ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

9/7 No2 電線の間の空

2011-09-07 14:20:38 | 日記
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9/7 No1 国民が勝ち取った節約

2011-09-07 14:18:28 | 日記
日本には質実剛健の思想があった。 
思うにこれは上から下に課されたものだったのだろう、
第二次世界大戦後、消滅した。

国民は質実剛健など欲していなかったのだ。 ・・・と思う。

その結果が電気を使いたい放題使う3月11日以前の浪費文化だ。

私が初めてフランスに渡ったのは40年以上昔の話だが
到着早々感心したのは、階段の電気のシステムだ。
パリは集合住宅しかないと言っても過言ではない。
個人の家なんか探してもまずない。

その全ての集合住宅の階段の電気が3分で消えるのだ。
各ドアの前には電気のスイッチがついている。
使う必要のある人が必要なときだけつけるのだ。

ここのアパートは夕方6時ごろ蛍光灯がつく。翌朝明るくなるまでついている。
ある意味防犯にはなる。
しかし、日本中がこうやって一晩中こうこうとつけている電灯の
消費電力はどのくらいになるだろう。

フランスでは電気が一般のものになり、建物に電気が通ったとき、
電気の節約の発想がすでにあった。

学生のころ、ドイツを旅行したことがあった。
公衆トイレはとてもよくできていた。
清掃のおばさんがいる場合が多い。
驚いたのは、手を洗わない人が結構いるのだ。
なぜなら手洗いの水は有料だったから。
ドイツの水の事情はぜんぜん知らない。
でも節水するという発想は行き渡っていのだと思う。

フランスにいたころ、フランスが諸外国に電気を供給していたことは知らなった。

しかし、フランスという国はいろいろなところで節約が意識されていて、
そのひとつが各省庁の連絡をとるコーディネーターがいるところから始まる。

その昔、フランスのある省を訪問する日本の議員に「先日は某省が同じ問題できました。

ご一緒にお出でいただいたほうが、当方としては都合がいいのですが」と言われた
ことがあった。

日本はコーディネーターどころか、同じ課題を各省で競争してやり、
省間で情報の交換なんてありえないのだ。    

無駄・無駄

これが日本なのだ。

どうしてこういう発想になるのか理解できない。

ただ、こういう無駄をやることで民間というか、個人的にというか
利益を得るところ、者がいるのかもしれないという
下種の勘ぐりだけある。

実際にはどうなんだろう。



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