社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

君の名はについて思う事

2016-11-10 09:13:38 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

最近、とある事情により映画館にいきまして・・・

 

 

「  君の名は 」 

 

 

見てきました!

 

一人で・・・

 

 

感想はと言いますと・・・

 

 

良かったです!

 

CMでは高校生の恋愛話てな感じでしたが、アニメーションが大人に与える稚拙なインプレッションも加わり

 

わたくし、正直な所、なめておりました

 

 

作者に聞いてみなければ分からない事ですが、「 夢を見る事が自分の人生に与える影響 」

 

これ、目標的な夢ではなく、寝ているときに見る夢ですね

 

つまり過去の記憶が作り出す作為的ではない想像について書かれている様に思うんですね

 

なんともキレイなお話だなぁと思うわけです

 

人間は過去の記憶に基づいて今現在の色んな判断をして生きている訳ですし、

 

21世紀最後の学問と言われる「 空間と時間 の解明 」に触れている様にも感じた次第です

 

 

五次元の存在の証明ってやつですね

 

 

 

君の名はが面白いと思われた方にはとてもお勧めしたい映画が一つあります

 

ちなみに、私は過去に見た映画の中ではトップ3に入っておりまして

 

 

 

「  インターステラ― 」って映画です

 

SFのジャンルに入ると思いますが、この映画はハッキリ言いまして究極です

 

宇宙の中に実際に存在する物の壮大さに泣けてきます

 

 

もしご興味がありましたTSUTAYAにてレンタルできますのでお試しを~

 

 

 

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第二十二話

2016-10-28 14:43:41 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

寒くなりましたね~

 

今年は12月に一生に一回の経験になるかもしれない予定が入りそうなので

と~っても楽しみにしています♪

 

なにかって?

 

それはお楽しみ

 

となると「 なんやねん 」となる

 

ヒント

 

 

「 打ち上げ 」

 

 

もうわかりましたよね~

 

 

 

「 責務 」 第二十二話 ~  最終話  ~

 

 

 

 

どうやら梅田氏は私の提案を受け入れ、永代供養に係る費用を、売却益の中から折半で負担する事に同意した

 

数日後・・・・

プルル

 

 

「 クリエイト西本です 」

 

「 東京の目黒です。この間の件で高野寺の住職さんと連絡が取れまして、費用の方も確認が取れました 」

 

聞けばその費用は中々の物であった

 

「 そうですか。では、私はその作業が終わるのを待って解体工事を進めますので、日程が決まれば教えてください 」

 

目黒「 ・・・・そこで、一つお願いがあるのですが・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

イヤやて

 

 

 

 

 

「 ・・・なんでしょう・・・・ 」

 

目黒「 実は色々考えたのですが、魂抜きと永代供養の日には、私は立ち会わない事にしようと思いまして 」

 

「え・・・ 」

 

目黒「 そこで、西本さんから住職に電話を入れて頂いて日程を打ち合わせて頂きたいんです 」

 

「 ・・・・それは構いませんが・・・立ち会われないんですか? 」

 

目黒「 はい・・・もうご位牌もそのまま住職に持ち帰って頂いてお寺で供養してもらいますので 」

 

「 ・・そうですか・・・わかりました・・・ 」

 

 

東京からわざわざ来るのはさぞや大変であろう

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、私には理解できない

 

 

 

 

私は言われたまま住職に電話を入れてみる事にした

 

 

プルルル

 

「 空海です 」

 

「クリエイトの西本と申します。以前に梅田さんの仏壇の件で電話を入れた者なのですが・・・」

 

空海「 あ~、はい、あの後目黒さんから電話が入りまして、依頼は承諾しました」

 

 

 

前回とは異なり、非常にスムーズに話は進み、住職が古家まで来る日の日程が決まった

 

 

 

そして当日

 

 

 

約束の時間の10分前には現場についた私は鍵を開け始め、中の窓を全て開け放ち始めた

昭和の香りの残るこの物件には縁側があり、南側の縁側の雨戸をあけると、何故か子供の頃のなつかしい感じがよみがえった

 

縁側からのぞいてみると、今まさにヘルメットを脱ごうとする袈裟衣の男性が

原付の前に立っているのが視界に飛び込んできた

 

 

 

 

坊さんと原チャリ

 

 

 

ミスマッチゆえに何故か印象が強く、よく目にする気がするのは私だけであろうか

 

 

縁側から顔を出した私と目が合ったお坊さんは、こちらにあまり感情の宿らない表情をむけた様に見えた

 

 

 

どうも

 

 

高野寺の住職の第一声であった

 

 

西本です

 

 

愛想のない挨拶を交わし、住職はスス・・と茶席を思わせる振る舞いで仏壇の間に進み、何やらふろしきを広げ始める

家の鍵を預かる私は当然これから行われる儀式に立ち会う事となり、まっぴる間にそう音量が大きくない読経が響くという

TV等の映像で見れば、やや薄気味悪くも感じる場にとどまる事になった

 

 

仏壇の前に座る住職は、おもむろに閉じた仏壇の扉を開け始める

 

 

 

仏壇は物である

 

間違いなく意思を持たない物質である

 

 

 

住職の後ろから仏壇がゆっくりと開いていくのを見ていた私は、なぜか改めて、そう自分に言い聞かせるほどに

圧 を感じさせられた

 

 

ほどなくして、仏壇の前で読経を始める住職

 

その後ろに座る私

 

 

ちなみに私は親族ではない

 

 

8畳の和室に二人だけが佇んだまま、読経は進んでいった

 

 

 

 

 

 

住職「  では、私はこれで失礼します 」

 

丁寧に布でくるまれたご位牌を持つ住職はそう言った

 

 

そしてシートが上に開いた原チャリに全てを収めた住職は、姿勢の良い状態で原チャリを操り帰って行った

 

 

 

 

すべての作業を終えた家の中に私は再び立ち戻り、全ての窓を閉めた

 

 

 

 

これで数日後には予定されている解体工事が当然の様に始まっていく事となる

 

 

小さなため息をついた私は、一段落ついた安心感からか、少し体が軽く感じたような気がした

 

最後に玄関のドアを閉め、私は車を停めている駐車場へ向けて歩き始める

 

 

 

10m程家から離れた時

 

 

 

 

 

 

ふと何かに呼び止められたような気がして私は振り返った

 

 

 

 

 

目をやったその先には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり全ての雨戸が閉じられた家しかなかった

 

 

 

 

 

 

家は意思を持たない物質である

 

 

 

 

 

全ての役目を終え、解体工事を待つだけになった家を振り返りつつ、なぜかもう一度、自分にそう言い聞かせた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           責務   ~ 完 ~

 

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第二十一話

2016-10-20 10:20:21 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

もはや十月後半

 

えらい早い

 

あと3か月もしないうちに新年

 

そんな時期です

 

残る後半戦

 

フルスロットルで頑張りたいと思います

 

「 責務 」 第二十一話 ~  王手  ~

 

 

ネットで調べてみると、永代供養というのをしてもらうと数十万円はかかるらしい

 

私は、流れの中で急浮上してきたとは言え、その家の仏壇の歴史を終えるキッカケになってしまう

事に心を砕く事だけで、その費用については実の所注目していなかった

 

 

 

 

 

 

 

マヌケである

 

 

 

 

 

 

魂抜きをして、ご位牌を相続人のどちらかの家に移すというゴールに期待をしていたからかもしれないが

やはり、この選択肢についても下調べをしておくべきだったと思う

 

 

今回の件では、不動産を売却するとは言え、解体費用なんかを差し引くと、両相続人の手元には、そう満足を得られるような金額は

残らないであろう事は想像できる

そんな中で、更に数十万円の費用がかかる永代供養費、仏壇の歴史を終える事、この二つの問題はそう軽くはない

実子である目黒さんにとっては心痛も伴ったであろう

単に金銭の問題だけではなかったはずである

 

しかしではあるが、だからこそ、これは親族間で解決してもらい、菩提寺である高野寺にも直接依頼をしてもらわなければならない

 

 

 

先日の電話で、私は目黒さんに伝えた

 

「 目黒さん、永代供養をするという事であれば、それはご親族からの依頼でなければ、住職さんも話すら聞いてくれません。

梅田さんとのやりとりについては、私が口をはさむ事ではありませんが、血のつながっていない梅田さんにそれを委ねるよりも

実子である目黒さんが決断する事の方が良いのではないでしょうか? 」

 

目黒「 とてもご先祖様に申し訳ない事なので、どうしても私の口からは言えなかったのですけど、もう仕方ありませんね・・・

先方(梅田さん)は私からの連絡には出ないし、費用についてはどうすべきか西本さんアドバイスして頂けますか? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アドバイスして頂けますか?

 

 

 

という目黒さんの一言の意味は既にわかっている

 

 

梅田家、目黒さんで折半するという形に話をつけてほしいという事である

もっと言えば、目黒さんの心中では家名を継いでいる梅田さんの方で、それを負担すべきだという考えもあったであろう

私の目から客観的に見ても、やはりそれは梅田家で采配をふるい、永代供養をして仏壇の歴史を終わらせるという

心的な労苦を伴う判断も梅田家が負担すべきではないかと思わないでもない

 

 

 

 

 

だが、もはやそれはかなわない

 

 

 

 

 

 

「目黒さん、淀川弁護士を通じてその話は私の方で決着をつける事が出来る様に動きます。

ですので、高野寺には必ず連絡をいれてください。費用についても、お寺との関係や付き合いの程度が

関係するようですので、住職には目黒さんの方から確認をし、話し合ってください。 」

 

 

目黒「 わかりました・・・今日明日中に必ず連絡をいれます・・・・ 」

 

 

 

そして今日、私は淀川弁護士にこの件で電話をいれた

 

 

「 淀川先生、仏壇の件については、目黒さんの方が永代供養をするという選択をしました 」

 

淀川先生「 あ~そうですか。まぁそれしかないでしょうね~ 」

 

 

この軽いタッチは弁護士独特の物なのか、あえて感情をもつべきでないという振る舞いなのかは定かではない

ただ、不快感を感じる事だけは事実である

 

 

 

「 はい、で、今日お電話しましたのは、その費用についてですが・・・私が調べた範囲では数十万円はかかると思います 」

 

淀川弁護士「 え~そんなかかるんですか~ 」

 

「 はい、目黒さんはこの費用は梅田さんの方で負担もし、菩提寺への依頼も家名を継いでいる梅田さんの方から

入れてほしいと、ずっと考えていたようなのですが、依頼に関してはもう私がやりますとおっしゃっています。

で、費用の件なのですが、これは淀川先生の方から梅田さんに電話を入れて頂いて、売却金額からその費用を

支払い、残った分について協議を行うという事に同意して貰える様に話していただけますか? 」

 

 

淀川弁護士「 なるほど・・・・・あえて持ち出すとなれば、どちらの家が払うかという問題にもなるし、そういう形にした方が

両者もうんと言いやすいでしょうね。わかりました。私もその方が良いと思うので、連絡を入れます 」

 

 

「宜しくお願いします。これで片付かなければ、恐らくこの不動産売却は現時点では不可能だと思いますので 」

 

 

 

 

 

 

将棋でいえば王手であった

 

 

 

 

私はこれで打てる手は全て打った様に感じていた

 

 

 

 

 

その日の夕方

 

 

 

 

 

 

梅田氏は提案に同意した、という連絡がはいった

 

 

 

 

 

 

                           続く・・・・・

 

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第二十話

2016-10-13 09:54:48 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

めっきり秋ですね~

 

最近ですね、私よく行くんですが、加太エリアに干物屋さんがあるんですね

 

そこはよく見てないと通り過ぎちゃうんですけど・・・・

 

なんかすごく安いし、美味しいんですよね~

 

まぁさんまなんかの季節物って感じのモノはあまり置いていなくて

 

地場でとれた魚を干物にしている感じです

 

僕のお気に入りはイカの一夜干しと、小さめのタイの干物なんですけど

 

これ、スーパーで買うのとは味が比較になりません

 

あまり買い物に行かないので詳しくはないですが、決して高くもありません

 

意外に知らない人多いみたいです^^

 

 

 

 

 

「 責務 」 第十九話 ~  真意  ~

 

 

「 空海です 」

 

前日に続き、19:00

 

私は今日こそはスムーズに進展が見られる事を願いつつ、目黒さんの実家の菩提寺の高野寺に電話をかけた

昨日と違い、電話に出た相手は間違いなく住職と見受けられる

 

 

「 夜分恐れ入ります。昨日そちらへお電話をさせて頂きましたクリエイトの西本と申します 」

 

目黒さん ×→ 高野寺

 

私 ▲ → 高野寺の住職の奥さん

 

高野寺の住職の奥さん △→ 住職

 

今までの流れはこうである

 

そして今日は

 

 

私 〇 → 住職

 

 

こうなるはずである

いや、こうならなければいけない

 

住職「 はぁ、なんかお電話頂いていたみたいですね・・・・ 」

 

どうやら耳にはしているが、趣旨が伝わっていないか、趣旨に対する不信感が声のトーンから伝わってくる

 

しかし、ここでひるんでは何をしているか分からない

 

「 はい、奥様にもお伝えしたのですが、私はそちらの檀家の梅田家の不動産の処理を担当していまして、

その処理の中で実は仏壇のある家が建っている土地を売却する事になりました。 」

 

住職「 はぁそうですか 」

 

「 ええ、で、家の方は解体しますので、中にある仏壇の魂を抜くという作業と永代供養を頂くようにそちらへ

連絡してほしいと、梅田家の娘さんの目黒さんから依頼を受けましてお電話を入れた次第です 」

 

 

 

 

 

 

 

 

完璧な説明だ!

 

 

 

 

私は緊張を紛らわす為に、火のついたメビウスを片手に電話していた

むろん、吸わない

 

 

住職「 あのね、あなたね、そんな事を他人が依頼するのはおかしいと思いませんか? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住職 「 今のお話を聞きましてね、私はあなたが一概に嘘を言っているとは思いませんがね、その話を聞いて

うちが、分かりました、では梅田家の仏壇の魂抜きをして永代供養しますよ、と言えると思いますか? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待はしてますが

 

 

 

 

 

 

 

思いません

 

 

 

 

 

 

 

100点の回答ですな^^

 

 

 

 

「 おっやる通りです。私としても住職さんのご意見と同じ考えです。一つ聞きますが、目黒さんから電話は入っていませんか? 」

 

 

住職「 聞いてませんよ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めぐろ~

 

 

 

 

「 そうですか。私は内容は目黒さんより伝えた上で、依頼をかけるという作業だけを依頼された者ですので、

何の連絡も入っていないのであれば、住職さんのご見解はまさにその通りですね 」

 

住職「 まぁ、私どもの役割というのは、西本さんのおっしゃる内容の事を行う事もありますが、せめて親族の、

もっと言えば仏壇の守りをされている人という事をこちらが把握している人からの依頼でないと、動くことはできませんよ 」

 

「 おっしゃる通りだと思います。一度私の方から目黒さんからそちらへ電話を入れてもらう様に連絡します 」

 

住職「 そうしてください。それがないとうちは何もできませんから 」

 

「 了解しました。一つ聞きたいのですが、魂抜きは費用はいくらくらい要りますか? 」

 

住職「 物を売るわけではなくお布施という性質の物ですので、明確な金額はありませんが、一般的には

一万円位のお布施をして頂ける方が多いですね 」

 

「 なるほど、それも目黒さんに伝えておきます 」

 

そういい残し、電話をきった

 

 

 

 

恐らくではあるが、事前の動きとしては、私が動く範囲に限定すればこの電話の内容を目黒さんに伝えた時点

でミッションコンプリートであろう

 

 

 

出来る事はやった

 

 

しかし、目黒さん

 

 

なぜ連絡をいれない?

 

 

 

私は無慈悲な罵倒を受けた事に対する憤りを感じつつも、この役目を終える為にすぐに目黒さんに電話を入れた

 

プルルルル

 

 

「 目黒です 」

 

「和歌山のクリエイトです 」

 

「 あ~どうもお世話になります。高野寺に連絡は入れてくれました?あれから私も気になっていて・・・ 」

 

 

このブログを読んでいる方には違和感のある反応であろう

約束違反とも言える、重要な連絡を事前に菩提寺にいれていない目黒さんは、何事も無かったかのように、

しかも、しれっと気になっていたとまで言う

しかし、これは、私の様な仲介の役目を担う人間としては、意外によくあることなのだ

 

 

 

 

人はずるい

 

 

 

いつしかこういう印象を人に持ち

いつしか傷を負わない様に事前に身をかわし

相手の気持ちに感化されて善意で動こうとする気持ちまで利用される事もあり

 

 

 

 

 

 

人が嫌いになる

 

 

 

十数年この仕事を続けてきて私が何度か陥った感情である

 

 

「 目黒さん、住職に概要は伝えました。ですが、先方は親族の代表ともいえる方からの依頼でない限り

何もできないし、交渉したりする次元のお話ではないという趣旨の回答です 」

 

目黒「 そりゃそうですよね 」

 

 

 

 

 

 

 

まてぇぇぇい

 

 

 

「 わかっていましたよね? 」

 

目黒「 はい、ですがどうしても直接お寺に聞きづらい事がありまして、間に西本さんが入って頂きたかったんです 」

 

 

実は私は住職とのやり取りの中で、住職に対して一つ質問をした時に、ふと目黒さんが先に連絡をいれなかった理由が分かったような気がしていた

そしてその理由に対する答えを出すためには、私はあと一つ、住職に問いただしておく事が一つあった

 

 

 

 

恐らくここであろう

 

 

相続人である目黒さんと梅田さん

 

この関係の中で、誰もこの行動を起こさなかった理由もようやくわかった気がした

要はその事自体の全容を示し、目黒さんからは梅田さんに対して言いにくいであろうこの問題の

解決までを、弁護士を通じて梅田さんに伝えるなど全ての事を私にやってほしいという事であったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永代供養の費用

 

 

 

 

流れの中でこの問題が浮上したとは言え、私はこの点を見過ごしていたのだ!

 

 

 

 

 

                        続く・・・・・

 

 

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新連載 「 責務 」 第十九話

2016-10-07 12:39:20 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

去年から今年にかけて、不動産市場と顧客の性質は明らかに変貌を遂げた様に感じます

これって、多分「 転換期 」

 

 

断っておきますけど、私見ですよ?

 

都市部に比べて、比較的土地の単価も高くなく、といった所が和歌山市の様な街の一つの特徴と言えると思うのですが

都市部では、現代人は

 

車はいらない

 

一戸建てはいらない

 

賃貸で十分

 

 

まぁ総体的な感じの私の個人的な評価なんですけど、世論を見てればこんな感じ

 

「 しかし田舎は違う 」

 

    が

 

 

「 田舎もそう 」

 

こうなりつつある様な気がしてならない

過去の段階ではビジネスをする隙間がまだあった事が、まさに田舎の不動産屋さんの市場と言えるのですが

今は緩やかではあるが変貌を遂げてきて、ついに変わろうとしている

そんな気がします

 

これって政府が言うように、2013年9月を起点に、前年前月比で景気が上がり続けているという評価が

 

事実ではないから?

数値を上げる為に行ったハリボテの一時施策の結果だから?

 

多分違う

恐らくではあるが、これは親世代がこれまでの様に、結婚した子供達が、土地や家を買うタイミングでお金を出してくれる層では

無くなって来たからではないかと思う

それ自体がとても先進国の要素として大事な要素ではあるが、平均寿命が延びた事と、まだまだ生活をし続けていかなくては

ならない世代が親世代となってきている事

加えて、昔からあった慣習のはずなのに、今や当然の様に多額の費用がかかるとなった介護の事情など

 

 

中々自分たちの資金繰りを後に回してまで、安心して暮らしていける日本ではなくなって来ている事が原因ではないかと思う

つまり親世代の変化が今まさに市場を変化させてきている様に思います

 

まぁこういうのって、単に経済だけではなく、このブログの連載の話ではないですが

 

慣習の変化

生活スタイルの変化

 

こんな事も少なからずの因果関係を持って、日本とその経済は変わって来ている様に感じる今日この頃です

となると、提供側は、自力で必要世代が手に入れる事の出来る水準の不動産商品を提供していく必要があるのでしょう

 

 

 

「 責務 」 第十九話 ~   ファウルチップ ~

 

 

 

どうやら遂に私が目黒さんの生家の菩提寺に電話をかける時間が来た

たかが電話をする程度の事でこんなに緊張するのは、学生時代に、今からつきあってくれと好意を持つ女子の家に電話を掛けた時

以来かもしれない

 

 

非常に重苦しい気分ではあったが、もう仕方ない

目黒さんからの既に入っている電話で、あらかたの説明がついており、私は事務的にこれを行っている人間だと

認識されている事を願い、目黒さんから教わった電話番号に電話をかけてみた

 

プルルルル

 

 

プルルルル

 

 

 

 

前にも書いたが、清水の舞台から飛び降りるつもりで、決心の末に電話をかけた時は

 

 

 

 

 

 

 

たいてい相手は電話にでない

 

 

 

そしてこの緊張を再び味わう

 

 

 

ふぅ・・・・

 

 

歯がゆくもあるが少しホッとした感もぬぐえない

 

私は一旦他の作業に戻る事にした

しかしながら、やはりその事が気になり続け、結果的に見れば苦しむ時間が長引いたにすぎなかった

 

 

19:00を私は目途にしていた

 

 

19:05

 

 

5分間の葛藤を過ぎ、再び私は電話をかけた

 

 

プルルル

 

 

「 はい、空海です 」

 

和歌山市で一般的とされる宗派ではないお寺でもあるだけに、まぁ関係ないと言えば関係ないのだが

私はすこし身構える気持ちで電話をしたのだが、意外にも先方は姓を名乗って電話に出た

 

 

 

そりゃそうだ

 

 

京都や奈良の観光客が来るほどの大寺でもない限りは、普通はそうであろう

寺の名前ででる方がむしろレアなのかもしれない

もし、興味がある方がいれば、一度ご近所のお寺に電話をかけてみて頂きたい

 

 

 

「 あ、夜分に失礼いたします。私、宅建業者のクリエイトの西本と申します 」

 

空海「 はぁ? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でた

 

 

 

 

 

まるで的を得ていない事はこの第一声でわかる

だが、電話に出たのは女性であり、ご住職ではない様に思えた事が、何とか私に二の句を継ぎさせた

 

 

 

 

「 あ、あのぅ・・・東京の目黒さんからの依頼でお電話を差し上げているのですが・・・ 」

 

空海「 東京の目黒さん・・・・はぁ?誰ですかそれ? 」

 

 

 

 

 

 

この瞬間、もし健康診断中であれば、私は即病院行きと判断されたであろう

 

 

 

 

動機がはんぱない

 

 

なぜなら、何らの情報ももっていない相手に、これから私の話す内容は、前回申し上げた通り

悪質ないたずらと取られても何らの不思議もない内容であったからである

 

 

 

 

目黒さん

 

 

 

 

やってくれましたね・・・・

 

 

 

後悔先に立たず

いや、弘法も筆の誤りと言うべきか

 

 

 

後者は違う・・・

 

 

いや、そんなことはどうでもいい!

 

 

「 実は、先に連絡をそちらへ入れておきますと聞いていたので、今私が電話をしているのですが

実はそちらの檀家であられる梅田家のご親族から依頼をうけておりまして 」

 

空海「 はぁ?何の話ですか?あなた一体誰ですか? 」

 

 

 

 

 

アウェイ感がはんぱない

 

 

「 あ、先ほども申しましたが、私は宅建業者のクリエイトの西本と申しまして、そちらの檀家さんの梅田さんの仏壇の件で

電話を入れておる次第です 」

 

空海「 ・・・・・・なんかよくわかりませんけど、で、何の御用件ですか? 」

 

「 実は、梅田さんの長女さんで、今はお嫁に行かれて目黒さんとなっている方から、真田寺さんに依頼をしてくれと

言われているのですが・・・ 」

 

空海「 はい・・・一体何の依頼ですか? 」

 

 

本来であれば、もう少し前置きのし様もあるのであるが、矢継ぎ早に相手から聞かれたら

テンポよく回答しない事には、この様なやり取りの時は成立しない事が多い

かなりの防御線を張ってから切り出したいと思っていた本丸に、私はほぼ丸裸で突入する事になってしまった

 

 

「 はい、仏壇の魂を抜いて頂いて、永代供養をして頂きたい旨を依頼してくれと言われまして 」

 

 

空海 「 ・・・はぁ 」

 

 

 

素っ頓狂ではあるが、想像にあまりある攻撃力を持つ切り返しである

 

 

「 私の方からも再三、それはご当人でとお願いしたのですが、話すと長い事情がございまして、連絡

だけは私の方からして欲しいと言われて電話をしております 」

 

 

空海「 まぁ、よく分かりませんけどね、住職は今出かけているので、帰ってきたら一応いっときます 」

 

 

「 お手数をおかけします。では、明日またお電話を致します 」

 

 

電話の主は奥さんであった

できればもう話したくない

 

 

 

 

 

 

やられた

 

 

 

私はメビウスを取り出し、すぐさま火を付けた

 

 

 

電話しとくって言ったやないか!

 

 

丸一日以上も空いている上に、この時間に真田寺に電話をかけると伝えていた以上

単なるタイミングの行き違いとは考えにくかった

しかし、電話をかけるっていったじゃないですか!と目黒さんに対して抗議の電話をする事に生産性はない

 

 

 

すでに舵はきったのだ!

 

 

結果的に見れば、ワンクッションと考えればよい

なんか変な電話かかってきたよ・・・と今晩は空海家で盛り上がる事であろう

 

 

 

私はこの電話を踏まえ、次に話すであろう住職への説明の仕方について考え始めた

 

 

希望的観測ではあるが、恐らく目黒さんは昼間に何度も真田寺に電話をかけたが留守だったのであろう

まずは私が小石を投げた事による波紋を、明日私が電話するまでの間に、目黒さんが電話をかけて

鎮めてくれるのであろう・・・

 

 

 

そんな事を考えながら、私は事務所をでた

 

 

 

 

 

そして次の日の同19:00

 

昨日よりは幾分ましな心持で私は再び真田寺へ電話をかけた

 

 

 

プルルルル・・・・・ガチャッ

 

 

 

「 空海です 」

 

野太い声の主は、どうやら住職だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                            続く・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第十八話

2016-10-04 09:27:01 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今の国会中継って、中々面白いですね

いや、中身については、具体的な今の日本に関する問題をきっちり討論しろよ!という

気持ちは強いんですよ?

 

でも、それ以上に、まあこんな事で面白がっていてはダメダメなんですけど

アホな会話やっとるな~って思うんですよ

 

芸人みたいに笑いをどっかで取ろうとする質問者

一方軽くかわす事を賞賛するかのような拍手

 

内容がですね、過去の発言に対して今の行動はどうなのか?とか

何年も前の週刊誌のインタビューでの発言はどうなのか?とか

 

 

 

 

野党の質問が超くだらねえ 笑

 

 

もっともっと北に対する防衛の隙間はないのか?とか

経済施策の進捗はどうなのか?とか

 

まあ、同じレベルでも困りますが、センセ方はあまりに現代社会で実際にさらされる風を理解していない様に思うんですよね

 

 

 

 

爆笑国会

 

 

あまり興味がない私に関心を向けさせた事は一つの功と言えるのでしょう 笑

 

 

 

 

「 責務 」 第十七話 ~ 変化   ~

 

 

 

「 東京の目黒です、この間から色々お騒がせしてすみません 」

 

いつまでやっても仕方ない

私としては、この問題に対するこちらからの投げかけは最後にするつもりでいた

プロセスの選択肢は幾つかあるとしても、結果としては一つなのだから

 

 

 

仏壇を処理しなければ、解体工事はできないのだ!

 

 

「 いえ、で、どうです?仏壇の件、目黒さんのご意見は固まりましたか? 」

 

目黒「 ええ、もうここまで来れば、梅田さんの方は何があっても何もしないでしょうし、私の方が折れなければ

この話はここまでですね。西本さんにもとても迷惑をかけてしまいますし・・・・ 」

 

 

どうやら事態は収まりつつあった

 

「 そうですね、やはり血のつながった方でないと、これは処理できないでしょう。では、仏壇は魂を抜いて

ご位牌を移されますか? 」

 

 

目黒「 それしか方法はないですね。しかし、ご位牌はやはりうちでは預かれませんの。こちらにはこちらの仏壇が

ありますし、私は他家に嫁いだ身ですので・・・・ 」

 

「 つまり、永代供養をされるという事ですか? 」

 

 

 

 

かねてより、私の頭の中には存在したこの言葉を遂に私は口にした

現状を見る限り、他に方法はなかったのであった

しかし、それは私の口からは提案する事は決してできなかった

 

 

少し話はそれるが

 

不動産仲介業に於いて、こういう当事者の感情やこれまでの人生、又は家系に関わるセンシティブな個別要件と

いうのは時折出現する

不動産売買の契約をスムーズに進める為の、手順の知識や法解釈がある事ををスキルでありそれがあると自認する同業者はままあるが

私の感覚はそうではない

当然、それらは必要な要素ではあるのだが、人の感情や物事の道義、背中を押されなければ立場上イエスと言えない事への

無難な後押し等、それが信頼に足る人物なのか等、実は仲介業者の人物そのものも大いにスキルの要素としてカウントできると思う

 

 

 

 

宅建士とはそれ程重い役割を担うのである

 

そういう意味では、我々はお客の前でだけ誠実で心の優しい人間を気取っても、良い仕事なんてのはできはしないのだ

 

 

 

 

 

 

 

自分で言ってて耳が痛い!

 

 

 

 

話を戻す

 

 

目黒「 はい、もうそうするしかありません。」

 

「 そうですか。それが済めば解体工事にかかる事が出来ます 」

 

 

一件落着

 

 

そう見えた

 

 

目黒「 実はそれで、西本さんに一つお願いがあるのですが・・・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

断る!

 

 

 

 

 

 

最後まで聞いてはいないが、体が先に反応しそうになる

 

 

目黒「 菩提寺の電話番号をお伝えしますので、そこに電話をかけて、永大供養の依頼をしてもらえませんか ? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからなんでやねん!

 

 

 

 

 

 

なぜ、この事に関してだけは、みな私に依頼するのだろうか

そんな大それた事を第三者の私ができるわけがないのだ

仮にだ

仮にしても、私が電話をして依頼したとして、一方の依頼を聞く寺の住職が引き受けるわけがないのだ

もし、私が住職であれば、間違いなく、悪質ないたずら電話として処理をするに違いない

 

 

 

 

「 本気でおっしゃっていますか? 」

 

 

目黒「 どう考えても私からは依頼できないんです ・・・・ 」

 

 

もはや目黒さんの心境は私には理解できない

理解できないほどの葛藤か、私の知らない経緯、もしくは事情があるに違いなかった

 

 

「 ・・・・・しかし・・・住職さんも絶対驚きますよ・・・・ 」

 

目黒「 私の方からも電話を入れておきますので・・・ 」

 

 

(その時依頼すればいいんじゃ・・・・・)

 

 

目黒「 但し依頼は西本さんにしてほしいんです・・・ 」

 

 

電話の向こうではすすり泣く声が漏れ聞こえてきた

 

 

 

もう仕方ない

 

 

「 わかりました。では明日の午後に電話をいれますので、それまでに必ず私から電話がある旨を伝えておいてください 」

 

 

目黒 「 わかりました・・・・涙 ・・・・ 」

 

 

なんという世知辛い世の中であろう・・・・

日本と言う国はここまで来たのかという感がぬぐえなかった

私はあくまで私の周辺環境から思う事、感じる事がベースにあるので、目黒さんを非難する気は毛頭ない

事情が違えば立場も違い、考え方が大きく変わる

しかし、今回の件はどうも気が乗らない

 

 

私は電話を置き、話の流れを整理してみた

 

何度考え直しても、住職さんにしてみれば電話をかけてくる私の事は胡散臭いと思うだろ・・としか思えなかった

 

 

時代は明らかに変わりつつある

 

 

いつもとは何かが違う、ほろ苦い煙の味をかみしめつつ、私はパソコンの電源をいれ

キーボードの上に置かれたMEVIUSと書かれたブルーの箱をそっと横に置いた

 

 

 

 

 

 

                                 続く・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第十七話

2016-09-30 14:45:23 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今年の夏もようやく終わりって感じですかね^^

まだ少し暑さは残りますが、秋の到来を日々感じる今日この頃です

 

ところで・・・

 

 

 緊急放送、〇〇国から未確認の飛翔体が東京、沖縄、九州地方に向け発射されました 」

 

 

こんな放送がもし、ある日突然TVで流れる事ってあり得ると思います?

 

五分後に・・・

「 発射された飛翔体は、どうやら巡航ミサイルのようです、繰り返します、発射された飛翔体は巡航ミサイルの様です。 

 但し、核ミサイルかどうかは確認がとれておりません」

 

10分後に・・・・

「 東京に設置されているPACK3による、ミサイル迎撃は失敗に終わった模様です、沖縄も同様です、九州ではイージス艦が迎撃に

当たりましたが失敗に終わった模様です 」

 

と再び流れた場合

 

30分後・・・・

 

TV画面は砂嵐でしょうね

 

そんな事起こるわけがないだろう  笑笑   って^^?

 

 

緊急放送用の収録映像はあるみたいですよ

 

 

 

「 責務 」 第十七話 ~  四面楚歌  ~

 

 

「 西本さん、もう菩提寺の住職に魂抜きの依頼を西本さんからして頂けませんか? 」

 

 

淀川弁護士のこの一言は、実の所、私は結構な衝撃を受けた

なんというか、怒りの様な怒りで無い様な、かといって単なる驚きでもない

 

 

弁護士に全権を委任するという事の中にはこんな事まで含まれてしまうのか?

 

 

「 淀川さん、それはできません 」

 

 

淀川「 う~ん、しかしそれしか方法は残されていない様に思うんですよね。梅田さんは、自分たちが関知しない事だけを

主張されて、何らの意見もないんですよね 」

 

「 いや、突然の事で私もちょっとどうお答えするべきか瞬時に整理できないんですよ。ただ、あり得ない事の様に

思うんですよね。 ちょっと私の方でもいろいろ整理して、もう一度お電話かけ直します 」

 

 

電話を切って、私が感じた感情の意味をまず考えてみた

 

しかし、それは何故かどこにぶつけていいか判然としない怒りに似た感情であった

 

 

こういう時は、頭の中の交通整理が必要である

 

 

マイルドセブンをくわえ、しばし考えてみる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( 自分でやれよ! )

 

 

 

 

どうやら私の怒りの源はここであった!

 

全権を委任されている弁護士なら、なんでそれを不動産屋の私に依頼するのか?

むしろ、本人の代理として委任を受けている者が直接すべきであろう

しかし、それをしない理由は一体何なのか?

答えは一つ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重たすぎるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそうであろう

一つの家の仏壇の歴史を、他人が閉ざしてしまうのである

それがどんな事を意味するのか?

突如現れた、親戚と名乗る人間に「 なんちゅう事をしてくれんねん! 」と、いつ怒鳴られても全くおかしくない

 

 

 

こんな事は許されない

 

 

私は、結論は出したが、東京の目黒さんに、事はここまで進退窮っている事を告げる事にした

もはや、他人は何も関与できない

 

 

プルルルル

 

「 目黒です 」

 

「 和歌山のクリエイトです、実は今日梅田さんの代理の弁護士さんから電話を頂きまして・・・ 〇▲□ ・・」

 

 

 

全ての事実を告げ、これが処理できないのであれば、契約は撤回せざるを得ず、こちらの意向としては

 

 

「 もう意地の張り合いはやめて折れてください。所詮、梅田さんは目黒さんのご両親とは血がつながっていません。

仏壇を将来に渡って供養していくかどうかまでは、私どもでは判断できないので、とにかく、古家の中の仏壇の処理を

目黒さんの主導でやらざるを得ない所まで来ています」

 

こういう内容の事を私は告げた

 

 

目黒「 そうですか・・・・もう、私もどうしたらいいか・・・・では、取りあえず解体工事を進める必要が有ると思うので、西本さん、

申し訳ないのですが、この件が解決するまで、ご位牌を預かってもらえませんか ? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

断る!

 

 

 

 

 

私が不動産業を始めて、もっとも驚愕した依頼であった

 

目黒「 それしか方法が無いと思うんです・・なんとかお願いします・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

断る!

 

 

 

 

「 目黒さん、何があってもそれはできません。ご親戚一同とご相談の上、この件のお返事をください。」

 

 

私が返す事の出来る言葉はもうそれだけであった

何度考え直しても、私は淀川弁護士にしても、目黒さんにしても、その依頼を受け付けつける事はできなかった

 

 

 

 

 

誰も何もしないから、他人に委ねる

 

 

 

 

この件はそういう性質の話ではないのだ

もし、仲介なんだからやるべきだという意見があったとしても、私は一向に耳を傾ける気持ちはない

もし、こういう性質の事まで引き受けなければならないのであれば、私は自分の寺を作って住職にでもなったほうがましである

 

 

 

そして二日後・・・・・

 

 

 

親族と相談し、考え直したはずの目黒さんから再び電話がなった!

私は今日のこの電話で全てを決着させるつもりで電話に出る事にした

 

 

ガチャッ・・・

 

 

「 クリエイト西本です 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 続く・・・・

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第十六話

2016-09-21 10:10:31 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

豊洲の市場問題

 

わいわいやってますね~

しかし、あんなにいい加減な話ってあるんですかね

 

民間で建築をする時はお役所なんてのは、全く融通ききませんし

現行法に沿わないものは基本的に全てNGなんですけど・・・

特にですね~近年問題視されつつあるのが

 

 

土壌の汚染問題

 

これ、豊洲の場合、めちゃくちゃじゃありません?

なんで建物が建ってからベンゼンとかシアンとか

 

 

これはですね、論外なんですよ

人体に即有害なモノってのがある、もしくは可能性がある所に調査結果なしで

建築に踏み切るなんてことは民間では許されません

 

ベンゼンなんかに至っては、地中から検出される土地は、事前に把握できているはず

もっともポピュラーな所でいえば、ガソリンスタンド跡地なんか

これらの有毒化学物質は、使用している段階で事業者と使用薬品は必ず保健所に登録されているんですね

 

 

調査するまでもなく・・・

 

 

出るのは出る

 

 

最初からこれくらいは分かってるんですよ

 

 

これが人体に有毒な程かどうなのか?

 

 

話の焦点はここです

 

これがクリアにならない限りは建築にかかれないはずなんですがね

 

何で今なの?

ここ、追及してほしいですね

更地の状態で行うよりも、建物が建ってから除染する方が圧倒的に費用もかさむはず

 

今の時代は、更地になっていても、前に建ってた建物が残した地中のコンクリート基礎ですら

土壌汚染対策の対象になってますからね

 

犯人捜しをするよりもなんて論調もちらほらですが・・・・

 

これをやらなければ、体質が変わりません

必ずやって、情報を公表してほしいと思う今日この頃です

 

 

「 責務 」 第十六話 ~ 実現不可能  ~

 

 

「 いや~いろいろご面倒をおかけしまして^^ 」

 

 

弁護士さんと言うには似つかわしくない、爽やかな雰囲気をまとった淀川弁護士は開口一番こう言った

 

淀川「 全て私が代理で行いますので、契約書と重要事項説明をお願いできますか? 」

 

「 はい、私としてもあれ以上の無礼な梅田さんの態度には我慢できませんでしたので、助かりました 」

 

 

 

その後、およそ一時間をかけて、私は淀川弁護士に対して仲介業者が法的にすべき説明を行ったのだった

相手は法律の専門家である

ほとんどの説明は大した注釈もなく、淡々と説明を行うだけで事は足りた

 

 

淀川「 よし、この印鑑が最後ですね^^ 」

 

「 はい、この後私は和歌山市に戻り、買い手のアベさんの所に行ってきます 」

 

淀川 「分かりました^^お願いします。ところで、最後の特約の部分についてですが、解体工事こちらで行うと

なっていますよね?仏壇の件はどうですか? 」

 

「 個人的な見解になりますが、目黒さんのお話を聞いても、やはりそれは梅田さんの方で采配を振るうべきだと思います。

目黒さんは東京にいらっしゃいますし、たとえ仏壇を引き取って法要を行うにしても、東京では無理でしょう 」

 

淀川 「 梅田さんには私から話したんですがね、やはり、それはやらないの一点張りなんですよ。結果、不動産以外の相続

についても、これが原因で中々協議が進まないんですよね・・・ 」

 

「 しかし、魂の抜いていない仏壇を産業廃棄物で処理する事は私的にも嫌ですね。まぁ非科学的な話ですけども

なんか悪い事が身辺に起こっても嫌ですし・・・ 」

 

淀川 「 まあ、この後もう一度梅田さんに話してみます。私にしてもやはりこれは家名を継いでいる梅田さんの役割の様にも

思いますし 」

 

 

「 そうですか・・・では、私はとりあえずこのまま和歌山市に向かいます 」

 

 

 

一通りのやり取りを終え、私はその足で再び和歌山市へと向かう事にした

 

帰りの車中、ほぼ八割がたの仕事は完了しつつあるのだが、どうしても頭の中から

一抹の不安が拭い去れない・・

仏壇の様な扱いに困るような大問題が残されている事原因に他ならないのであるが

今の状態では、梅田さんが立場上の責務を果たすという事にならない限りは、解決の糸口は

とても見つからない様に思えた

 

 

 

そして再び和歌山市

 

 

私は買い手のアベさんに滔々と書類の中身を説明し、仏壇の件が処理できればすぐに解体工事に係る旨を

伝えたのだった

 

 

アベさん「 西本さん、しかし、困った問題やね・・・わしもお隣だったから亡くなられた先代もよう知ってるし・・・

子孫がそういうの引き継ぐ事でモメルって言うのはなんか寂しいことやなぁ・・・」

 

「 そうですね・・・家名をついだ直系親族の息子さんが亡くなられていて、そのお姉さんは東京に嫁いでいて、

血の繋がっていない弟さんの奥さんが引き継ぐという所にすごく支障があるんでしょうね・・ 」

 

アベさん「 何年か前まで仙台の奥さんが、隣で一人で暮らしてたんやけど、実は奥さんが病気して入退院を繰り返し

始めた時は、東京の目黒さんが週に一回和歌山へ帰って来てたんや。その時から大阪の親族の方は、うちは知らんの

雰囲気やったからなあ・・起こるべくして起こった問題かもしれんなぁ・・ 」

 

「 そうですかぁ・・それで金銭的な資産の相続も、うちは知らんとなれば、ある意味割り切って目黒さんも動けるんでしょうけどね・・」

 

 

 

 

 

事態はとても複雑であった

 

 

今回のパターンは、世で起こる相続問題の原因としては、結構多いパターンなのかもしれない

 

 

 

 

 

またしても何となく暗い気持ちになり、私はアベさんの家を後にした

 

 

 

事務所に戻り、今後の話の進め方についてゆっくりと考えてみた

しかし、やはり部外者の私が何らかの意見を言うべきではなく、ひたすら淀川弁護士の説得が功を奏す事を

祈る以外に、私に出来る事はない様に思えた

 

ほぼ完結に近い所まで契約ごとを進めてきているにも関わらず、この様などうしようもない問題が残る事が

私にとっては非常に苦痛であった事は言うまでもない

 

 

 

 

プルルル・・・・

 

そこへ一本の電話が入った

 

 

 

「 あ、西本さん今日はどうもありがとうございました。淀川です 」

 

「 こちらこそ、有難うございました 」

 

淀川 「 誠に残念なんですが・・・梅田さんはやはり、仏壇の件に関しては一切関知しないの一点張りでした・・」

 

「 そうですか・・・どうしましょうかね・・・・ 」

 

淀川 「 一つ提案があるんですが・・・もう、これはどうしようもないと思うので・・・西本さん、菩提寺の住職に魂抜きの

依頼をして頂けませんか? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこと、できるか

 

 

 

 

 

 

 

 

思わず口元からマイルドセブンがポロリと落ちそうになった

 

 

 

 

 

                      続く・・・・

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第十五話

2016-09-13 14:27:13 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

あいにく雨が降ったりやんだりの和歌山です

なんかですね、今年になって急にですけど

 

火災保険

 

えらい高くなってます

 

日本のあちこちで危機が叫ばれたり、色々ありましたからね

 

で、事故率(日本で起こった火災事故)があがれば保険料率が上がって保険料もあがるという仕組み

互助会チックですね

 

 

 

 

 

でも、儲けすぎじゃありません?保険会社

給与水準は中々ですからね

 

 

逆にそんなに事故が無かったから安くなったって、過去にも聞いた事ありませんよ?

 

 

なんか納得いかないなあ

 

 

と、ふと思う今日この頃・・・・

 

 

「 責務 」 第十五話 ~ 難問あらわる  ~

 

 

 

大型連休も終わり、街が日常を取り戻した頃

 

私は例の物件の中で、東京から契約書への署名捺印の為に来られた目黒さんと向き合っていた

 

目黒「 西本さん、この段階まで来れば、買主さんは誰かもう聞いてもいいですよね 」

 

「あ、もちろんです。弁護士さんには既に何日も前にその旨を伝えてありましたが、聞いてなかったんですね 」

 

目黒「 ええ、契約の合意ができたんで、後は弁護士さんとはやりとりもあまりしていなかったので 」

 

「 そうですか^^実は買主さんは、すぐご近所のアベさんですよ 」

 

目黒 「 えーっ!・・・・・・・・ 」

 

目黒さんの表情は、一瞬でわかるほどにみるみる紅潮していった

 

 

 

 

 

 

私にはその理由があまりわからない

 

 

 

「 どうかなされましたか? 」

 

 

目黒「 いえ、実は私、昨日和歌山に来まして、長く留守をしていたお詫びにご近所に挨拶したんだけど、

この土地を、すごく安い価格で売る事になったのよ~って言いまわってしまったの・・・・  」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんちゅう事をしてくれんねん  笑

 

 

 

 

「 え!ほんとですか? 」

 

 

 

 

 

 

この問いには何の意味もない

 

 

 

目黒 「 アベさんにも必ず耳に入ってるわ・・・・お気を悪くされていないかしら・・・・ 」

 

「 もう遅いですね・・・・まぁ、仕方ないでしょう。契約時にお会いしますんで、とりなしておきます 」

 

目黒「 お願いします・・・ところでこの後の流れはどうなるのかしら・・・ 」

 

「はい、淀川弁護士の所に私が行きまして、梅田さんの代理として署名捺印をもらってきます。

その後、買主さんにも同様にして頂きますが、書面にも書かれている通り、買主さんに署名捺印をもらえば

契約は有効になりますので、すぐに解体工事にかかりたいと思ってます 」

 

目黒 「そうなの。じゃぁ、仏壇はどうしましょう・・・・ 」

 

「 繰り返しになりますが、魂はぬいてないんですよね?これは、菩提寺の方に依頼して頂いて、魂をぬいてもらう

必要があります 」

 

目黒 「そうよね、でも、私はすでに目黒の家に嫁いでいるので、その件については梅田の方にお願いしなければ

ならないわね・・・・菩提寺の方も梅田の名前で檀家として登録してるでしょうし・・・ 」

 

「 う~ん、でも、今は梅田さんは、弟さんの事以外は関知しないと言われていますよね?

私は別にどちらからでも構いませんが、魂の入った仏壇を残したまま解体工事には着手できませんので、

できればそれは、双方で話合って、解決してもらえませんか?で、あまり日数もありません 」

 

 

目黒「 でも、向こうは私の事を一方的に敵みたいに扱うので、全くいう事を聞かないのよ。

何年も前にこの件で連絡したんだけど、一方的にまくしたてられて電話を切られたっきりなの・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

言い分はわかる

 

 

 

恐らくは事実であろう

梅田さんの雰囲気や、非礼の感じを見ても、生家の祭祀を何とかしようという目黒さんの投げかけに対して

一方的に拒否しているのであろうと思われた

また、宗家を引き継いでいる家がある以上、他家に嫁いでいる目黒さんが、独断で菩提寺に連絡をいれ、

仏壇の処理を依頼するわけにもいかないのであろう

だが、本当の理由はそれだけではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先祖のご位牌の預かり先がないのである

 

 

 

 

なんとも悲しい話である

人には責務がある

生きている以上、しなければならない事は、ある程度一般常識にのっとり続けていかなくては

この世の中なんて、あっという間に荒廃してしまう

また、まさに日本という国、日本人という国民性の根源であるかもしれない

 

 

「 先祖代々の観念 」

 

 

ここをすっ飛ばして相続なんていう話はとても成立しないのだ!

 

先祖は関係ないというならば、金銭的な遺産も放棄すればよい

それなら、相続を引き受けた者が役割としてそれをする事ができるのだが

一部を相続、一部を放棄なんてことは、できないのだ

 

 

「目黒さん、一度、淀川弁護士を通して、梅田さんには事の道理を説いてもらいます。但し、何のお約束も

できないばかりか、むしろ、答えは予想がついています。その後、どうするかについては、私としては

目黒さんが菩提寺に連絡を入れ、その処理方法を相談して頂くほかはありません 」

 

目黒 「 はい・・・・まぁ・・・・はい・・・・  」

 

 

何かを言おうとした目黒さんではあったが、うつむき加減に下をむいたまま、それ以上何も言わなかった

 

 

 

なんともやりきれない気持ちではあったが、東京から足を運んでくれた、自分の母親程の年齢と見受けられる

目黒さんに、これ以上は私は何も言えなかった

だが、この不動産を売却したいのは、目黒さんと梅田さんなのである

その為には何をしなくてはいけないのかは、やはり私がアナウンスしなければならないのだ

 

 

 

 

「 では、これにて失礼し、大阪に向かいます 」

 

目黒「 はい、宜しくお願いします。 」

 

 

私は、重苦しい気分のまま、その家を後にし、そのまま淀川弁護士の所属する関西法律事務所へと車を走らせた

 

 

 

和歌山からおよそ、一時間半、私はごみごみとビルが建つ大阪市内のオフィス街に車を停めた

辺りには、それほど大きくはない道筋に、軒並みレストランがならんでいる

さすがのオフィスビルの数だけあって、お昼ごろには付近の会社員たちであふれかえる姿が容易に想像できた

 

 

数分歩いた後・・・

関西法律事務所と屋上に大きな看板があるそのビルは、とても近代的で清潔な印象を受けた

エレベーターに乗り込み、最上階の11階のボタンを押す

私は大阪で勤めていた頃もあり、親会社がディベロッパーでもあった事から、そういうオフィスには目が慣れている方だと

は思っていたが、それにしても中々の迫力の豪奢なビルであった

 

 

ち~んとエレベーターが開く

 

まったく足音がならない廊下をまっすぐ進むと、まるでホテルの受付の様な品のあるカウンターが見えてきた

しかしそこは無人である

 

 

 

(なるほど、今のオフィスは受付専用の人員なんて基本的に置かないんだな・・・・)

 

 

そんな事を考えつつ、「 御用のお客様はこの電話をお取りください 」と書かれた電話の受話器をとった

 

 

「 いらっしゃいませ。ご用件を承ります 」

 

 

3秒ほどで相手が出た

予めアポイントを取り付けてあった事もあり、すぐに表れた美人な女性に連れられ

私はこれまた、相当な広さの部屋に通された

そこから見る大阪市内は何とも都会で、高層ビルの多さの為、遠くまで見通せない事が

更にその気持ちを深くさせた

 

 

 

数分後

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

 

 

長袖のシャツを肘までまくり上げた、品のいいメガネをかけた男性がはいってきた

 

 

 

 

 

淀川弁護士である

 

 

 

 

 

 

 

    続く・・・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第十四話

2016-09-10 15:45:15 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

またまた、お隣の国が核実験の報

 

これ、笑いごとじゃありませんよ

武力行使の可能性とか、軍事力の増大とか、これはこれで問題ではあるけども

 

核実験と言うのはそんなレベルの事ではないように思うんです

 

これは、我々や地球上に存在するすべての生物と地球そのものに対する今の人類が行いうる最大の破壊行為です

 

何も知らない動植物が一瞬にして命を奪われるんです

地下だからって関係ありませんよ

 

地球と言うのは地球に存在する全ての物で成り立っていて

我々はその表面上に巣食うカビ程度の存在率

この程度の存在でしかない人間が、地球そのものを傷つけ得る最大の悪行為が核実験ではないでしょうか

 

 

これ、確実に地球を構成する多くの物質を破壊しています

また、温暖化にもかなりの影響力があります

温暖化が進むと海面上昇します

そうなると陸地が減少します

そして温暖化によって確実に減少する陸地が氷地の大陸

温暖化が進み、北アイルランド沖の海流が、氷山の解凍による影響で止まってしまうと

最終的には大気圏温度のバランスが崩れ、やがて氷河期がきます

何年も、何十年前からも予見されている人類滅亡のシナリオ

 

 

 

 

バタフライ効果って言葉知ってます?

 

 

これは、ブラジルで一匹の蝶が羽ばたきをした結果が、もっとも初期の値の行動値として

それが原因として連鎖で起こる色々な出来事の結果、アメリカのテキサス州で竜巻が起こるという

事象のつながりを、とある気象学者が学会で発表した内容です

色んな映画や小説なんかでもよく耳にする言葉です

 

 

 

では核実験は?

 

 

答えは簡単

想像を絶する悪い連鎖の結果が世界のどこかにでるのでしょう

 

そもそもですね

 

あの国が登場する映画なんか見てるとよく出るキーワードとして

 

「  祖国統一  」

 

これ、もとが一つの国だとわかるんですけどね

日本みたいに、群雄割拠はしていても天皇陛下を中心とした一つの国家としての体がある場合みたいに

 

でも、4世紀頃から北と南は新羅と百済

そもそも別だし、ずっと争い続けてるんですよね

統一という目標を掲げる事がそもそも争いを生んでいるようにしか見えないんですよ

結局どちらかがどちらかに染まる、と言う事でしかないわけですから

しかも、百済(韓国)はずっと倭の国(後の日本)の勢力を背景として新羅(北朝鮮)と戦っていて

新羅(北朝鮮)は高句麗と唐(現代の中国)の勢力を背景としているんですね

第二次世界大戦で敗戦して以降、日本はアメリカの勢力下

今の韓国はアメリカの勢力下

 

結局1500年以上たっても何も変わってやしないんですよ

 

こんな事の結果で地球を破壊するなんて、愚の骨頂としか思えません

腹立たしいし、やるせない気持ちでいっぱいです

 

 

 

「 責務 」 第十四話 ~ 争いの火種  ~

 

 

関西法律事務所の淀川弁護士が全ての代理人となってから、私はとても動きやすくなった

積極的に進めてくれという立場なのだから、それもそうだろう

 

私は、買主のアベさんに返事をし、既存の古家の解体準備を始める事にした

 

しかし、先に契約をしておかなければならない

 

なぜなら、解体はしたものの、後になってどちらかの心変わりなど、不測の事態が起こる事も

十分ありうるからだ

私の経験上、長引く不動産話はろくなことがない

今回は既に十分に長引いている以上、私としても細心の注意を払っていた

 

 

(よし、できた・・・・・)

 

私は自分が作成した契約書を見直して大いに満足していた

何が起こっても、どちらにも先に納得の上で、どちらの立場にしても、不本意なアクシデントにはならない様に

思いつく限りの、起こりうる全ての事態に対する手当てを特約に盛り込んでいったのだ

 

 

契約書完成を淀川弁護士に伝え、買主よりも先に梅田さん(代理として淀川弁護士)と目黒さんの印鑑を取り付けて

置きたい旨を伝え、私は一番先に目黒さんに電話を入れる事にした

 

 

 

 

プルルル

「 目黒です 」

 

「和歌山のクリエイトです。かねてよりの報告の件ですが、梅田さんの方は淀川弁護士が全て代理で行う事に

なりまして、今回の件はこれでどうやら成立しそうです。 」

 

目黒「 そうですか~よかった・・・。これでやっと、私も東京にいながら和歌山の事を心配せずにすみます。

仏壇の事や家の事で月に一度は、どうしても和歌山に行かなければならなっかたので、私ももう歳だし、ほっとしました 」

 

 

「 そうですね。しかし、もう一方の相続人の梅田さんは、関西にお住まいですのに、その役目はしてくれないんですか? 」

 

目黒 「 ええ、弟が亡くなってしまってからは、弟の位牌だけを持って行ってしまって・・・・先祖の事は関係ないと・・・・ 」

 

「 でも、亡くなった弟さんはご長男で、実家の性も引き継いでいるわけでしょう・・・ 」

 

目黒 「 そうなの、私も何度もかけあったんだけど、弟の供養以外はできませんの一点張りで・・・

法事を行うにも私は東京だし、なにより別の家に嫁いでいてこちらにも仏壇がありますし・・・宗派も違うんです 」

 

 

 

 

 

 

やはり全ての物事は繋がっている

 

 

 

 

 

和歌山の不動産の価格については、特段何の不満ももらさかった目黒さんの事である

特に、財産がほしいというわけではなさそうであった

しかし、もう一方の相続人は、財産だけは欲しいが、先祖供養や残された不動産の管理や世話を放棄しているのだ

 

 

 

人間は突然土の中からは生まれない

 

 

必ず先祖という存在があり、日本にいる以上、どこかの宗派の宗教に属しており

大小の差はあれど

日常生活とは切っても切り離す事の出来ない、法事や仏壇のお世話や管理などの儀礼的な責務が付随する

これを一方的に放棄したうえで、財産だけはよこせというのは目黒さん的にも納得がいかなかったのだろう

 

 

 

 

この相続の争いの火種がここで発見できた

 

 

 

幾つかのやり取りを経て、目黒さんには和歌山に来てもらう事に話は落ち着き

日時を決めた所で電話を切った

 

 

なんともやり切れない気分で私はマイルドセブンに火を付けた

 

 

 

なんらかの形で決着はつくのだろうが

私がこの古家を解体し、不動産を売却してしまう事で、恐らくではあるがこの家の先祖供養等の儀式は

これを機に消滅してしまうのだろうと思えたからだ

 

 

 

 

一つの家系を断絶させたかの様な嫌な気分であった

 

 

しかし、それは私の関与する事では無い

 

 

 

 

 

 

苦々しい味が残るのを喉に感じながら、白い煙をはいた・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

                   続く・・・

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/ 9月10日更新!

 

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