいかなくて、
その結果悪者当番は隣の市長一族に譲られたわけでございます。
シャンソンズはその隣の市長&取り壊しの元請け業者に隠れて、コンサートの日を繰り上げることに。
『Yah!Yah!Yah!』か、これから一緒に、今から一緒に殴りにいこうか~♪か。
殴りたいヤツがわたしにもいるぜ!!←
そしてタカラヅカ風振付、コーチ最高だぜっ!!
ここでコーチの渾身のソロ来いと思ってたら、他のメンバーから去りゆく倉坂への歌の贈りものだった。ユーミンか。
あっかんわー…パンチたらん。
喉でしょぼしょぼ歌われてもなあ…アレンジャーの歌の解釈というかイメージなんだろうけども。

アンコール、ラスト一曲は『風になりたい』でした。
アンコール前のシャンソンズのみんなで輪になるところで一番泣くの我慢してるのが乾というのが胸熱!
音楽堂の取り壊しは中止になり、いろいろな方面が丸くおさまって、倉坂は
「何もないところから始めるから楽しいんじゃない」
とまたアメリカへ新しいチャレンジの道を行くのでした。

というわけで最終回は天海さんのソロもなく少しさびしかったけど、さっぱりした感じはこのドラマっぽくて嫌いじゃないです。
ドラマ全体としての構成はすごく面白かったというほどでもなかったけど、わたしは音楽が好きなので充分楽しめたかな。
音づくりは最後まで苦手なシャリシャリだったけど。

以上、完走。

「カエルの王女さま」 第10話

2012-07-14 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第10話

あーー!!マキハラノリユキ来たやん。
『どんなときも』うん、これとか『負けないで』とか『涙の数だけ強くなれるよ~』あたりは絶対くると思っていたけどさ

館長が倒れちゃって手術しなければいけなくなったため(不安定な心筋梗塞らしい)代理の館長さんは忠子の夫(小泉孝太郎)がキタよ。
アメリカにいたときの倉坂の事務所の所長ピート(草刈正雄)も現れて、もうひと波乱もふた波乱もありそうな。
だって来週にはアメリカに戻ってこい、新しい主役舞台が待ってるから。ってね。
「でも仲間がいるから、恩師のために。わたしは行けないの。」
そう言った倉坂に、ピートは恩師がずっと倉坂を見守り続けていたことを話し、彼女がこのタイミングで倉坂がシャンソンズを選ぶか、それともブロードウェイという倉坂自身の夢を選ぶか、どちらを望むだろうか?と言って去っていく。
うん、40歳過ぎて夢を叶えられるってスゴイことなんだよね。
そんなチャンスは簡単には来ない。若いときには目の前に転がってたようなものが30歳を過ぎて、やがて40歳を過ぎたらもう探したって見つけられなかったりするもんなんだ。

そして倉坂が出した結論は
「わたしの夢はふたつ。ひとつはブロードウェイのステージに立つこと。もうひとつは音楽堂のステージに立つこと」
夢はひとつじゃなくてもいいってことかあ~。40歳過ぎてもずっと挑戦していくんだって。

ここに来て市長がちょっといいもんになりかけてるし、まあいいんだけどさ。
そこは市長も懐柔してやってこうや、という話だしな。
しかし、その市長の承諾もなく音楽堂の取り壊しが繰り上げられて始まろうとしていた。


しかしさすがの天海祐希さんだなあ…小声でもきっちり声が抜けてるんだもん。
息の音がしない。
今回の渾身の一曲は手術が成功して眠る恩師の病床で歌う『あの鐘を鳴らすのはあなた』でしたが。
これだけ小さい声で息漏れなし、音程の狂いなし。
それが見たくてこのドラマを見てると言っても過言ではないわ。

もうこれも終わり近いが、どこまでいっても石田ゆり子と小泉孝太郎が夫婦には見えなかった。
年齢、というだけではなく。そもそも恋人同士も無理だと思うしね。
それと草刈さん、いつまでもカッコいいけどやっぱり歳とったなあ…いやイケメンなおじさん。
ある意味無駄なくらいイケメンなおじさんだ。


「カエルの王女さま」 第9話

2012-07-05 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第9話

規約にのっとり失格という残念な結果に終わったシャンソンズやいかに!?

そりゃ約束だからとりあえず解散しまっせ、という倉坂さん。
練習場も使用禁止、倉坂を呼び寄せた恩師も人事異動させられる。
しかし倉坂は市長の音楽に対する敵対心の根がどこにあるのかを探ろうとするのであった。

なるほど、岸部さんを市長にキャスティングしたのはこの写真のためかと!
そうです、昔の音楽やってらした頃の写真でございますよ~フォークジャンボリー!!
最近ジャンボリーって聞かなくなったねっ
ちょうど今再結成ってことで盛り上がってるしね、相棒の官房長おりたのも音楽に力入れたいからだったとかいうウワサ(あくまで噂)。

そしてとうとうモダンチョキチョキズが歌ったぞ!!
井上陽水『夢の中へ』を天海さんとデュエットしてた。それだけだったけど。

ていうか音楽堂に50億かけて造ったんだ、典型的なハコモノ行政だな、市長のおとん。
バブルの時の話だから仕方ないけど。
父親との確執というか、伝統的雅楽の一家である井坂家でロン毛でヒッピーの若き日の市長は、自分の音楽を認めてもらえなかったことで父親を憎んでるんだよ。
憎んでるってことはまだ愛してるってことなんだって。
まあ愛の反対は無関心っていうしね。

というわけで(どういうわけか)市長とおとんの確執は家族の問題だから、と忠子夫婦が奮闘。
さあ解決ってとこで小田和正キタ!
シャリッシャリの小田和正…ヘンだったよ、今回は。もうちょっと音づくりなんとかならんもんか。
思えばロックの回も微妙だったなあ。

とりあえず解散したシャンソンズも無事再結成。
しかし恩師が倒れてしまったのであった。うーん、脳梗塞?

今回の見どころNo.1は玉山鉄二の笑顔。サイコーの笑顔だ。惚れた。←惚れっぽすぎる(笑)

「カエルの王女さま」 第8話

2012-06-29 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第8話

合唱コンクール(ママさんコーラスだぜ?)の選曲がメサイヤのハレルヤコーラスとは。
やり過ぎだろう、お隣の有名ママさんコーラス。
伝説のロックシンガー乾(ゼルエル)にハレルヤコーラスを越える曲を作れとか、無茶ぶりもいいところである。
気の毒だろう、相手はヘンデルだよ?
「とりあえず書け、もっと書け!」ってもうすごいな倉坂。
乾ちゃんの勤めてた工場、とうとう倒産しちゃうみたいだし、曲作ってる場合じゃねえってなるわな、そりゃ。

そしてうわあ、市長サイアク。
「いずれこの街は日本中からの産業廃棄物を受け容れるゴミ捨て場になる」
だって。
「君には言って無かったかな?」
と忠子の夫に言う官房長、もとい市長。腹黒い役やらせたらこの人すごいね。

引き抜きかけられた上にメンバー全員引き連れてこいと言われる倉坂。
昔馴染みの歌手からお母さんのことを持ちかけられて揺れる揺れる。
乾も養女にいった妹の病気のためにお金が必要で、でも仕事がなくて行き詰ってる。
でもな、人生は詰まったところからがスタートなんじゃないかと私くらいの年になると思うもんだ。
詰まってなくて上手くいってるうちは大丈夫なんだよね、人間って。
結局倉坂にとってお母さんは最高の観客で、乾にとっても妹が最高の観客で、音楽堂はお母さんとの思い出の場所で。
「歌は歌ってる場合じゃないときにこそ歌うものだ。一人になって辛いこと苦しいことばかりになったとして
 歌うことまでやめてしまったら暗闇に閉じ込められてしまう」
って倉坂母の言葉はすごいな。ある意味真理。
だって音楽はずっと人間を癒し続けてきたから。
「あなたの曲が来なければ歌わない」
と言う倉坂もかっこいい。

書け!乾!!ロックを書くんだ!

ロックじゃねぇ~…ま、いっか。曲出来た!!の時の乾のドヤ顔に免じて許そう。

今回の曲ですが、ちょっと難し過ぎです。ミスチルの『蘇生』。今までの曲では最高難度なんじゃないかと。
まあドラマもいよいよ佳境。大会に出る以上甘っちょろい歌ばっかり歌われても困るが。
そして市長に阻まれて獲得票が一番だったにもかかわらず失格にされてしまったシャンソンズ。

とりあえず忠子夫(小泉)がシャンソンズ側についたので、まあなんか手はある?
市長から肝心なことを聞かされず駒みたいに動かされてたわけだからねぇ、なんかこう反撃に出ないとな

「カエルの王女さま」 第7話

2012-06-21 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第7話

忠子に玲奈とのことがバレてしまって忠子さん家出~
家出して忠子は東京へ。真昼ちゃんは就職の最終面接が東京で。
そして高垣は工場の新しい取引先とのごあいさつに東京へ行くことに―という皆のベクトルが東京に向いたところで、シャンソンズが県の合唱コンクールで優勝しなければ解散する事態に!!
隣の(合併予定の)市はベルリンから優勝請負人とやらいう指揮者を呼んだとか呼ばないとか。
そこで倉坂は東京にいる昔の彼氏で著名な演出家・三宅(石井竜也)に、シャンソンズの演出を依頼するため、みんなで東京に行くことになったのであった。

そして倉坂ソロはプリンセスプリンセスの『M』であるが、これは天海さんの音域と少し違う感じ。
でもさすがに見事に歌いこなしてたけど。

まあ結局三宅にはあっさり断られ、でも忠子を見つけて帰ってきた倉坂。
でも忠子夫と忠子の痴話喧嘩の仲裁、玲奈との三角関係を清算する手伝いしてあげちゃうのですよ、シャンソンズらしいやり方で。
キタよ『ウエディング・ベル』♪くたばっちまえっアーメン♪ってやつです。
結婚式をしていないという二人のために結婚式の場を用意してあげちゃって、それを歌うという。
そして「くたばっちまえっ」って思いっきり玲奈に歌わせる演出。
いや、これで丸くおさまるのか?おさまるんだ、ふうん…私だったら無理。
でも本当に悪いのは男なんだけどね、浮気ってのは。相手の女に恨みが向いてしまうもんではあるが。

真っ白い五線譜に新しいメロディーを描くことから始まるかあ。石井竜也にそれを言わせるというのが粋。
そして合唱コンクールのオリジナル曲を作らされることになっちゃった乾だった。
もと伝説のロックシンガーだしな、出来るよなッ!!
ところで乾ちゃんはなんなの、真昼ちゃんのこと好きなの?どうなのどうなの?


「息もれる癖、まだ治らないの?」
と三宅に言う倉坂が痛快。石井竜也に天海が言うからシャレになるわけだが。
実際役者や歌手で息漏れの気になる人は多いしねえ。
息もれの気になる筆頭は玉木宏。継いで壇れいである。女性は呼吸法の問題から意識して発声しないと息もれしやすいんだけど、最近は男性でも息もれしてる俳優さんはよく見かけるなあ。

あ、でも浮気はあかんで。
浮気されたのは2年も前のことでしょ?では済まんと思う。
それでも好きだっていうから仕方なく助けてあげちゃったわけだけどさ。

「カエルの王女さま」 第6話

2012-06-14 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第6話

玲奈にばれちゃったよ…倉坂がブロードウェーのスターでもなく事務所をクビになってた、ってことが。
でもやっぱりさあ、前回世話になったっていうか。
哲郎(忠子夫)もサイテーだからな。
それに比べて倉坂は自己顕示欲強いし、キツイけど、根っこが優しい。
必要とされなくなった人の傷が分かるから、ほんとはすごく優しいんだよねえ。

なのに玲奈はさ、結局哲郎にしゃべっちゃうんだわ…
で、市長がそれをメンバーの皆の前でばらしちゃったもんで、皆に責められた挙句忠子さんに追い出されちゃった倉坂。
自業自得といえばそうなんだけど、みんな冷静になった方がいいわ。
倉坂がいたから前に進めたわけでしょ?
倉坂はみんなを利用したって言ったけど、もしそうだったとしてもみんな自分を変えられたのになあ。

結局いいところを持っていく乾(玉山)。
「どっかのでっかい女のせいで、俺は過去から逃げるのはやめたのに、あんたは逃げるのか」
だって。やめたんだ、そっか。良かったな乾。

ところで今回のテーマはメッセージソングで、「それが大事」「歌うたいのバラード」(倉坂ソロ)ときて「何度でも」。
ドリカムはなあ…完全な実力不足である。倉坂抜きでは厳しかった。
ガツンとした声は一人しかいないからなあ、このグループ。
ちょうどこのドラマの途中でファンケルのCMが入るんだけど、ドリカムの吉田美和が思いっきり歌っているのがまた。
この人、また歌うまくなってるんじゃないの?と思う声の勢いである。
で、市民放送を乗っ取って歌った「何度でも」で倉坂を取り戻したシャンソンズだったのだ。

嘘つかなくてよくなって、スッキリして良かったよ、倉坂さん。
もう開き直って「ブロードウェイのアンダースタディ、倉坂澪率いるシャンソンズでーす!」って署名集めてんの。
頑張れ倉坂!!

しかし玉山…徹底的にいいところを持っていくわけである。
最後まで信じてあげちゃってさ。過去の傷の痛さは俺も知ってるぜという位置づけか。
カッコいいな。
そして小泉の情けなさ…この人は俳優として出てきた当初こそオトコマエ枠だったが、最近はどうも犯人役とかこういうコバンザメ的な役、姑息だったり胡散臭かったりする役が似合うような気がするんだが、いかがなもんか。

「カエルの王女さま」 第5話

2012-06-05 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第5話

倉坂 澪   …  天海祐希
井坂 忠子  …  石田ゆり子
野々村真昼  …  大島優子
馬場みぞれ  …  大島蓉子
皆川 玉子  …  菊池美香
羽田 南   …  福原美穂
高垣 忍   …  千葉雄大
乾 一希   …  玉山鉄二
井坂 哲郎  …  小泉孝太郎
井坂 清忠  …  岸辺一徳
桜井 玲奈  …  片瀬那奈


悪役(?)の市長(岸辺一徳)が、悪~いねぇ。どうしても官房長に見えちゃうけど。
まあいいや。

今回のテーマはセクシー。
いやもうそっちはいいんじゃないのかなあと思うんだけどね。
真昼ちゃんの大学の学園祭に出ることになったシャンソンズ、頑張ってんだけどきっついです。絵的に。
このまま玲奈(片瀬)がセンターで下品なセクシー路線だったらどうしようかと思ってしまいました。
まあここはそうだよね、真昼ちゃんだよね、AKBだし。
センターをとられちゃった玲奈は彼氏(っていえるのかどうだか)の井坂哲郎(小泉)に
「お互い大人なんだし、そういうの重いんだよねえ」
と言われてしまうのだった。
とりあえず最低なのはこの男である。忠子さんの夫なのに。
で、娘婿の不誠実に気が付いているのに倉坂のことを探らせるために、玲奈と哲郎の関係に目を瞑る市長。うわあ…サイテーだよ、ほんと。
そして裏切り者になっちゃう玲奈。
大学側にツイッターを使って煽ってシャンソンズを出させなくしたり、衣装を切り刻んだり。
ツイッターはともかく、衣装を切り刻むってこれまた古い手だねぇ、昔の少女漫画か大映ドラマかよと。
理由は「一番じゃないから。二番以下はスポットも当たらない。どうせ私は誰かの代わりでしかない」からなんだって。

いよいよ倉坂の現実が明らかになるわけで、代役ってところに話のスポットを当てる必要があったわけですね。
学園祭での出演がつぶされても、誰も見ていなくても、自分にとっては自分は誰の代役でもない。

というわけで今回玉山鉄二が初めて踊りましたよ。
皆からワンテンポ遅れたり(という演技だろうけど)、照れくさそうに踊る玉山(演技だろうけどっ)。いや、眼福。
でも「お前がでけぇんだよっ!」とか天海に言ってる玉山の方が好きだ。←どうでもいいな。
次回いよいよ波乱のシャンソンズ。

予告を見た感じではね、まあ勝手言うなよ、って話ですよ。
倉坂は自己中心で自己主張が強くてたしかに鼻につくけど、倉坂の現状に負けたくない、諦めないっていう姿勢から皆色んなことを学んだじゃないのか、ってね。
そこに着地するんでしょうが…しかしほんと小泉孝太郎の役はサイテーだな。

「カエルの王女さま」 第4話

2012-05-28 | 2012春ドラマ

『カエルの王女さま』第4話

倉坂 澪   …  天海祐希
井坂 忠子  …  石田ゆり子
野々村真昼  …  大島優子
馬場みぞれ  …  大島蓉子
皆川 玉子  …  菊池美香
羽田 南   …  福原美穂
高垣 忍   …  千葉雄大
乾 一希   …  玉山鉄二
井坂 哲郎  …  小泉孝太郎
井坂 清忠  …  岸辺一徳
桜井 玲奈  …  片瀬那奈

今回の倉坂は飛ばし過ぎておりますが。
「このドキュメント番組は私のPVですッ」
ものすごい自己主張だなあーと思うんだけどね、その自己主張のおかげで真昼ちゃんが救われるんだな、きっと。
結構いやな役というかうざい感じなんですけど、視聴者は裸の王様だって分かってるからね、どうするんだろうね。

さてさて。
真昼ちゃんのお母さんきっついわ。お姉ちゃんお姉ちゃんってものっすごいムカつく。
「あんたなんか何やったってダメなんだから、これ以上お母さんに恥かかせないでっ」
だって。私も言われたことあるわ、母親ってそういうところあるのよね~。真昼ちゃんちはお父さんが海外赴任中かなんかで家にいないし、姉ちゃんは東京で仕事してるからいつも母親と二人っきりでこれはすごいストレスだと思うわ。
で、結局倉坂に向かって
「コーチは出来る人だから私とは違うんです。どんなに頑張っても出来ない人もいるんです、コーチみたいに強い人ばかりじゃないんです!!」
と言って逃げ出しちゃう真昼さん。
ここで自己主張強烈コーチ倉坂に同情が集まるわけだよね。
だって倉坂はさ、強い人じゃないもん。15歳のときに亡くなった母親に「絶対スターになる」って宣言したから諦めないんだ、宣言を撤回する人はもういないんだから。というこのお涙頂戴展開。

逃げ出しちゃった真昼ちゃんは伝説のロッカー乾と重なるんだよね。
そしてテレビ撮影に参加しちゃう乾くん。真昼ちゃんのためなの?そうなの?そうなの???
しかし飛び入りでなんだ、あのパフォーマンスは!!かっこ良過ぎるだろうが、乾!!!
今回のお歌の課題は山口百恵さんだったわけですが、倉坂が乾に
「坊や~♪いったい何を教わってきたの~♪」
って指差して歌うところとか、かっこええ~!!このショークワイヤに私も入れてくれッ!

撮影は成功したかに見えたが、市長(と忠子の夫)が相変わらず邪魔をしてくるのであった。

今回の倉坂名言。
「自分の限界決めていいのは、チャレンジした人間だけよ」
うん、私もチャレンジしていこう。

そして今回天海さん渾身のソロ来た~!
音がドンシャリだったけど許す。やっぱり上手い~!!

しかし、AKBの大島かあ。嫌いとまでは言わないけどいつも同じ感じだよなあ。台詞のときの発声とか弱過ぎるし。今回はハマり役だけど。
そして玉山鉄二。私は天海さんと玉山の並びが結構好きである。『BOSS』でも共演してたし。
「お前がデカすぎんだよッ」とかめっちゃ年上の天海に言ってる玉山、という設定がなかなか良い。

「カエルの王女さま」第3話

2012-05-21 | 2012春ドラマ



『カエルの王女さま』第3話

倉坂 澪   …  天海祐希
井坂 忠子  …  石田ゆり子
野々村真昼  …  大島優子
馬場みぞれ  …  大島蓉子
皆川 玉子  …  菊池美香
羽田 南   …  福原美穂
高垣 忍   …  千葉雄大
乾 一希   …  玉山鉄二
井坂 哲郎  …  小泉孝太郎
井坂 清忠  …  岸辺一徳
桜井 玲奈  …  片瀬那奈

地方新聞に取り上げられて浮かれている『シャンソンズ』の皆さんであるが、倉坂のパッションはとどまるところを知らないのである。
そう、音楽はパッションだ、体力だ、貧相なダンスと歌声じゃダメなんだ~~!!!
過去の栄光を振り返るな、前に向かって進めッ!

もう宗教みたいになってるぞ、大丈夫か?

で、次はロックだ…って。伝説のロックシンガー乾(玉山)をメンバーに引き込むために半ば無理矢理な展開ではあるね。
でも私としても玉山鉄二、はよメンバーになれとは思っている。
しかしロックて言ったらブルーハーツなの?そうなの?私、違うイメージなんだけど…まあいいか。
じゃあ爆風スランプでもいいな。
前回は米米クラブで『浪漫飛行』などでした。米米クラブは私の中では数少ない邦楽のファンク。
でもレベッカはロックだ。間違いない。
女性だけじゃ声に厚みが出ないから、乾をメンバーに引き込もうとする倉坂。
乾はなんと忠子の夫・哲郎(小泉孝太郎)と高校の同級生だった。これ多分重要。
それとこの哲郎、『シャンソンズ』の一員で職場の同僚の玲奈(片瀬)と不倫関係?だったようなのだ。

みんな現状に怒りや問題ややりきれない矛盾を抱えていて、それぞれにドラマがある。
伝説のロックシンガーだった男も、テレビのオーディションで決勝に行く直前にビビっちゃって声が出なくなってしまい逃げ出したという過去を抱えていた。
そんな過去の傷を今さらほじくり返して抉ってやるなよと思うものの、過去から逃げ続けてる乾の今が救われるにはそれが必要だと思う倉坂。
まだ燻ぶってる夢があるのに終われない、って、この台詞すごい爆発力を秘めてると思う。
若くても年をとっても、燻ぶったままでは終われない。
ほんと、そう思う。

今回の私的倉坂名言。
「力を尽くしもしないで無理だなどと言うな」
「屈辱から目をそらしていても風向きは変わらない。風向きを変えたいなら自分で風を起こせ」
「ダメな自分と闘え」

若干説教くさくなってきたような気はするけど、倉坂自身も進退極っているわけで、自分に言い聞かせてるんだよなと思えるところが好感を持てる理由なのかもしれない。
ただこのドラマの難点も見えてきた。
歌、である。
天海さん以外は歌手らしい歌手は出ていない。(今のところ歌っていないモダンチョキチョキズの濱田マリさんにひそかに期待している)
それにショークワイヤというにはメンバーも少な過ぎる。
それを補うために声を重ねているのかエフェクトをかけているのか(両方か)、ともかく加工しているのだけど、加工自体は仕方がない、そこまでリアルを追及する必要もないし。
劇中では練習場で照明ガンガンだったり、ギタリストしかいないのに伴奏フルバンドだったりするので、そもそもそういうところにリアルを求めるドラマじゃないわけで。
ただ加工の仕方というか、あまりにもデジタルな感じの音になり過ぎてると思うんだけど、聴覚が過敏なせいなのかしら。
キンキンするというか、シャリシャリするというか。まあこれは好みの問題だと思います。
ドンシャリが好きな人もいればそうじゃない人もいるから、比較的上手く聞こえて万人受けするバランスを探してこうなったのかなーとは思いますが、私はそういう意味では少し苦手な感じの音だ。
天海さんの『あの鐘を鳴らすのはあなた』はほんっとに良かったので、また渾身のソロないかなーと楽しみにしております。

「カエルの王女さま」第2話

2012-05-15 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第2話

倉坂 澪   …  天海祐希
井坂 忠子  …  石田ゆり子
野々村真昼  …  大島優子
馬場みぞれ  …  大島蓉子
皆川 玉子  …  菊池美香
羽田 南   …  福原美穂
高垣 忍   …  千葉雄大
乾 一希   …  玉山鉄二
井坂 哲郎  …  小泉孝太郎
井坂 清忠  …  岸辺一徳


ほんと、パッションだよ、音楽はね。パッション!!
もうこれ譲れないからッ!!

はい、ハマっております。カエルの王女さま。というよりスター天海にハマってるんだろうなあ。
やっぱり上手いしなんというかこうオーラみたいなものがテレビからも伝わってくる。
「おばさんだからこそ大胆に!」
かっこいい~おばさんの鑑だよ、この人ぁ!

倉坂と忠子が『シャンソンズ』の今後の方針の行き違いから対立して―ていうか忠子と倉坂ではオーラが違い過ぎるなあ。
女優として、というよりは良くも悪くも天海はスターだから、今回は石田ゆり子は分が悪い。
天海に普通の奥さま役が合うとは思えないから、その土俵なら石田ゆり子の圧勝だけどね。
でも「自分の敵は自分の敵」かあ。
世間体ばっかり気にしてないで赤っ恥かくならかけばいいんだ、って、商店街のまつりでお披露目することになった『シャンソンズ』である。
レッツ自己解放!!by及川光博、42歳。←この人、このドラマのゲストに呼んだらどうかと思う。ライブすごい踊り倒してる。『相棒』の神戸尊とは思えない有様である。

「伝統を言い訳にして逃げてるだけ」
とか厳しいことばかり言っちゃう倉坂なんだけど、ほんとはそっとみんなの靴を調整してあげてて、なんか切ないよね。
ブロードウェーのダンサーは靴が心臓だって言って。
キツイこと言ってるだけじゃなくて、きちんと地に足つけてて音楽やダンスが好きで仕方ないんだなっていうのがいい。
さて、伝統を言い訳にして自分から逃げてるって言われてしまった忠子は、父親が市長で夫は父親に頭が上がらず。
黙って家を守ってればいいなんて夫に言われる始末。
これは踏みだしちゃうわね、イマドキ奥さんにこんなこと言う男、嫁来ないよ。
まさにぼんくら亭主(笑)←倉坂が言った。よく言ってやった!
ともかく対立しながらも一度出てった忠子がメンバーに戻ってきたことだし、シャンソンズも初舞台で歌う楽しさを再発見したことだし。
早くおいで、伝説のロックシンガー玉山鉄二。

しっかしこのドラマを見てると心拍数が上がって血圧も上がってるな、多分。
なんかもうわくわくする感じ。この年になってなかなかないよ、これは。
いや、ほんとこれオススメです。