週1のお楽しみと言えば
パリを出て郊外のV実家へ行く時は
外環道を使わずに、ブローニュの森を通り抜ける道を選ぶ。
週末の夕刻とあって、家路を急ぐ人、遊びに出かける人で道は比較的混む。
どうせゆっくり行くのなら、木々の間を通り抜けた方が良い。
木漏れ日の下
サイクリングをする人
ジョギングをする人をちらほら目にする。
乗馬をする人にあう事もある。
森が日常の一部って、いいなぁ
と普通なら思っているトコロ。
しかし!
このココロ安らぐ緑を背景に、一番目にするのは
キワドい格好をした、おねにーさん達なのだ。
そう、ブローニュの森は昔から男娼で有名なのだった。
青々と深い森を背景に
赤、黒、白、ゴールド、シルバーを基調とした
ピンヒールのブーツに、激ミニスカート
胸元は極限まで大きく開いたデコルテ(むしろブラ?)を身につけた
女性(の様に見える)がぽつぽつと、時には2、3人で立っていたり座っていたり。。。
彼女(彼?)達の服装は
タダの白い網の様なものだったり
両側面に布が無かったり
装う為でなく、その下にある肌をよりセクシュアルに見せるためなので
明らかに、森を散歩している訳ではないと分かる。
(初めて見たときは、道に迷った人かと思ったけれど)
森の、木々の勢いと
その下に立って人を待つ、彼女(彼)達の醸し出す雰囲気の
そのギャップを見るのが
週に一度のちょっとしたお楽しみであったりして。