トコロカワレバ

毎日は些細な驚きで溢れてる

チャリチャリ

2006-10-19 | 日々のつれづれ、、、


自転車を購入!!



蚤の市で25ユーロなり。
蚤の市では他にも何台かあったのだけれども
どれも、オンボロ、どれも、ロード。

知り合いに一人は自転車乗りがいるお国柄、自転車は手入れして直して当たり前。
こちらの車を見ると分かるように、乗り物は割と壊れるまで走り込ませる。

そんな、自転車を幾つか見た後、きらっと光っていたグリーンのチャリ。
町乗りで、キレイで、ギア付き。
しかもちゃんと走る。
即決で購入。


蚤の市に出店中の知り合いの自転車乗りに見せると、速攻厳しいチェックが。
「後ろブレーキがちょっとおかしいね」
「ライトの接触が悪いね」
「あ、リムが前後とも歪んでいる!これはまずい!」

そんなわけで、早速その人のそのまた知り合いの人が修理してくれました。

さっそく、
チリンチリーン

ビューン


キュキュッ!


いやぁ、なんて楽しい!
歩くとちょっと遠い大きめスーパーまでだって楽々買い物に!
この街の生活で、自転車が移動手段になるなんて思ってもいなかった。
なんて、景色が変わること。
なんて、行動範囲の広がること。
自転車って、すごい。
と、久しぶりに、新鮮な感覚を味わいました。


夜だって、こんなに楽しんだから。





白夜

2006-10-08 | Parisの街角で

2006年10月7日(土)
パリは、Nuit Blanche(ニュイ・ブロンシュ)。
白夜と名付けられた今日は、年に一度の祭典。
一晩中を通してパリの街、あちらこちらでイベントや展覧会が開かれている眠らない夜。


白夜の夜。
夜中の12時過ぎにアパートから出ると
いつもにはない雑踏。
沢山の人だ。

すこし歩いてみると、
一角に人だかり。
みんなわいわいとある方向を見つけている。
なになに?と紛れてきょろきょろ見回すと、、、



うえーの方に、、、



!?
たかーい建物の上にピンクの人が2人かさなってる。。。
しかも、ゆるーい速度でまわってるし。。。
本物?作り物?

帰りがけに観たら、まだかさなったまま回っていて
色がピンクから赤になってた。

後から調べたら、スイス人のパフォーマンスとのこと。
スイス人かー。
私の中で、今後スイス人に対するイメージの大部分を占めてしまうかもしれない。


その他にも、いろいろなものがあったけれど、それより
真夜中にもかかわらずジェラート屋さんに長蛇の列が出来ているのにおどろいた。


けっこう寒かったのになぁ。
これもお祭りのなせるワザ。


そして、明け方まで賑やかな街を後にして早々と帰路へ。
なぜなら、理由はこちら。
じゃん。



日本まで1分約1,5円で電話がかけられる優れもの。
skypeフォンを今週のはじめにVが買ったのでした。
日付がかわって10月8日、日本への処女通話は家族へ。
しっかり35分話して、約60円なり。
世界は狭くなりましたね。
遠くに家族がいる人にはいい事よね。

ちなみに10月7日は両親の結婚記念日でした。
31周年おめでとう。
見回せば記念日は色々なところにあるものだ。






10月1日

2006-10-03 | 日々のつれづれ、、、

2006年10月1日、日曜日の朝

目を覚ましてKRUPSのまっしろなコーヒーメーカーが、ゴーゥゴーゥと音を立てながら
焦げ茶色の液体をぽたぽた垂らしているのを眺めていると
がちゃがちゃと鍵が開く音がして
Vが部屋に入ってきた。
左手には、クロワッサンの匂いが漂う紙袋と新聞。
そして右手には真っ赤なバラがくっついた白いプレゼント。
「Petit anniversaire Omedetou, M ! 」
「?」






嬉しいながらもなんのことやら?と思っていると
今日は私の29歳と半分の誕生日だからとの事。
わかりやすい日に産まれてよかった、なんて。
そんな素敵な日曜日の朝をむかえました。


それにしても素敵な包装。真っ白な紙でくるんでいるだけなのにね。
見えているバラは飾り用、中にはもう1本のバラが。
何色か、想像力をかき立てられる。


そして、もう一つ。
2006年10月1日と言えばこちら。



ディープインパクト

うまれて初めて馬券を買いました。
応援の意味を込めて、もちろん1点買い。
今日は蚤の市に行く日だったので、残念ながらロンシャン競馬場には行けなかったけれども
しっかりとテレビで応援。
この日は、帽子をかぶった女性は入場料がタダということで
羽付やリボン付き帽子をかぶっている女性が沢山いたけど
孔雀になりそこねたキジみたいな帽子を女性ニュースキャスターかぶっていたのが印象的だった。


小学校の頃、両親が働いていたわたしは自然とテレビッ子で
学校から帰って来て早々とテレビをつけ
水戸黄門やルパンやスプーンおばさんなんかを見ていた(あと特攻野郎Aチームとかね)。
そのとき、たまに競馬も見ていたっけ。
レースよりも、その始まる前、馬がゆっくり歩いて紹介されている場面が好きだった。
そして久しぶりに競馬をじっくり観た。
実は私は乗馬をやっていたことがあるのだけれども、とはいえあんなスピードで走る馬を目にする機会はない。
つやつやしていて筋肉の固まりが早く進むためだけに動いていて、おまけにしっぽがひらひらしている。
勝敗はさておき、なんだかキレイだった。
今度、本物を見にいこう。お弁当持って帽子をかぶって。



慣れない地でよくがんばったね。えらいぞ、ディープインパクト。
そして武豊もご苦労様。
そういえば私はあなたしかジョッキーをしらないよ。