3/22-23 あれはいつだった? 第58話
信兄と秀兄は車で旭のマンションの周辺を回って建物の構造を
調べた。
どうやら旭のマンションはグルっとベランダがついているようだった。
動画と写真で念入りに記録を撮り、
帰宅するとベランダを向きごとに検証してみた。
別棟のベランダから見えないベランダは大きな窓の恐らくリビングだろうか
ということになった。
そこは大広間で、旭は友達を呼んでパーティーをやるときによく使っていた。
でも、直子と知り合ってからそういう集いはしなくなった。
直子だけといたかった。
直子を素裸にして大広間に放った。
時にそのままベランダに出すこともあった。
誰も見ない?
見ないよ、ここは高台の上だし、ほら、突き当りの青いのは海だよ。
ある日、プレゼントがあるよとベランダから中に入れた。
直子をひざに乗せると細い箱を渡した。
開けてごらんと言われて開けると
細い宝石のついた皮の・・・・これ何?
と直子は聞いた。
すごくきれい・・・・
旭はその細いベルトを取り出すと直子に首につけた。
ネックレス?
首輪だ、直子は僕のペットだからね。 ほら、ここにクサリをつけられる
ともう1箱から金色のクサリを出すと首輪につけた。
そして直子を床におろすと、歩いてと言った。
立ち上がろうとする直子にそのまま4つ足だ。
首輪をつけたら4つ足、覚えてね。
直子はそのまま歩いた。
急に首を引っ張られた。
じゃ、今度はこっちにおいで。
クサリを引っ張られた。
直子は歩いた、四つ足で歩いた。
旭のひざまで行くと、お座りと言われた。
旭は膝を開くと さ、ご主人様をなめてと言った。
直子はちょっと躊躇した。
クサリが引っ張られた。
舌を出して、さあ、なめるんだ!
旭は直子の舌の動きを細かく見ていた。
直子は旭の導くままになめた。
そして旭は中腰のまま両手で頭を持つと直子の喉の中を何度も行き来して
いくよというと
直子の舌の上に終わった。
よく味わうんだという声が聞こえた。
太陽がさんさんと照らしていた。
旭は直子にした首輪を外した。