社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

新連載 「 責務 」 第十話

2016-08-27 11:11:27 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

リオオリンピックの八分間の日本のパート

 

良かったですね!

 

日本という国の今、今後、すごく表現されてたような気がします

 

マリオは完成度がイマイチでしたが 笑

 

世界からみても相当ハイテクノロジーな国に見えたと思います

 

何で日本ってこんなに凄いのか?って不思議じゃありません?

 

戦争があってはならない事と前置きはした上で、日本の過去を振り返ると

 

 

事実なので・・・

 

 

第二次世界大戦で無謀にもアメリカともソ連とも戦い(日本だけ)

 

結果敗戦し

 

ほぼ植民地化し

 

主要都市は廃墟となり

 

若者の多くは戦死し

 

公式には世界で唯一原爆を落とされた国であり

 

 

近代を振り返れば散々な感じ

 

資源らしきものは将来活用の可能性があるメタンハイドレード等を除けばほぼ何もない

 

しかし戦後70年の後

 

テクノロジーは世界トップレベル

 

スポーツでは多岐に渡る分野でかなりの活躍

 

世界的に見ても平均以上の暮らしをしている経済維持国家

 

 

 

 

なにが要因でしょう?

 

 

 

僕にはわかりません笑

 

ただ、日本人と日本国家が積み重ねてきた歴史という物の中に

関連性はあるような気がします

 

古き良き

 

こんな事の中に、今の日本がある要因が隠れているのかもしれませんね

 

 

「 責務 」 第十話 ~ 進展 ~

 

 

相変わらず標準語というのは何故かなじめない

単なる日常の習慣の違いやビジネススタイルの違いなのかもしれないが

私がこの時関わった弁護士事務所の電話にいつも出る女性職員はまったく頭にくるのだ!

 

買主のアベさんとの打ち合わせを終え、私は東京の赤坂弁護士の事務所に電話をかけた

 

 

「〇〇法律事務所です 」

 

私「和歌山のクリエイトと申します。赤坂弁護士は今日は事務所にいらっしゃいますか? 」

 

相手「 赤坂は今日のこの時間は裁判に出席しておりまして、事務所におりません 」

 

私「 ・・・・・・ 」

 

相手「・・・・・・・」

 

私「 ・・・・笑 」

 

相手「 ・・・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我慢大会か! 

 

 

 

 

 

私「 では何時頃に戻られますか? 」

 

相手「 ちょっとわかりません・・・ 」

 

私「・・・・・ 」

 

相手「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オイッ

 

 

 

 

 

私「 では、戻られてからで構いませんので、私の携帯にお電話を頂きたいとお伝え頂けますか? 」

 

 

「 こちらからかけるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

この質問いる?

 

 

私「 何時にお戻りかわからないのであれば、これが一番いい方法だと思いますが・・・ 」

 

相手「 お伝えはしますが、赤坂がかけ直すかどうかはお約束できません 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次、それ言ったらひっぱたくよ? ^^

 

 

 

 

 

私「 笑笑笑 そうなんですね^^  では、その可能性にかけてみます^^一応重要な要件でとお伝え頂けますか? 」

 

相手「 ええ、お伝えだけはしますよ 」

 

私「 相当なお手間をとらせてすみません^^ 」

 

 

 

 

電話をきったこの時

 

 

もし、サンドバッグがあれば

 

 

殴る蹴るの暴行を加え

 

ジャーマンスープレックスを決め

 

マイルドセブンで根性焼きをしてやった事であろう

 

 

しかし人間はあまりのいら立ちを覚えると、むしろ無我の境地に達する事もある

私は、この数分間に何事も起きなかったかのような表情でパソコンを叩き始めた

 

 

赤坂弁護士は極めてファックス好きである

 

話す言葉でしかニュアンスが伝わらない事もある為、今回は電話で概要を伝え

この先赤坂弁護士に、売主さんに対してどう動いてほしいのか?を書き出し始めた

 

 

①買い手が値段交渉を希望している事に対して、売主の意見のヒアリング

②もう一人の相続人が依頼している大阪の淀川弁護士への同内容の連絡

③売買を行う為には相続登記を行う必要がある事

④③を行う為には協議が整わなくてはならない事

⑤建物は売主側で解体してほしいと買主が希望している事

⑥⑤を行えば、売却価格からその分の費用が差し引かれ、実入りが減るという事

買主の希望価格は妥当価格以上である事

 

などなど

 

この様な内容を書面にまとめた

 

数時間後

 

 

 

 

プルルル・・・

 

「 クリエイト西本です」

 

赤坂弁護士「 あ、東京の赤坂です。お電話を頂いておりましてすみません 」

 

 

この人は普通だ・・・・

 

かくかくしかじかと、今日のアベさんとの交渉内容を伝え、今後の動きについて書面をファックスしますと伝えた

 

赤坂弁護士「 そうですかぁ、価格の事は私どもには分かりませんが、早急に依頼人の目黒さんにも確認して

大阪の淀川弁護士にも同じ動きをしてもらう様に連絡をいれます 」

 

 

 

この様なやり取りを行い、電話をきった

 

今やれる事はここまでである

私は、返って来るであろう質問に備えて、解体工事に係る費用を見積もる為、いつもお世話になる

榎本社長に電話を入れた

 

 

 

 

 

 

             続く・・・・

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第九話

2016-08-25 09:24:07 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございますm(__)m

 

台風の停滞の影響なのか、和歌山はなんか蒸し暑さが半端ないですね

知らず知らずの熱中症、ホント気を付けてくださいね

 

さて、話は変わりますが、最近ちょっと興味を持った話がありまして・・・

 

震災後の東北の原発付近で起こった現象の一つとして

 

車で走っていると、周りの風景が突如として今の時代ではない景色に代わり

タキシードを着た西洋人(時代が違う)とその横に着物を着て、顔に古代の原住民の様なメイクを施した

日本人の子供と思われる数名とが歩いているとか、その背後には侍が歩いているとかといった

 

 

 

 

時代と場所がちぐはぐに入り混じった景色の中に入り込む事がある

 

 

 

こういった現象が報告されているそうです

真偽のほどはわかりませんよ^^

 

東北タイムスリップというキーワードで検索すると記事がでてきます

紹介の仕方としてはタイムスリップというキーワードがしっくりくるんでしょうね^^

 

で、僕がこの記事を何気に見ていて・・・一つ注目したのが、ちぐはぐという所

 

そこで思ったのはあれです、アレ

前にこのブログでも書いたやつ!

 

 

 

 

 

 

パラレルワールド

 

 

 

マサチューセッツ工科大においても、その存在の否定はできないと言われる多次元の重複世界

今現在、地球上で自分が生存しているって証明できる事って皆さんなんだと思います?

 

 

 

本当に自分って存在していると確信できる材料ってなんでしょう?^^

 

 

知覚だけを維持されている、「 水槽の中の脳みそ 」でない自信と説明材料はあります^^?

 

 

実はそうなのかもしれませんね 笑

 

周りには白衣を着た科学者がいて、何らかの実験に利用されている脳みそかもしれません

 

私たちの現実というのは、見た瞬間に存在が確定するという説があります

つまり認識だけが現実が存在する、今過ぎる時間の中で生存している、と言う根拠というわけですね

 

 

そして人間が十億人いるとすれば十億の世界観が同時に存在しているわけです

僕から見える現実と、毎日一緒に暮らす嫁とでも、一つの現実感を共有しているわけではないですからね

つまり現実とは脳みそが見せる=経験させる世界観なんでしょうかね

 

 

またわけのわからない事を書いてしまいましたが、ふと、そんな事を思った記事でした

とりとめがなさ過ぎてスミマセン^^

 

何が書きたかったかと言いますと、まだ解明されていない時間と空間という近代最後のテーマと

核爆発?放射能の飛散?と無関係ではないのかな?と思ったわけです、スミマセン^^

 

 

さて、本題に入ります

 

 

「 責務 」 第九話 ~ 登場 ~

 

 

相も変わらず関東の赤坂弁護士からのファックス内容は、イマイチ現実にそぐわない

ついさっき送られてきたファックスも、一瞥しただけで私は机の隅にすべらせた

 

( こんな価格で売れるわけないて・・・)

 

マイルドセブンを片手に私はほろ苦い缶コーヒーを口にした

 

プルルルル・・・

 

 

「はい、クリエイト西本です」

 

「あ、あのう、私、今日初めて電話してるんですがね?〇〇のオタクの看板が上がっている土地、

あれいくらですかね? 」

 

なんと、例の不動産に関しての二件目の問い合わせであった

 

「 お電話有難うございます。あの物件は〇〇百万円です 」

 

お客「 おお笑 中々の価格ですね^^ 」

 

「ええ、所有者さんも遠方に住まわれていまして、近隣の相場からすれば、まぁ高いですよね~^^ 」

 

お客「 アハハ、まぁいいですよ^^ その物件、買おうと思うんですけどね、一度お会いできます? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あら

 

 

 

 

 

この仕事をしていると、こんな事が時折ある

 

 

 

「 も、勿論、お客様のお時間に合わさせて頂きますよ! 」

 

お客「 では、一時間後くらいに物件の所まで来てもらえますか^^? 」

 

「 了解しました!では後ほど、宜しくお願い申し上げますm(__)m 」

 

 

あまりの急展開に驚きつつも、私はアポイントを取り付け電話をきった

 

 

 

取りあえず缶コーヒーを飲む

 

 

無糖のはずのコーヒーが少し甘く感じた

 

 

 

(まぁたまにはあるわな・・・)

 

 

そんな事を思いつつ、お客の人物像や背景を想像してみた

口調や言葉使いからすれば、丁寧で温厚な方であるのは間違いない

年のころは、定年したばかりでまだまだ何かしらの趣味をこれからといった雰囲気かな?

 

 

先程の会話を回想すると、確かに(買おうと思う)と言った

つまり物件は既に見てあり、周辺状況も理解できている方となる

価格も高いという事は理解できている上に、それでも構わないと言った雰囲気であった

 

 

つまり・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご近所さんやな・・・・・

 

 

 

 

 

と言う一つの結論に達した

 

 

 

 

私は一時間後までに所用を済ませるべく、荷物をまとめ始めた

 

 

 

 

そして一時間後

 

 

駐車場がない現場に到着した私は、抜け道となっており、道幅の割には交通量の多い物件近くを避け

歩いて10分ほどもかかる公営の駐車場に車を停め、徒歩で現場にむかった

 

しばらく歩くと、例の物件が目に入るのだが、私がそのポイントまで来た時、物件の前にはまだ

誰もいない事が確認できた

 

 

 

(今歩いてるこの道沿いに建つどれかのお家の方だろうなぁ・・・・)

 

 

そんな事を考えつつ、物件に到着した

手帳を開き、これからの打ち合わせ内容を記載するページを開いたその時

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

今まで何度かこの物件の前や中で私が作業をしている時には、全く接触をもってこなかった

隣の家のドアが開いた

 

 

 

西本さんですか^^?

 

 

はい、そうです^^

 

 

先程電話したアベです^^

 

 

でしょうね^^

 

 

 

とは言わない

 

「今日は有難うございます^^ 」

 

アベ「 まあ、隣なんでね、もう聞く事もほとんどないんだけど、ちょっと相談乗ってもらえますか?」

 

「ええ、勿論です^^」

 

 

この後の打ち合わせに於いて、アベ様は総額(経費も考慮に入れて)で〇〇百万円までで全てを

終えたいとはっきりと話された

しかし、隣であり、売主の一人である東京の目黒さんとは過去にも面識がある為、価格交渉の結果が見えない今は

アベ様の名は伏せておいて欲しいという条件が付いたのだが

 

私の計算では、今のままの金額では、経費まで入れていくと数十万円が足りず、物件価格をその分

下げる必要が有る

 

 

しかし、以前の私の売主への提案価格よりも、その場合に於いてもまだ高く売れる事には違いないのだが

 

 

私は、アベ様の主張に全く違和感を感じず、その旨を売主に交渉してみますと言い、現場を後にした

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第八話

2016-08-19 10:48:57 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございますm(__)m

 

お盆休みも明けて、さあ!ってな感じでしょうかね?

私はお盆に予定を詰め込まないほうなので、あまり普段と変わりありませんが

 

リオオリンピック、日本勢は大奮闘ですね!

 

吉田選手も金メダルこそ逃しましたが、まさしく日本の誇り♪

なんか見ているだけで嬉しくなっちゃいます

やる気をもらって、今年度の後半戦、頑張っていこうと思います

 

 

「 責務 」 第八話 ~ 理不尽 ~

 

 

赤坂弁護士「 どうですか?お客さんからの反響ありますかね? 」

 

私「 いやいや、赤坂先生、この価格ではおよそ無理ですよ^^ 」

 

赤坂弁護士 「 そうですか~、目黒さんから早く進めてほしいって連絡がありましたもんで・・ 」

 

私「あはは、売主さんてそんなもんですよ。こちらが、いくらその価格ではお客さん付きませんよと説明しても

これだけの金額は欲しいと言い、まだか?まだか?とせっついてくるもんですわ^^ 」

 

赤坂弁護士「 そんなものなんですね・・・・どうですか?このまま時間さえかければ売れそうですか?」

 

私「 時間の問題ではないと思いますよ。価格を妥当なラインに設定すべきだと思います 」

 

赤坂弁護士 「 なるほど、この前西本さんが言われた価格なら動きがありそうですか? 」

 

私「 正直な所、あれでも売主さんへの配慮が混じってまして、そこから価格交渉があるだろうと思いますよ 」

 

赤坂弁護士「 こりゃ、ずいぶん温度差がありますねえ・・・・まぁ私と大阪の淀川弁護士もこの件が片付かないと

相続問題が一向に前に進まない状況でして、一度淀川弁護士を通じて価格の見直しを提案してみます・・・ 」

 

私 「ええ、そうしてください。私の方も今はこの案件に関しては動きようが無いというのが本音ですので 」

 

この様なやり取りを経て電話を切った

 

 

この流れは、実は売買価格の折り合いがつかない売主さんとのやりとりとしては一般的である

今回は弁護士が間に入り、私の代わりに価格見直しの必要性を説得してくれるという状況ではあるが・・・

 

 

また、流れを振り返ってみればお分かり頂けると思うが、あくまで不動産屋としての見解を踏まえた上で

価格のアドバイスをしても、売主さんによっては聞き入れられず、おたくに売る力が無いからだとなるのも常である

 

私としては、今回の案件は、半ば他社さんに依頼をしてくれても構わないというスタンスであり、こちらの言う事を

全く聞かないのだから、売れなくて当たり前という気持ちにもなっていた

但し、相続の問題が片付かなければ、それに付随する目黒さんの生家の先祖供養などの祭祀の問題が棚上げとなり

空家のまま何年も実家を放置していくという状況が、ただ待つだけなのである

 

 

状況がこうなっている原因は、第三者の私の目からは明白であった

 

 

その原因とは、相続人の誰もが、相続財産の負の部分についての責務を負わないからなのである

 

 

今や、金銭に置き換えれる相続財産となっている和歌山市の不動産は、単に金銭に替える事が出来るだけの代物ではない

それはそうである

それを相続する以上、その後の先祖供養や、不動産売却に係る手続きの労苦、税金の支払いといった

見えない労苦も伴うのである

しかし、それは互いに相手方に負担してほしい、いや相手が負担すべきだとそれぞれの相続人が主張している

しかし、売れたことによる収入は互いに折半してほしいという

それぞれの実入りが半分になるからこそ少しでも高く売りたいとなっているのである

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなアホな ^^

 

 

 

 

 

なんとなくだが、この世の中と言うか、失礼ではあるがそれぞれの相続人さんの言い分を聞いている内に

私は億劫な気持になってきた

大阪の相続人さんとは、いまだ直接は話をしていないが、今や東京の目黒さん同様、この案件の依頼人の一人である

 

 

 

できれば、弁護士さんがずっと間に入っていてくれれば気が楽だな・・・

 

 

 

私はそんな風に思い始めていた

 

 

 

 

 

そんなある日、またしても一枚のファックスが流れてきた!

 

 

( 現在依頼中の和歌山市の〇〇の不動産の価格についてですが、〇〇百万円まで下げる事に、大阪、東京の

それぞれの相続人さんの許可がとれました。宜しくお願いします)

 

 

ファックスにはこう書かれていた

文章に残し、言った言わないのトラブルを防ぐ為か、東京の赤坂弁護士からはたいていこの程度の内容でも

ファックスで送られてくる

私としては進行状況を時系列に保管できるのでありがたいと言えばありがたいが

その場で訂正しないといけない事や、此方側からも伝えないといけない事がある時に、不便と言えば不便である

この時も私の方からはすぐに伝えないといけない事があった

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、高いて! ^^

 

 

 

 

ファックスに書かれていた許可が取れたという金額は、私が過去に提案した金額よりも

まだ高い金額であった

 

 

さすがにその一言を書いてファックスで送り返す事も気が引け、私はそのファックスをちらっと一目しただけで

机の端にすべらせた

 

 

 

 

 

 

                     続く・・・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第七話

2016-08-10 08:57:53 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

オリンピック盛り上がってますね~

 

特に体操は、最初がとても不調そうだったんでメダル取れてすごい嬉しいですね~

 

でもあの映像を見ていて一つ思ったんですが、毎日毎日訓練して、日本を代表する選手であっても

 

まさかの本番での失敗ってあるんですね~

 

当人達は、できるかどうか分からない事をやっているつもりもないでしょうから

 

何度も何度も練習した事でも運命のいたずらってあるんですね

 

メンタルの重要性ってのを強く感じたワンシーンでした

 

 

「 責務 」 第七話 ~ 都市部と地方 ~

 

 

 

東京の赤坂弁護士よりの意味不明なファックスを受け、私はすぐさま確認の電話をいれた

 

聞けば、当初の売却依頼を一旦取り消すという作業が抜け落ちたまま、目黒さんの弟さんの奥さんである

 

もう一人の相続人との協議に入ってしまっていたらしい

 

その協議の間にもう一人の相続人は、対象不動産の価値を確認する作業も含めて、大阪の不動産屋さんに

依頼をしてしまっていたというのが今回の事情らしい

 

しかし、売却金額については大阪の相続人は難色を示しており、私の当初の査定金額ではやや不服があるとの事であった

 

 

赤坂弁護士「 西本さん、どう思います?売却金額をもう少し上げる事はできませんか? 」

 

「 一体どれくらいの金額を希望されてるんですか? 」

 

赤坂弁護士 「 最低でも〇〇百万円は・・・とおっしゃっているのですが・・・ 」

 

「 あはは、いや、それは無理ですよ。相場とかけ離れてますよ^^ 」

 

赤坂弁護士 「 そうですか~、しかし、大阪の相続人さんは向こうの弁護士を通じてその金額でないとと言っているみたいです 」

 

「 まあ、いいでしょう。売れるか売れないかは後にわかる事でしょうから、一旦その金額で出しますよ。 」

 

 

私は、確実に売却は不可能だと思われた金額で、売り出す事に同意した

まぁ、正直な所を言えば、このやりとりが煩わしくなったという事と、相続人同士が揉めているという状況に

巻き込まれたくないという感情からの行動であった

 

 

 

 

 

 

プロの意見を聞く気がないのだから仕方がない・・・

 

 

 

 

 

そんな気持ちであった

 

 

 

 

私は表向きの表示価格を大阪の相続人が言う、ありえない価格に直し、後は客任せの状態にしておく事にした

 

 

 

そんな時・・・・

 

 

 

プルルル

 

「 クリエイト西本です 」

 

多忙「 あ、あのう先日お会いさせて頂きました、大手不動産の多忙ですm(__)m 」

 

「あ~どうも、どうされました? 」

 

多忙「 今日は西本さんに許可を頂きたい旨がございまして連絡したのですが、売却金額を

西本さんの査定通りにうちも合わそうと思うのですが、よろしいですか?うちでは相場がわかりませんので・・・ 」

 

「いや、それは構わないんですけどね、今さっき東京の弁護士さんから連絡が有りまして・・・

御社に依頼されたもう一人の相続人さんの梅田さんが、私の査定額では満足できないので、〇〇百万円で

売ってほしいという事なんですよ 」

 

多忙 「  えーっ、いや、その金額は無理でしょう・・・あはは、いや、それは無理ですわ  」

 

「でも、御社への依頼人がそう言ってるんですよ?^^ 」

 

多忙 「 そうですかぁ・・・まぁ、私のいう事もあまり聞いてはくれませんので・・・・ますますこの案件は

うちでは無理だなぁ・・・^^ 」

 

「 ^^ ま、そういう事なんで、取りあえず金額は訂正しておきます 」

 

多忙 「 了解しました。なんかご迷惑をおかけします m(__)m 」

 

 

 

これがプロ同士の感想であった

 

 

 

これまでの金額でも、売れるまでいつまでかかるのやら・・と考えていた上に、この状況である

 

 

私はこの案件に対してなす術もなく、一旦様子を見守る事にした

およそ結果は知れてはいたが

 

 

 

約ひと月後・・・・・

 

 

 

プルルルル

 

「 クリエイト西本です 」

 

赤坂弁護士 「 あ、東京の赤坂です。どうでしょう?和歌山市の目黒さんの不動産の売却について

何か動きはありましたかね^^ 」

 

 

状況をまったく理解していないと思われるスローライフな質問がきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

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新連載 「 責務 」 第六話

2016-08-07 14:43:12 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いてありがとうございます

 

八月に入り、世はお休みモードになりつつですかね?

私としてはあまりうれしくないですが、まぁこういうのも必要ですね~

 

今日はわたくしは、早めの帰宅をし、恒例の芝刈りの予定です(泣)

 

さて、それでは連載の第六話を書いていきたいと思います

 

 

「 責務 」 第五話 ~ 鶏肋 (けいろく)~

 

 

夜の和歌山にクリスマスの飾りつけをちらほら見かける様になった頃

 

最後のやり取りの後、実に一か月ほども何の連絡もなかった東京の赤坂弁護士より

私の携帯がなった

 

(あ、この件、そういえばあれから何の動きもなかったな・・・)

 

半ば私の心中でも興味が薄れ始めていた事実は否めない

相続人同士の間で、何かしらの動きがあったんだろうと思い、私は電話に出た

 

「 クリエイト西本です。赤坂先生、ご無沙汰してます 」

 

赤坂「 あ、どうも、長らくお時間を頂きましてすみません。実は和歌山の例の不動産の件で

今日はご報告がありまして・・ 」

 

「 はい、どういった内容でしょうか? 」

 

赤坂「 実はですね、亡くなった目黒さんの弟さんの奥さんが大阪の弁護士に今回の相続の件を

依頼している件はお伝えしましたよね? 」

 

「 はい、以前に伺っております 」

 

目黒さん→赤坂弁護士に依頼

目黒さんの弟さんの奥さん(以降 梅田さん)→大阪の淀川弁護士に依頼

 

 

こういう構図である

つまり、両弁護士はそれぞれの依頼人の代理として、東京VS大阪で今回の相続の件を

協議しているのである

 

赤坂「 それでですね、大阪の淀川弁護士の方から奥さんのご要望という事で連絡を受けまして、

先方は先方で不動産屋さんを立てた方が良いという結論に達したみたいなんですね 」

 

「 そうなんですか、まぁ不動産屋を立てる、という行動はあまり意味が分かりませんが、奥さんは

目黒さんが依頼した私は信用がならないと考えているんですね? 」

 

赤坂「 大変申し上げにくいですが、単純に言えばそうなります。それで、大阪の不動産屋さんの方からですね、

現場の中を見たいので、日程を調整して鍵を開けに来てほしいという事なんです 」

 

「なるほど、いいですよ。では、私の携帯の番号を淀川弁護士を通じて大阪の不動産屋さんに伝えてください 」

 

赤坂「 そのように致します。では、後の取り計らいを宜しくお願いします 」

 

 

こういうやりとりを経て電話を切った

 

 

 

 

 

 

 

同じ事やけどな^^

 

 

 

私は大阪の不動産屋さんが、今回の不動産物件を見に来てどう考えるかをある程度、予見できた

 

 

 

費用対効果が全くあわないはずである

 

 

 

その電話を切った一時間後、早速06から始まる大阪の市外局番の電話番号から電話がかかってきた

 

 

「 もしもし、あの~私、大阪市の不動産屋に所属します大手不動産の多忙と申しますm(__)m 」

 

「はい、聞いておりますよ、物件のカギですよね? 日程をご指定頂ければ開けに行きますよ^^ 」

 

多忙「 有難うございます。では明日の二時はいかがでしょうか? 」

 

「 分かりました、住所はご存知ですね? 」

 

多忙「 あ、分かります。宜しくお願いします 」

 

 

 

(大変やな^^)

 

 

翌日、私は指定の時間に物件に出向いた

大手不動産の多忙さんは既に到着しており、一目で不動産屋さんとわかる雰囲気で私を出迎えてくれた

 

 

「あ、どうも、クリエイトの西本です^^ 」

 

多忙「 多忙です。今日はお忙しい所すみませんm(__)m 」

 

「 いえいえ、では鍵を開けますのでどうぞ中を調査してください 」

 

多忙 「 あ、はい・・・ 」

 

少し違和感の残る応答をし、多忙さんは家の中に入っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

私はマイルドセブンに火を付けた

 

 

 

 

 

待っているだけだから

 

 

 

 

だが、マイルドセブンが半分になろうかという程の短い時間で、何故か多忙さんは家の中から出てきた

 

 

 

多忙「 あ、有難うございました。もう充分です 」

 

「 早いですね^^ 今後の事ですがどうします?鍵は私が保管しておくべきですかね?」

 

多忙 「 はい、お願いします。うちも依頼があったんで調査しに来ていますが、今回の件は恐らく

西本さんに全面的にお願いする形になるかと思います。さすがに大阪市内から案内の為にここまで

何度も来れないですし、言いにくいですが・・・ 」

 

「 あ、その先はいいです^^ 同業者ですから^^ 」

 

 

 

要するに報酬額と手間が合わなすぎるのである

 

 

言いにくいと多忙さんが言いかけたのは、都市部に比べて割に合わなさそうな物件が多そうな

このエリアで営業する私への配慮かと思われた

 

 

多忙さん「 一応流通には掲載しますが、多分うちは何もしません。大阪の淀川弁護士と相続人の梅田さんとの

やりとりの中でうちが協力出来る事があればさせて頂きますので、その折はご連絡をください 」

 

「 有難うございます。私も梅田さんにはお会いした事がないですし、目黒さん側の立場だと思われている

みたいなので、お世話になるかもしれません^^ 」

 

 

実に紳士的な多忙さんであった

 

大阪の不動産屋さんの意向を確認し、競争相手はいないという一点にはほっとしたものの・・・

この物件が売れるまで担当しないといけないんだろうなぁという漠然とした不安も同時にこみ上げてきた

 

 

 

そして年が明けて、更に月も変わり、初めに予想された状態になりつつある頃

私の事務所に一枚のファックスが送られてきた

 

 

 

見れば東京の赤坂弁護士からである

そこにはこう書かれていた

 

 

 

 

目黒さんの提案により、もう一人の相続人である梅田さんもこの不動産の売却に同意されました

 

 

 

 

 

 

 

 

片方はまだ同意してなかったのかよ・・・・・

 

 

大阪の不動産屋に依頼したらあかんやん

 

 

東京の弁護士がずれているのか

大阪の弁護士がずれているのか

 

 

その答えは分からないが、このちぐはぐな連絡を見た時に、この先が思いやられる気持であった・・・

 

 

話を整理する必要があると思い、私はすぐに東京の赤坂弁護士に電話をいれた

 

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第五話

2016-08-04 10:41:50 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今回の連載のお話もそうなんですが、なんか人間関係ってめんどうですよね^^

 

人が人を噂し、自分が正しい観点で他人を評価する

 

そりゃ、正しいモノに対しては悪いモノってのが構図ですから、その場にいない評価される方は

 

評価者より落ちるってのが常なんでしょうね

 

今回の様なトラぶってる話の場合、相手方の落ち度を聞かされる事がよくあります

 

打ち合わせの度にほぼ毎回と言っても過言ではありません

 

ただですね

 

時折思うんですが

 

相手方が悪くなるように

 

相手方が落ちる様に

 

評価者自身が仕向けてるんですね

 

意地悪な質問

 

既に地雷が仕掛けられた会話の切り出し

 

仕向けてるんですから

 

悪意のない相手は簡単にはまります

 

世の中そんなもん

 

 

 

「 責務 」 第五話 ~ 受け継ぐべき事 ~

 

 

 

赤坂弁護士「 そうなんです、実は相続人の一人の弟さんは既に亡くなっているんです 」

 

 

予想した通り、目黒さんの他にいる相続人というのは、直系の肉親と言うわけではないようだ

 

「 そうですか、その相手方というのは誰なんですか? 」

 

赤坂弁護士「 はい、実は亡くなった目黒さんの弟さんの奥さんなんです・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

なるほど

 

 

 

 

 

これをご覧になる方々には、このケースは自分にあてはまる可能性はないかご記憶頂きたい

私が過去に担当した件で、相続でトラぶっている案件は、まさにこのケースがほとんどなのである

なぜ、兄弟の内の一人が亡くなっていて、その配偶者が相続人の一人となっているケースで揉める事が多いのか?

その理由は実に明白である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

被相続人(相続される側の亡くなった方)と血がつながっていないのだ!

 

 

 

 

 

今回の場合、亡くなった相続人の一人である、目黒さんの弟さんは、被相続人の息子であり

血がつながっている

更に、相続財産は生まれ育った実家であり、その家の法要など、宗教的にも先祖代々受け継いでいかなければ

いけない事に対しての責任感もある

まさに、この法要などは生きている限りにおいて、親類も含め相続人には多大な責任があり

次世代にも受け継いでいく責任もある上に、その費用や手間は全て引き継がなくてはならない

 

 

 

しかし、その本人は既に亡くなっているのである

残された奥さんが、亡くなった旦那さんを抜きにその助力も得られず、これらの先祖代々の事を

引き継いでいく事は相当困難な先行きであると言える

 

 

 

 

 

 

つまり、相続したくない、もしくはできないとなる

 

 

 

 

ではまだ生存している姉の目黒さんはどうなのか?

相続する代わりに、それらの事を亡くなった弟と弟の奥さんの代わりにやっていけばいいではないか

何より、自分の親であり、生まれ育った生家ではないか

 

 

 

 

 

しかし、現実はそう簡単にはいかない

 

 

 

 

ここに日本の宗教的な問題と戸籍の問題が絶妙なタッチで関係してくる

 

 

なぜなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姉(目黒さん)は他家に嫁いでいるのだ!

 

 

 

 

 

他家には他家の仏壇があり

 

 

それらの供養もしていかなくてはならない

その上、戸籍上とは言え、姓名まで他家のそれに変わっている

姉の目黒さんは、嫁いだことによって目黒さんとなっているわけである

 

 

 

 

 

普通、よその家の仏壇を置いたり、法事を主催してはいくものではない

 

 

 

旦那さんやその親族としてはそうなる

 

 

 

これが今回のトラブルの種(タネ)であった

 

 

 

 

そう、あくまで種(タネ)である

 

 

 

こんなケースでも解決の仕様はいくらでもあるのだが、今回の場合はトラブルに発展する他の理由がもうひとつあった

それは・・・

 

 

 

 

 

 

金銭に代わる財産だけは双方が相続を主張している点である

 

 

法的に、相続財産とは金銭に代わる利益と言えるものに加えて、その家を祀っていく法事の主催や

その家に関わる全ての負担となるべき事も含めて相続財産なのである

 

 

つまり被相続人に借金があれば、それも相続財産となるのである

しかし、今回の場合は将来に渡る負の財産と言えるかも知れない財産は双方が拒否し

金銭に代わる有益な財産だけは取り分について決着がつかないのである

 

 

 

 

「そうですか、これは大変ですね・・・」

 

赤坂弁護士「 ええ、今の段階では仏壇や先祖代々の供養の点については棚上げでして、土地の売却金額の

配分だけを協議している所なんです 」

 

「なるほど、でも赤坂さん、そうはいかないと思いますよ 」

 

赤坂弁護士「 と、おっしゃられますと? 」

 

「 売却依頼のあった仏壇の魂はぬいてありますか? 」

 

赤坂弁護士「 ・・・・・意味が分かりかねますが・・・・・・ 」

 

「 普通、不動産を売却する際に、仏壇などがある場合、その家の先祖代々の墓があるお寺の住職を呼んで

仏壇から魂をぬいてもらうんですよ。その上で、ご位牌をどう取り扱うかを親族で取り決めなくてはならないんですね 」

 

赤坂弁護士 「 そうでしたか、では西本さんのお話からすれば、先にそれをやっておかなくてはならないという事ですね 」

 

「 そうです、勿論、お客さんがついてからでも構わないんですが、今後、法事やご位牌の管理をどうしていくのか?と

いう事については、親族間で解決しておく必要があります 」

 

赤坂弁護士「 わかりました、早急に目黒さんに連絡し、その旨を伝えます。また、もう一人の相続人が依頼している

大阪の弁護士にも連絡します 」

 

「宜しくお願いします。その時に、一つ聞いておいて頂きたいのですが、目黒さんのご実家の宗派はなにか?をご確認

願います。 」

 

赤坂弁護士「 わかりました 」

 

 

この様なやり取りを経て電話きった

 

私の最後の質問には意味がある

実はお客さんの案内の為、目黒さんのご実家に入った時、仏壇があったのは確認してある

(まさか、何年も空家のお家で魂の入った仏壇だとは夢にも思いはしなかったが)

しかし、私の実家にも仏壇があり、法事などは主催していく家であった為、その形式と言うか

ざっくりとした印象というものは知らず知らずに記憶している

しかし、お客さんの案内の為にお家に入って仏壇を見たあの日

 

 

 

 

 

何かの違和感があったのだ

 

 

 

 

今ではそれが何かなのかは、はっきりと記憶していない

ただ、私がその質問の依頼をした理由は、万一、あまりなじみのない宗派で

これからの作業に支障が発生したり、膨大な時間がかかるような事はないか

漠然と不安に感じたからである

 

 

 

しかし、その後、赤坂弁護士からの連絡はパタッと止み、約ひと月ほど何らの進展もみられなかった

また、売りにくい物件だと最初に判断した通り、その物件についての動きも同様に何も見られなかったのだが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第四話

2016-08-01 09:45:56 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

選挙おわりましたね~

 

ま、予想通りでした

 

その程度の反応です^^

 

 

さて、本日も新連載の第四話 書いていきます^^

 

 

「 責務 」 第四話 ~ 権利 ~

 

 

弁護士からの電話とは実に珍しい

しかも、相手は東京である

 

とは言え、あまりうれしくない印象はぬぐえない

私は、話の先が気になり、パソコンの手を停めた

 

 

「 はい、弁護士さんですか?なんのご用件でしょうか? 」

 

赤坂弁護士「 あ、驚かせてすみません。実はですね、わたくし、東京にお住いの目黒さんの依頼をうけまして・・ 」

(以降は赤坂)

「 はい、何の依頼ですか? 」

 

赤坂「 ええ、目黒さんは西本さんとのやりとりを受けて、先に和歌山の不動産の相続作業を進めないととおっしゃられまして」

 

 

前回のとんだお粗末な話の末、所有者(相続前なので今は予定)の目黒さんは親族と協議をする気になったのだ

但し、この時点で一つ分かる事がある

 

 

 

 

 

 

 

 

この相続は親族間でもめている!

 

 

 

 

私は過去の例から、相続関係の不動産物件で、弁護士から連絡を受ける時はもめているという事を分かっていた

なぜなら、もめていないのであれば、弁護士もしくは司法書士に相続協議書作成の依頼をしている最中だとしても

 

 

 

 

 

 

 

 

本人から連絡がくるのだ

 

 

 

 

 

「なるほど、難航しているんですね 」

 

赤坂「 ええ、実は相続人のもう一方が、目黒さんとお会いする気がないと言われてまして・・・

実は先方も弁護士をたてているんです・・・ 」

 

 

 

 

 

でた

 

 

 

 

弁護士VS弁護士

 

 

こりゃもめてる

 

 

簡単に言うと以下のような構図になる

 

Aさんが亡くなった

AさんにはBさんとCさんという子供がいる

Bさんは長女で今回で言えば目黒さんとなる

Cさんは目黒さんの弟で同じく相続権利を持つ子息となる

 

ここで、Aさんの財産をどうするかと言うのが相続である

今回でいえば和歌山に存在する土地と建物

わたしはまさしく、その土地と建物の売却の依頼を受けた不動産屋なのである

しかし、今回の不手際は、長女の目黒さんが、弟のCさんと取り分や売却の意思など

すり合わせが出来ていなかったという事が原因なのである

 

 

 

 

 

 

だが、ここで一つ不審な点がある

 

 

 

二人は姉弟なのである

いくら相続で折り合いがつかないとは言え、双方が弁護士を立てて争うなんて事は稀である

こういう場合は、たいていは相続人は3人以上というその家の子息以外の相続人がいる場合に

見られる状況なのだ

しかも、大変失礼な言い方ではあるが、数億円の財産という争うに値する財産があるわけでもない

どちらかと言えば、件の不動産を売却しても、弁護士費用を払う等、とても釣合の取れるバランスではないのだ

 

 

 

しかし、とは言え、こういう状況を生み出すパターンが一つある

 

 

 

 

 

「 そうですか、相当もめてますね。という事は、もう一人の相続人は、目黒さんの弟さんではないですね?」

 

赤坂「 おっしゃる通りです。実は、目黒さんの弟さんは平成8年に亡くなっているんです・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

 

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新連載 「 責務 」 第三話

2016-07-28 14:26:50 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

毎日暑いですね

僕はいつもおひるごはんの時に新聞を読むんですが、新聞って一ついい事がある気がするんですね

あ、よく聞くいい話ではないですよ

 

僕の個人的な感想です

 

新聞って見る所少ないんですよ

関心がある事が少ないって感じかな

僕はTVのニュースで大々的にやってる記事についてはさらっと流し読みします

大体情報がはいってますからね

 

で、一面と言うのは大体そんな感じ

だからすぐに終わっちゃいます

で、必ず見るのが国際ニュースのページ

これって、国内じゃないんでテレビではあまり触れていなかったり、僕らの見るTVで

見かけないような記事がままあります

 

インターネットの様に必要な情報だけを取り出して見るパターンよりも

多少、興味が希薄な記事であっても、見る所が少ない分、何故か見ちゃうんですよね~

 

で最近思う事なんですが

 

偉そうなことは言えませんよ

 

今の日本って世界を見回しても、道徳観念と言うか、他国に行っても恥じない団体行動とか

自衛隊のイラクでの評価なんかを見ても、やはり、道徳心を軸に紳士的というか(表現は微妙ですが)

なんというんですかね~

 

僕が外国に住む人間でそこの国民だったら、日本に世界を牽引していってほしいと思うんですよね

めちゃ個人的な意見ですよ

 

まぁ極悪非道な事はしないだろうとか

なんか良い方向に引っ張ってくれそうとか

そういう印象を持てる国

 

国際紙面を見てて、中国やロシアがリードする世界だけはいやだなとか

なんか国家としての振る舞いを見ててそう思う

 

これって日本国民だからかな?

 

でも今の国家としての日本を形成し、世界に表現をしている役者ってのは

昭和を過ごして来た世代の人間のような気がするんですよね

数の論理でそんな気がするんですけども

 

しかし、これからの世界からの日本の見え方は徐々に変わっていくような気がするんですよね

国策とか軍事への考え方とかっていうよりも、民度ってのが変わって来ている様に思うんですよ

少子高齢化で今はまだ、古き良き、敗戦を踏まえて近代化してきた日本を支えてこられた世代の

カラー払拭ってのは現象として起きていませんが

 

やっぱり世代はいつか現代の若者の時代になるんですよね

 

な~んか漠然と不安です

 

ま、今回のブログでも 民度 という物の変化が垣間見れる瞬間がありますが

伝統を守る日本人だからこそ守っていけるステータスみたいな物

引き続いていってほしいなぁなんて思う今日この頃です(俺だれやねん)

 

さて、新連載の第三話   はじまりはじまり

 

 

 

 

「 責務 」 第三話 ~ プロセス ~

 

 

 

ここ数日、マイルドセブンが何ともほろ苦い

その上自分が吸っているというよりは、

 

「 ほら、火を付けたいだろ?^^  」

「僕はここにいるよ^^ 」

 

こんな風にブルーの箱が語りかけてくるような気がする

 

 

目黒さんのとんでもない順番違いの電話の内容を受け

私のイライラはピークに達しようとしていた

 

 

販売価格決めても仕方ないやん・・・

 

てゆうか決めたらあかんやん・・・

 

しかし、どれだけ悩んでも、このお粗末な話を買主に伝えなくてはいけないのである

 

めっちゃ恥やな・・・コレ・・・

 

私は意思を持つかのような火のついたマイルドセブンをグリグリとコレでもかと灰皿にねじつけ

少しの煙も出なくなるまでつぶしてやった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誠は少し気が楽になった

 

 

 

 

 

 

ようやく覚悟を決め、買主の細木さんに電話をかけてみた

よくある事だが、覚悟を決めるまで説明の順序を考え、怒らせないように

失礼にあたらないようにと深く考える経過をたどり、やっと電話をかけた時には

 

 

 

 

 

 

 

なぜか相手は電話にでない

 

 

再びこのストレスを味わう事となるのである

絶望感に浸りながら、ブルーの箱にまたしても手を伸ばそうとした時

幸いにも、鉄の意志が揺らぐまでの間に細木さんから電話がかかってきた

 

 

 

「 細木です。お電話を頂いていてすみませんm(__)m 」

 

「いえいえ!おはようございますm(__)m

実は今日は大変残念な報告がありまして・・・・ 」

 

 

かくかくしかじかと、連絡の不備が原因で実はこの不動産はすぐには売却できない事を説明すると

 

細木「 そうですか。わかりました 」

 

なんの重みもないテンションで回答が返ってきた

しかし、なぜか怒りが全く感じられない

初めて会った時と同様に、物静かに、それはそれで仕方ないですねと単調に返事をされた

 

急いでいるので他の物件を当たりますとの最終的な返事をもらい、何とかこの一件は

取りあえずの終息を見た

 

 

 

 

ふぅ~・・・・なんやったんやろなこの話  笑

 

 

 

自嘲的な笑いがとてもむなしかった

 

 

私は手帳を開き、今日やるべき事の準備を始めたのだった

 

 

 

 

 

約二週間後・・・・・・

 

 

 

私は看板をつけたままにしている事をどうしようか悩んでいた

売主の目黒さんは、前回の事態を受けて、ようやくすべき事に気づいたらしい

その時の電話では、「 ご迷惑をおかけしました。親族とも一度話し合ってみたいと思います 」

と言って電話をきったからだ

 

 

しかし、私にとってはもはや・・・・と言う感もぬぐえなくない

 

そもそも売るのが相当難儀だと思われる物件である上に、これから相続協議を行うという

時間のかかるシロモノだからだ

 

 

 

このまま自然消滅やろな・・・・・

 

 

まるで遠距離恋愛中の様な気分に浸りつつ、私は看板を外しに行く気持ちでいた

 

 

 

プルルル

 

 

ふいに私の携帯電話が鳴った

見れば、03から始まる東京都の番号である

大体こんな場合は、同業者か太陽光発電とかだの営業電話なのだが、電話にでた私は驚く事となる

 

 

 

「 クリエイト 西本です 」

 

「あ、クリエイトの西本さんですか? 」

 

今名乗ったやろ・・・と思いつつ

 

 

「 はい、そうですが ・・・ 」

 

( また営業か・・・・ )

 

 

「 あのう、わたくし、〇〇法律事務所所属の弁護士で赤坂と申します 」

 

「はい?弁護士さんですか?」 

 

 

一体なんやろ?となった

 

あまりうれしくはない

 

「 はい、弁護士の赤坂と申します 」

 

 

私は先が気になり、パソコンの手をとめた・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第二話

2016-07-27 15:41:21 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

 

さて、本日は連載の第二話を書きたいと思います

この話は年代的には私たちや、もう少し年上の世代の方々の中には

いずれ当事者として経験する方もいらっしゃるかと思います

 

でも、その時に一つ考えてみてほしいんですね

 

 

どういう内容の発言をしているのかを

 

どういう立ち位置に立ってしまっているのかを

 

結果どうなるのかを

 

 

「 責務 」 第二話 ~ 来訪 ~

 

 

 

 

どんな朝でもマイルドセブンと缶コーヒーはとても心を落ち着かせてくれる

 

 

 

 

 

そんな事を考えつつ、朝のスケジュールを確認していたある日の朝・・・

いつもの様に、かねてよりのスケジューリングとは別に、その日に入る何かしらの用件を伝える電話がなった

しかし、その様な場合、特に朝の早い時間の電話というのは基本的に、メモリーに保存されている電話番号

のどれかからが大半である

 

しかし、この日は私の携帯画面には「 非通知 」 と出ていた

あまりいい気はしないが、こんな時でも一応私は電話に出る事にしている

 

 

プルルル・・・

 

「 クリエイト西本です 」

 

「あ、クリエイトですか?」

 

何故か個人名の様に呼ばれる

 

あまり気にはしないが、自分の個人名でなくても、呼び捨てで呼ばれるとファーストインプレッションは

あまり良くない

しかし、時折こういった方がいるのも事実である

 

 

 

電話の相手は恐らく私よりも年上と思われる女性の方であった

 

 

「 はい、そうです。お電話有難うございます 」

 

 

「あのぅ・・〇〇の古家のある土地の看板を見てお電話したんですが・・・・ 」

 

 

  

 

 

 

   なんと!

 

 

 

 

例の価格設定の難しい物件の販売価格で合意し、ようやく看板を物件に設置した三日後の事であった

 

私 「 ありがとうございます。どういったご用件でしょうか? 」

 

「 あのう、実はこの物件の建物・・・かなり古いと思うんですが・・・一度中を見たいんですが・・」

 

私 「 ありがとうございます。今現場のお近くですか? 」

 

「 はい、前にいます・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

ぇ・・

 

 

 

 

 

「 あ、では私は近くですのですぐに向かいます」

 

 

飲みかけの缶コーヒーを後に、私は物件のカギを手にすぐさま現場へと車を走らせた

私の事務所からはそう遠くない場所へと車を走らせ、物件が見える角を曲がった時、二人の女性が物件の前で

きょろきょろしているのが目に飛び込んできた

 

 

「あ、どうもクリエイトの西本ですm(__)m 」

 

「 突然すみません、わたし・・・細木 数珠子と申します 」

 

 

偏見と言われればそれまでだが、一目見たと時に、このお二方はいわゆる住む家を見にきたお客ではない

と感じた

 

理由は判然としない

 

だが、何かが違うのである

 

だが、そんな事は後で聞けばよい

 

私は早速鍵を開け、お家の中を見てもらう事にした

 

お二人のお客は、あまりお互いに会話を交わさず、昭和の中期に建築された、とても使いづらい間取りの

平屋の家の中を見て回った

 

 

途中で私が口をはさむ

 

「あの、このお家は商品価値がありません。ですので土地の価値にて販売価格を決めております

ですので、もし、建物を残しておいてほしいと言われればそのように手配を行いますが、耐久力

劣化具合ともにご覧のとおりですので、責任は負えませんm(__)m

その点はどうかご了承くださいませ 」

 

 

細木「 あ、大丈夫です。実はここには住みませんので 」

 

 

 

やはり

 

 

「そうでしたか。何かしらの事務所か何かでしょうか? 」

 

細木「 ええ、何と言いますか、道場みたいなもので・・・ 」

 

 

なるほど

 

 

このお客は、派は分からないが、何かしらの宗教関係者と思われた

だが、その内容は物件についての感想をまとめてもらってからでも良いと考えた私は

一通りの説明を終え、鍵を閉め始めた

 

 

私が外に出るまで待っていてくれたお客は実に興味深い事を言った

 

細木「 あのう、この物件、〇〇〇百万円でしたら買います 」

 

 

 

 

 

ぇ・・・?

 

 

 

決めちゃうの?

 

 

 

いや、いいんですよ

 

 

でも待って^^

 

 

あまりの急展開に、私は進める前に聞いておかなくてはいけないと思った幾つかを質問した

 

私は買主同様に売主に対しても責任を負う立場である

お客がどんな方なのか?

どういう利用の為に物件を購入するのか?

所属している団体やいわゆる個人情報についても、一定のラインまでは聞く義務がある

 

 

 

幸い、一通り聞いたところでは、何らの問題もないと思われた

 

 

私「 買付証明は書いて頂けますか? 」

細木「 あ、はい、大丈夫です 」

 

わかりました^^

 

それでは、売主さんが何とおっしゃるかは分かりませんが、一応今日の内容は売主さんにお伝えします

その回答を得た上で、次の打ち合わせをさせて下さい^^

 

 

細木「 わかりました。では宜しくお願いしますm(__)m 」

 

 

公共交通機関から少し距離のあるこの物件場所までどうやって来たのかは分からないが

二人のお客は、そう言葉を残し去って行った

 

 

 

なんか順調やな^^

 

まあ、こういったケースは年に何回か無くもない

特段、問題がありそうにも見えないし、売主さんに報告はできる水準の価格交渉だし

 

そんな事を思いながら私は再び事務所に戻った

 

 

事務所に戻った私は、取りあえず今あった出来事を報告する為、売主の目黒さんに電話をかけてみた

 

 

ぷるるる

 

 

「 はい、目黒です 」

 

私「 和歌山のクリエイトです。おはようございます。実は〇〇の物件の件で・・・ 」

 

私は、今日の出来事だからまだ何とも言えませんが、こういうお話が今日ありましたとの報告を入れた

 

目黒「 そうですか。私としては早い方がうれしいので、その値段で進めて下さって結構です。

西本さんが言う様に、今日の今日だから心変わりもあるかもしれませんが、それはそれで構いません。

宜しくお願いしますm(__)m 」

 

 

 

 

実に順調である

 

 

こりゃラッキーな案件になったな・・・・

 

 

表現が良くはないがそう思った事は事実である

 

私はこの件については、一日を置いてから進める事にし、再び手帳を開いてこの日のスケジュールを

確認したのだった

 

 

 

翌日・・・・・

 

 

私は昨日の買主の細木さんに電話を入れ、売主の意向を伝えた

心配していた心変わりもなく、細木さんは「 そうですか、では引き続き宜しくお願いします 」と

単調な口調で答えた

 

私は、既に調べている内容に不足がないかを確認する作業に入り、その日一日は

 

重要事項説明書

 

という名称の書類を作成する準備に費やし、夕方には後は入力していくだけの所まで作業を進めていた

 

 

 

 

プルルル

 

 

ちょっと肩も凝ってきたなぁと思い始めた矢先、ふいに電話がなった

見れば売主の目黒さんである

 

「クリエイト西本です」

 

「目黒です。昨日はどうもありがとうございます。買主さんの方はどうですか? 」

 

「はい、今日連絡をして、進めてくださいとの回答を得ていますよ^^ 」

 

目黒「 そうですか・・・・でも・・・・〇▲□なんです、それで・・・・ 」

 

私「 え?すみません、ちょっと聞き取れなかったんですが^^・・」

 

人間言いにくい事を言おうとする時は、体のどこかに何かしらの変化が出るものである

 

 

 

 

目黒さんの場合は、極度に滑舌が悪くなるという現象がでたようである

 

 

目黒「 実は昨日その値段でと話したのですが、この不動産は今、私と既に亡くなった私の弟のお嫁さんとその子供達とで

相続で争っていまして・・・私一人の判断では値段も決められないんです 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先に言ってね^^

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

 

 

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新連載 「 責務 」 第一話

2016-07-25 09:26:17 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

さて、久しぶりになりますが、短編の連載を始めたいと思います

このお話は、特に大きな出来事があったわけではないのですが

この仕事をしている限り、何度かはもしくは頻繁に・・・出くわす場面かもしれません

ただ、日本の世の中が、リアルに徐々に衰退に向かっている事を具現化している小さな出来事のような気がします

 

 

第一話   ~ ファーストアプロ-チ ~

 

今日から秋だな・・・・

そんな実感がわいた様な気がした初秋の朝、ふいに電話が鳴った

ふとみれば、着信画面には数年前に不動産を売却した際に付随する仕事(廃品処理など)を依頼した取引会社

のコブツさん(女性社長)の名前がでていた

 

 

「 珍しいな^^・・・・ 」

 

そんな印象で電話に出た

 

コブツさん 「 あ~西本さんご無沙汰してます!!!お元気~? 」

 

「 はいはい、元気ですよ~^^今日はどうされました? 」

 

コブツさん「 いやぁ・・他でもないんやけどね、私のお客さん・・・今東京にいるんだけど・・・、西本さんの

エリアの古家売りたいみたいでね、相談乗ってあげてくれへん?」

 

「 勿論乗りますよ^^有難うございます^^ 」

 

こんなやりとりを経て、ここに電話をいれてくれと言われた番号に、その日の夕方電話を入れてみる事にした

 

依頼主は目黒さん(仮名)という名前で、聞けばこの方も女性との事

 

「 もしもし、あ、ワタクシ、クリエイトの西本と申します。初めてお電話を差し上げている者ですが

実は、和歌山のコブツさんからの連絡を頂きまして・・・・ 」

 

目黒さん「 あ~、早速有難うございます。そうなんですよ、実は母親の住んでいた家がもう空き家になって

長いんですけど、私も東京にいる者でして、そろそろ処分しないとと考えているんです・・・ 」

 

 

 

よくある触りのパターンである

 

 

物件の住所を聞き、売却意思を確認し、まずは不動産の販売価格を査定して合意が得られたらという事で

この話は始まった

 

次の日の朝、私は早速査定の為に、伝えられた住所に赴いてみた

 

 

 

「 う~ん・・・・・・・  」

 

 

 

 

ため息がでた

 

 

まず、家は古いとは聞いていたが、とてもではないが商品価値はない

しかし、私のため息の原因はそれではない

 

 

西本さんのエリアと言われるだけあって、この物件が存在するエリアの売れ行き、価格帯、人気の度合いには

私は相当詳しい

むしろ、詳しい事が物件を初めて見たときの私の失望感をより強いものにしていたのである

 

 

 

 

「 あかんな^^ 」

 

 

 

所有者様には大変申し訳ない

 

しかし直接いえるものではない

 

その物件は、私が詳しいエリアの中でも、一世代以上前の世代が一時的に多く住み

昭和の時代の急激な開発による弊害なのか、前面道路が狭く、更に抜け道となっている為やけに交通量が多い

つまり若い世代は、親の家がすぐ近く等、特別な理由でもない限りはまず購入しないエリアであった

 

 

 

 

 

 

 

近代的ではない住宅街なのだ

 

 

 

 

私は、一通りの調査を終え、よく見知っており、通る事も多いこの辺りをゆっくり歩いて見て回る事にした

途中、知り合いにも会って挨拶を交わしたりしながら、どういう層の方が購入の可能性があるのかを

考えながら歩いた物の、やはり思い浮かばない

見れば数年以上空家となっている家も何軒か見られた

 

 

「 ・・・・・ まぁ、ゆっくり考えよか^^ 」

 

 

私は前途多難なこの案件について深く掘り下げるよりも

、流れに任していく方が良いという気持ちになり、ポケットからライターを取り出した

 

 

 

吸いなれたマイルドセブンがいつもよりほろ苦く感じる夕暮れ時であった

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・・

 

 

 

 

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