今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

リゾート地・承徳

2009年08月12日 | 中国各地訪問

山海関から同じ河北省の承徳へ                     
8月12日
ここ最近、一都市一泊という慌ただしいスケジュール

ビーチリゾートで有名な秦皇島へまずは移動(市バスで30分2元)、
そこのBTから承徳への長距離バスに
8時前に着いたけど、次のバスは11時発、とのこと
2時間待ち…しょうがない
さすがに全荷物があるので観光はせず、近くのネットカフェで時間を潰しつつ

意外と時間がかかり、承徳へは4時半に着
地図には載っていないほど街から離れた東BTへ到着して
市バスで電車の駅がある中心地へへ

そこらへんには安宿はやっっったらあったけど、
前回の山海関同様、ここでも外人NO
悲しいくらいNO
門前払い
部屋を見せてくれて値段交渉までいっても、非中国人とわかったとたんNO
NO NO NO NO NO…

なんでも観光シーズンだから今はチェックが厳しいらしい
30元の宿がどれだけあっても、中国人の持っている身分証のカードがないというだけで泊めてくれない
せつなーぃ

ここでは外国人のワタシを拾ってくれる神様がひょっこり現われる、なんていうラッキーはなく、
やっとたどり着いたのは4ベットで160元の一室
これまでの平均の宿代を考えるとかなりの支出
でもしょうがない

と、いうことで、ここに2泊する予定を変更して1泊にする
承徳から次の目的地の北京へは夜行電車はあるけど、その寝台切符はないらしい
もとから一般市民には売ってないそう
そんなことがまかり通るんだなぁ
安全性を考えてさすがに硬座で移動したくはないので、バスにする
バスだったら夜の7時半まで、頻発して本数はあるらしい

その宿は160元、といっても4人で泊まるときは一人40元という安さ
ただし外国人は中国人とは相部屋できないらしく、
一人旅のワタシは一人で4人部屋を占領しなければいけない、ということ
一人40元、と考えると、その安さの分だけ設備はふつー
というか普通の下

翌日は7時ぐらいから観光することにして、早々寝る
隙間から小さい虫が入ってきて、真っ白なシーツに落ちてくるので、
即興で蚊帳もどきまでこしらえて寝た
                  
翌日は12時間かけて観光

承徳は歴代皇帝の避暑地だったので、
北京に次ぐ第二の宮殿であった各建物が有名

が、リゾート系に興味がないワタシの興味を一番引いたのは

「洗濯岩」っていうニックネームを持つ岩
山のてっぺんにニョキッと生えてるようで、街中から見れたりするけど
その岩まで登山です
登山道から片道1時間                             
もちろんロープウェーはあるけど、貧乏旅行なので歩く

この登山道がわかりにくい
中国って肝心のところに案内表示の看板が少ない気がする
ややこしい道を、旅行者を乗せたタクシーが向かう方向を頼りに
やっと登山口があるロープウェー乗り場の広場に到着
「ロープウェーはこっち」っていう看板はここで初めて出てる
登山道の看板はなし
近くの商店の人に確認しないと不安で歩き出せなかった

こんな道を途中で左に曲がり(タクシーだけが決断根拠)

この風景が現れ(ロープウェーはこの左)                         
                                ここを前進していく
                                ひたすらに
途中こんな道に不安を覚えつつ、へこたれずに進む
                                 と、あの洗濯岩に到着
                                 (最後は心臓に悪い急こう配の階段あり)

登山派の人は少ないはずで、自分一人の世界に浸れるだろうと思ってたけど
ロープウェーに乗らない中国人もいて、がやがや話している何組かとすれ違う
岩のとこにも人ごみ
観光シーズンってほんとに人が多いんだなぁ

観光名所のひとつ、と言っても岩は岩なんで、
とりあえず何の変哲もない岩肌を触ってみて来た道を戻る
途中にあったお寺にも立ち寄る
                      
晴れ過ぎ!

「外八廟」と呼ばれる寺院郡の一つの普楽寺
チベット様式と中国様式の折衷構造
なのでマニ車もチベット語表記もあった
チケット30元


この後、またバスに乗って、今度は別のお寺の「普陀宗乗之廟」というところへ
市の中心からは118番のバス

寺院郡の中では最大のお寺だし、
しかも敷地内には傾斜があってアップダウン
午前中の登山までしたワタシには一息で回れない規模
要小休止
             

ここもチベット+中国様式で、
メインの建物はラサのポタラ宮の再現らしく
チベットデザインの塔をみたりして楽しむ
                      エキゾチック

ここを見終わってもまだ2時半
夕方まではまだ一箇所見れるので、118バス→6バスで普寧寺へ
世界最大の千手観音の仏像があるお寺
                    
ここも世界遺産
ここも半分がチベットの建物
 


これはお布施をした参拝客のために演奏をしているとこ
こんなサービス、初めて見た

 
ぶらぶら寺院内を見て周り、しっかり仏像も見て
その高さに首が疲れたりもして
5時に市内へ戻ってからは駅前にあるBTへ移動

6時半発というバスは30分出発が遅れたので
北京に入ったのは11時過ぎ
夜中になってバスも地下鉄もないので
協力隊の宿まではタクシーになり、予想外の痛い出費にはなったけど
承徳でもう一泊するよりは安い計算

リゾート地って痛い
日付が変わっても動いている日本の地下鉄が恋しくなる


北京で日本から来る友達と翌日に合流してからはちょろっと西へ行き、
それからは南下、湖南省へ戻るルーティング
2ヶ月の旅もあと10日ばかり

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (中村美智子)
2011-05-30 11:05:50
今年の8月下旬~9月上旬頃、承徳旅行をしたいなと、情報収集中でした。すごく参考になる情報です。ありがたい。
そうなんですね、安宿取れないんですね(**;)
30~100元くらいで宿を見つけたいと思っていたのに、、、。ん~。
洗濯岩の山にも登山したいと思っていたので、これもありがたい情報です。登山道がわかりにくいとは(^^;)トライしたいけど、大丈夫か自分?
参考になりました。ありがとうございます。
Unknown (caim)
2011-06-03 04:42:26
参考になってよかったです
その目的でこのブログを書いているので、
コメントをいただけてうれしいです

外国人NOなのは時期的な問題かもしれませんし、
もしかしたら宿の人によっては「いいよ」っていう人が見つかる可能性も十分あると思います
楽しんできてください!

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