社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

後厄

2015-12-22 11:27:57 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

厄って・・・・

 

あるんですね

 

12月12日 午後5時30分頃

 

信号待ちをしていた際に、突っ込まれました!

 

いわゆるオカマです

 

一応言っておきますよ

 

特に加害者さんと保険会社さん

 

これ、私から見ると殺人鬼に遭遇したに近いんですよ!

 

しかも、車

 

新しいですから・・・・・・

 

ええ、首が鈍く重いのと、右腰が夕方になると痛むので病院に通わせて頂きますよ

 

しかし!

 

僕が本当に腹が立つのは!

 

お気に入りで、ショッチュウ洗車してて、眺めるのが大好きなマイカーに

 

さしたる理由もなく突っ込まれてへこまされて、外車の為に年内に戻ってこないという事なんですよ!

 

 

 

やめてくれよ!

 

 

という事で、ほんと腹がたちます

 

事故の瞬間、気の長いワタクシと言えども、中々の憤怒

 

クルマの中で何が起こったかわからず振り返ると・・・・・

 

なにやらこちらの様子を見ている後車の女性

 

 

 

 

取りあえずおりてこんかい

 

すみません!大丈夫ですか?とかあるやろ?

 

取りあえず気持ちを整理して車を横に止めると、またどんくさい事に隣の車線を妨害するような所でオロオロしてるし

 

 

やっと降りてきた女性(30代半ば)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガム噛んでるし 笑

 

 

 

 

 

おねえさん

警察に電話するね・・保険屋さんに電話してくださいね

ちなみによそ見してたの?

 

ハイすみません

 

 

ラインとかFBとか、ほんと危ない

本人にしたって、年の瀬に事故とか最悪でしょ

 

 

少しの会話を後に私は警察に電話、寒いので車に戻り、車検が終わって分ほど前に出た車屋さんに電話

 

「 オカマほられちゃって 」

 

車屋Y君「 うそやろ?今やん、車検終ったの・・・ 」

 

早速来てもらって、警察に説明をして再び車屋にUターン

 

 

 

 

散々です・・・・

 

 

次やったら本気で怒るよ?

 

 

笑顔でそれを伝え、私はその場を後にしました

 

はあ~、年末にめっちゃきれいにしようと張り切ってたのに・・・・

 

厄って怖いですね・・・・・

 

皆さんも、後方車にはご注意くださいませ・・・

 

 

 

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ノーマネーでフィニッシュです

2015-11-15 11:00:37 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

タイトルの「 ノーマネーでフィニッシュです 」

 

これ誰のセルフか知ってます?笑

 

僕ら位の年代の方しかわからないかな?

 

実はこれ 「 マネーの虎 」と言う番組で、出資希望者が出資者の社長さん達に出資を断られ

挑戦が敗北に終わった時の番組終了の際の吉田栄作さんの決め台詞なんですね

まぁ、私は出資を受けれる方をみればうらやましいなあ、なんて気持ちを持ちながら当時見ていましたので

「 そんな甘くない 」という結果に終わった時のこのフレーズ、実は嫌いじゃありませんでした^^

 

 

最近ですね、なんかのきっかけでこの番組をユーチューブで見ることが多いんですけど・・・

今になってこの番組をみてみると、なんかすごい発見があるんですね

すごく妙な気持になります

自分も自営業者だからかな?

 

その中のまずひとつはですね・・・・・・・

 

 

出資者である虎(既に成功している社長さん方)の年齢です

これ、今になってみるとかなり衝撃を受けます

自営業者であればかなりの衝撃だと思います

その理由は、「 若い事 」

 

自分の立ち位置がいかに低いかを思い知らされます

必ずしも、僕は人を持っている資金の額で判断しません

ただ、その人のビジネスセンスを推し量るうえで、無視もしません

重要なエッセンスだという感じです

 

 

次に、意外なほどにお若い社長さん方の「 発言 」

 

これも驚きます

番組が盛り上がる様に編集はされていると思いますが

自営業者にしかわからないニュアンスや非常に心に響く経営哲学など

やはり成功を収める人たちにしか垣間見ることのできないあの雰囲気

今の僕の立場から見ると、中途半端なビジネス本よりもはるかに見ごたえがあります

 

面白く構成されてますから、そりゃ滑稽に見えるときもありますよ^^

 

でもですね、とても到達できない所に当時は到達した方々なのは間違いないんですよね

 

 

 

 

なんか人の不幸は蜜の味って言いますよね?

 

 

当時、志願者たちにいろんな哲学や指導をしていた社長さん達

半数以上は事業が頓挫しています

失敗しているんですね

一般視聴者からすれば、この上なく面白いスピンオフだと思うんですが^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑えません

 

 

 

 

 

頓挫の理由やその後の経過など、まさにこの部分こそに、僕は学ぶところが有る様に思うんですね

そんな中で、僕が強烈な印象と強いリスペクトの気持ちを持っている社長さんがいます

 

 

南原達樹さんと言う方なのですが

 

この方の紹介はまあいいですかね

もしご興味があれば動画検索してみてください

 

僕はこの方の生き方と巻き込まれていく運命にとても強い関心をもっています

我々は、自分の中にすでに蓄積された情報の中から記憶の濃いものを頼りに毎分毎秒の判断を

繰り返して人生を生きていると思うんですね

言い過ぎかもしれませんが、毎分毎秒、過去とは違う選択を繰り返して生きている人はあまりいないように思うんです

 

とすると、健康と似たようなもので、今の自分の身の回りは要するに生活習慣の集積であるわけです

 

自営業を続けていくうえで、この部分にすごく失敗の要素と成功の要素が混在しているように思うんですよ

はじめから否定的にいろんなことを見ない事で、可能性は無限なんだなと最近よく思います

 

当然そうでない方からは理解されない事も多々ありますがね^^

 

 

とりとめもない話でしたが、この番組の関連動画、商売の参考になるな~と思う気持ちを書いてみました 笑

 

 

 

 

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「 道 」 第二部 最終話

2015-10-16 09:18:17 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いてありがとうございます

 

さて、10月も半ば・・・・・・

あと二か月ちょっとで来年

 

なんか早いですね~

今年は私の仕事と言いますか、業務の形態がこれまでとは大きく変わった一年でした

その結果、時間的な制約や、重きを置く順位の変更などで今まで継続してやってきたもののいくつかを

「 やめた 」という事実があります。

 

代わりとして、「 新たに始めた 」という事実もあります

インターネットを導入した結果、得る事となった周辺状況をいつまで「 主力 」と考えてよいのかが私の去年までの

数年間の悩みではありましたが、今年一年は正にそれを「 足がかり 」に変換できたような気がします

 

残り2.5か月、来年の準備の為、精力的に動いていこうと思います!

 

 

 

「 道 」 第二部 最終話

 

今日の私との話し合いが済めば、今まで不法占拠状態であった駐車場が自分の土地となる小林氏の家の玄関で

私、小林氏、小林氏が依頼した不動産屋さんのキシガワ氏の三人は詰めの話に入った

 

しかし、どうもキシガワ氏のテンションは気に食わない

私からすれば私財を投入して得た私の財産を、必要も無い小林氏が所有する細い路地の3分の1の権利と交換するのである

何と言われようと、私の中では「 してあげるんだ 」という譲歩の気持ちは少なからずあった

にも拘らず、小林氏の代理人ともいえるキシガワ氏は、対等以上の物言いなのである

しかも、実際にそれを行えば数十万以上は確実に必要となる測量→登記作業を私にやれと言う

 

キシガワ氏はわかっているはずなのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

私がそれをやるわけがない

 

 

 

 

状況的に見ても譲歩側の私がさらに私財を投入して、小林氏の不法占拠状態を解決し、更に法的にもその権利を

確保するための作業を行うわけがないのだ

 

つまるところ、これはキシガワ氏の小林氏に対するただの「 頑張ってますアピール 」に他ならない

私は今、彼の三文芝居の脇役をやらされているのである

 

 

 

 

 

 

怒るよ^^?

 

 

 

キシガワ氏が依頼人の前で頑張るのは勝手だが、私を悪者みたいに言うのは気に食わない

あまりの口調と上からの態度の繰り返しに、私はもういいだろうという所まで来た

 

 

 

よっしゃ、参加しよか^^

 

 

腹をくくった私は、まず質問をしてみた

 

 

「 キシガワさん、小林さんの為に実測して登記をしろと言いますが、そもそものこの案件事態の依頼人は

あなた方ではないですか?」

 

「 それはそうか知らんけど、境界きっちり登記せんと小林さんが将来困るやないか  」

 

「 キシガワさん、あなた不動産屋でしょ?事の経緯を把握してるのに、筋違いの内容を繰り返さないで下さいよ 

、もうね、聞くのめんどくさいんですよ 」

 

「 あんたが境界立ち会えって言うたんやろが!」

 

「 この間あなたと電話した時に僕は言いましたよね、今不法占拠になっているのは、当時どこまでが自分の土地かを

把握していないからだと。今回僕が立ち会ってくれと言ったのは、どこまでが不法占拠の土地かを確かめる為と

裏の道と小林氏の土地の境界ラインはどこかをお互いに確かめるためですよと 」

 

「 これが登記の為の立会なら当然、ここに測量士がいるはずでしょう」

 

「 そんな事言っても〇×▲!!!!! 」

 

 

 

 

一通り、キシガワ氏の頑張り芝居に付き合った後、私は最後のナタをふるった 

 

 

 

「 ではやめましょう。この話^^ 僕はやる必要が有りませんから^^ 」

 

 

 

 

数分の沈黙・・・・・・

 

 

この時の小林氏夫妻の不安げな表情は忘れられない

キシガワ氏が口を開いた

 

 

「 それやったら、もうしゃぁないな・・・小林さん、登記はあきらめるか?・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

私はこの程度で許す気はない

 

 

 

 

 

 

 

「 いや、この話自体をやめますよ僕は^^ あなたにそんな口調で失礼な物言いをされる覚えはありませんから^^」

 

 

私のキシガワ氏を原因としてこの話をポシャらせます^^的な発言で、小林氏がついに口を開いた

 

 

「 いや、西本さん、まぁまぁ、わしらもこの件は元気なうちに片付けとかんと相続の時なんかに大変やし

登記まではイランから、引き続きこの話やってくれへんか ? 」

 

 

この瞬間、キシガワ氏の目の前にだけ幕が下りた気がした

 

「 そうですか、いいですよ。僕ももめに来ている訳ではありませんから。ですが、言われる覚えのない事を言われる覚えの

無い人から失礼な言い方をされたら僕も気分を害しますよ。」

 

 

 

 

 

小僧ではありませんので

 

 

 

「 じゃ、後は司法書士から連絡させます^^ 」

 

 

さわやかにいい残し、私はキシガワ氏には目もくれず、小林氏の家を後にした

 

 

世の中、いろんなボタンのかけ違いがある

キシガワ氏も大いに気分を害したであろう

しかし、私からすれば、それは全て先に自らが放った矢が返ってきたに過ぎない

 

 

たとえば年齢が、たとえばキャリアが、たとえば役職が

 

 

こんなことで相手との距離感や立位置を見失うと、むしろ滑稽でしかない

しかも、こういう時に一番怖いのは、「 正しい事が何か? 」が軽視される事である

今回の案件で、私には何のメリットもない上に、当初からの小林夫妻の私への振る舞いにしても

はなはだ失礼であった様に私個人的には感じている

 

持ちかければ、勝手にするからほっといてくれと言い、状況が変わればお願いしますとなる

 

 

数日後・・・・・

 

 

プルル・・ガチャ

 

「 あ~司法書士の〇〇です^^ 西本さん、ちょっといいですか? 」

 

「あ~先生、まいどです。どうかされましたか? 」

 

「いや、こないだからのあの道と駐車場の不法占拠の件ですけどね、今、キシガワさんと言われる不動産屋さんが

契約書を持ってここに来られてまして・・・ 」

 

「 は?契約書?先生との打ち合わせでもそうでしたけど、これ金銭の授受がなくて権利の交換ですから

もう契約書は交わさずという事でしたよね?この土地が私の所有権になるまでも先生にずっと担当してもらってますし 」

 

 

「 そうなんですよ・・しかし、キシガワ氏がどうしてもというんですよねぇ 」

 

「 なんで僕に連絡しないんでしょうね?印鑑押すの僕なのに  笑 」

 

「 さぁ・・・・笑  」

 

「 じゃあ、そこに契約書置いといてもらってください^^ 後でサインしにいきますわ笑 」

 

「 わかりました^^ 」

 

 

まぁええか、物がなければ報酬ももらいにくいんだろうな・・・・^^

 

 

 

 

 

 

数週間後、「 この件、完了しました! 」と司法書士の先生から一本の電話が入った

大変な紆余曲折を経たが、私の土地を巻き込む一つのトラブルはこうやって終息を迎えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      「 道 」   完

 

 

 

 

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特徴があるからこそ人が来るのが観光の原点

2015-10-01 09:05:01 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今日は連載ではありません

 

最近ですね、よくFBなんかで見かけるんですが

 

「 街おこし 」的なイベント

 

過渡期ですね~

 

いや、やっぱり生まれ育って、これからも住んでいく街ですので、活発化するのは大賛成~

 

でも、和歌山については、なんか田舎で静かな所が好きかも・・・ってな一面もありますね

 

しかも~何故か自然災害による被害がとても少ない!

 

「  住みよい 」 んですね~

 

かつての中心街ににぎわいを!

 

こんなコンセプトであろうイベントの数々をみてると、確かにスタッフの皆さんの情熱はすごい

 

実際に休日のランチタイムなんかは和歌山市中心部のラーメン屋さんは、ほんとに客がすごく入ってます

 

売り上げも上がってるはずです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで

 

 

 

 

 

 

というのがそろそろ見えてきてもいいんじゃ。。。。

 

 

市内中心部の個人商店がにぎわう事は、和歌山市活性化の一助である事は間違いありません

 

必ずそういう動きは必要です

 

また、飲食だけをすませて帰らせない為のソフト作りもついてまわらなくてはいけません

 

 

 

 

 

で?

 

 

 

なんですよ

 

ゴールにふさわしい目的をどこに置くべきか?

 

集客するのはなんで?

 

これが目に見えてくると、今は個々で頑張っていらっしゃる皆様方の

 

 

点の動き

 

 

線の動き

 

に変化し

 

何をすべきかが時系列で浮き彫りになってくるんでしょうね

 

 

「 和歌山市はどんな街? 」

 

ここに表現力がつかないといずれ今の動きは沈静化します

 

 

いや~特に何もしない私が言うのもアレですが笑

 

スポットの活性化 から エリアの活性化へ

 

エリアの活性化 から 街全体の活性化へ

 

今の動き、進化を遂げてほしいものです

 

 

また、市がこれから取り組もうとしている 「 コンパクトシティ計画 」 なるもの

 

ご存知ですか?

 

郊外に広がり続ける住宅用地の増加を抑制し

 

「 市の中心部へ住宅の立ち並びを戻していく 」

 

インフラに必要な予算の削減や空洞化をストップするなど

 

効果は色々あるみたいですが

 

まぁ、要するにこれからは田舎の方は分譲地なんかがそもそも作れなくなっていくわけです

 

 

 

 

私はこの政策、正直な所、大反対です

 

だって中心部の土地は高いですもん

 

平均所得が上がらないのに、高い買い物しかできなくなるだけじゃぁ

 

生活環境における貧富の差が拡大するだけ

 

にも拘らず、大規模、中規模買い物施設は郊外に誘致しちゃってるなんていうおかしな状況

 

ファイナンスって問題がありますからね

 

いくら買いたい土地に担保価値があるからって、銀行はまずその方の収入を基準に融資額を判断しますから

 

郊外の少し不便な所でも一戸建てを持ちたい方の生活を支える = そこを顧客としてビジネスを成長させるスーパー

 

こうやって和歌山市は今に至るわけですよ

 

なんとかローンを通して、少々きつくなった毎月の返済をこなしながら、買い物は車で数十分かかっちゃう

 

中心部にすむメリットは?

 

ローンがきつくなって

 

車が必要になって

 

よりガソリン代がかかるようになって

 

 

 

 

これ、完全に一家庭の動きは縮小していきます

 

どこかの消費をおさえる動きが加速するはずです

 

建築費?

食費?

遊行費?

 

となると

 

他府県の皆さんに頼らなくちゃ、市内の飲食店はつぶれちゃいますね~

 

足並みのそろわない官民の動き

 

名監督がいなけりゃ、こりゃやばい・・・・・・

 

 

てのが僕の今の感覚です

 

 

 

 

 

 

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「 道 」 第二部 第6話

2015-09-29 09:39:41 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

ワタクシ、珍しく風邪を引きました

雨の日にゴルフなんかすると、ろくなことないですね~

 

 

さて、いよいよ連載最終話です

ながらく、お待ちいただいた方には大変申し訳ございませんm(__)m

リアルタイムで進行しておりましたので何卒ご容赦の程、お願い申し上げます

 

 

「 道 」 第二部 

 

  最終話

 

私が最終的にキシガワ氏へファックスした、土地の譲渡の条件を記載した文書への返答は

とても迅速なものだった

 

プルルル

 

「はい西本です」

 

キシガワ氏「 あ~どうも、ファックスの内容みました。常識的な内容でこれなら小林氏も何の異存もないかと思います」

 

「そうですか。ではそれで承諾を得られればこれで進めてください。ただ、登記を移転する前に、条件に記載してある

お互いの境界がどこなのか?を確かめる作業は行いたいので、立会の日程を調整してください 」

 

キシガワ氏「 わかりました!では決まり次第連絡を入れさせて頂きます 」

 

 

 

 

非常に謙虚で、丁寧な対応である

 

 

 

 

私は不動産業を日々営む中で、時折思う事がある

それは、複数人が同席する場所での、関わった人間が時に行う「 劇場型のふるまい 」である

 

不動産仲介は売り手側と書いて側に分かれる事が多い

つまり、一つの不動産契約が行われる場合、その多くのパターンとしては

 

まず売主がいる

そして売主側の不動産業者がいる

 

次に買主がいる

そして買主側の不動産業者がいる

 

私が今記載しているのは、それぞれの業者間でのやりとりの事である

何度も取引をしていて旧知の間柄であったり、そもそも誠実なお人柄で、初対面であってもやり取りを行うにも何の支障もない方も大勢いる

しかし、時には自分のクライアントがいる前でだけは人格が変わってしまい、何故か目上の立場から意見を言い出したり

今まで何度もやり取りを重ねている中で全く問題視していなかった個所を大勢の前で突然言い出したり・・・などなど

 

若くして自営業の代表者であった私は、年齢的には上の方が多い業界の中で何度もこういう経験をしてきた

全く筋の通っている内容をこちらが話しても、なぜかキャリアの長さや、年長者である事を引き合いに出され

話の内容ではなく「 言い方 」にスポットがあたってしまうのである

 

さて、話を本題に戻すと・・・・

 

やがてキシガワ氏から連絡があり、境界を確かめる為の立会いの日程が伝えられた

一度目に伝えられた時間は私は都合が悪く、約30分前に改めて設定し直しを依頼すると、少しキシガワ氏の声のトーンは

変わったような気がした

 

 

 

そして待ち合わせ当日

 

 

 

私はその後決まった時間と1分の誤差もなく現場に到着した

暑い日の事でもあり、既に到着していたキシガワ氏と、その場所の隣に住んでいる小林氏がタオルを肩にかけ

私の方を見ている

 

「 おはようございます 」

 

私の方から挨拶をかわすと、キシガワ氏が突如私にむけて人差し指をむけた

 

「 あんたなあ!約束の時間30分前やろ!!何考えてんねん! 」

 

今までのキシガワ氏からすれば、フリーザ並みの変身であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぇ^^・・・・・・・笑

 

 

 

 

 

 

「 そうでしたか^^私は約束の時間だと思ってきましたんで、1分の狂いもないんですけども 」

 

「どうなってんねん、あんたのせいでわしは、〇〇ちゃん(小林氏の事)に待ってもらったんや!」

 

「 電話くれれば、私、歩いて5分の所にいましたのに^^ この時間だと思ってきてますけど、私が間違えている

可能性もありますし、30分も遅れているならば、そんなに怒る前に電話してくださいよ^^ 」

 

「もうええ!、とにかく暑いしもう始めよ 」と叫び、キシガワ氏は境界ポイントのあたりへ歩き始めた

 

 

 

 

一言断っておくが、私はこの方と話す必要はない

 

 

 

私の中では関係者ではないのだ

小林氏より、どうやら自分の家の駐車場が他人地である・・と言う相談を受けた不動産屋さんなのである

そして私はその土地の所有者なのである

小林氏がキシガワ氏を通じて申し入れてきた土地の譲渡にそもそも応じる必要もなく

気分が乗らないんで話を聞きたくありませんでも一向に構わないのだ

 

そんな私が開口一番、キシガワ氏に怒鳴られ、境界確認の為にそのポイントまで、さあ来いと言わんばかりの応対を

受けているのである

いい仕事をする為には判断能力というのは大事である

何を目的として私を敵とするキシガワ氏なのかはさっぱり見当もつかないが、一方の小林氏は何のいらだちも感じさせず

ただ、暑い中すみませんと私に頭を下げていた

 

 

「 じゃあ、みてまわりましょうか^^、僕が今回小林さんの駐車場(厳密には私名義の土地)に関して譲渡に応じるのは

この周りの環境を改善したいのと、譲渡の結果、さらに境界ポイントが違うとなれば、今回と同じことが将来起こりうると

思ったからなんですよ。お互いの為に立ち会っていた方が良いと思うんです 」

 

「そら、西本さんの言う通りや、わしもそうしてもらった方が将来心配ないわ」と小林氏

 

そんな会話を交わし、仁王立ちのキシガワ氏には敢えて目線もくれずに私は立会確認を進め始めた

基本的には全て小林氏の指摘したポイントでOKを出し、作業が10分ほどで終わった後、どうぞと言われるまま小林氏のお家に入った

 

 

始まりがキシガワ氏の劇場型と思われたこの一件、小林氏の新劇は実はまだ終わっていなかった

 

玄関先で私と小林氏とキシガワ氏が腰かけ、今後の進め方について話し始めると、キシガワ氏がおもむろに口を開いた

 

「 西本さん、あんた、これ測量士呼んで登記してくれなあかんで 」

 

「はい?」

 

「そらそうやろ、境界の立会を依頼したんはあんたや!登記せんかったら意味ないやろ!」

 

 

 

ごもっとも^^

 

 

しかし、私には初めからそのつもりはない。

私はこの譲渡にそもそも応じる必要がないのだ。

当然、譲渡に関して何らの費用も支払う気もない。

もし、境界ポイントを法的にきっちりと固めたいのであれば、どうぞ、印鑑は押してあげますよ^^というのが私の立場である

 

「 登記はしませんよ^^この取引に応じる条件として将来に向かって一度立ち会いましょうとは言いましたが、実測して

登記をするとなれば話は全然別ですよ。それならそれでこの土地を無償ではなく金銭を支払ってくださいよ。そのお金で

登記してあげますよ^^」

 

「それやったら、〇〇ちゃん(小林氏)困るやろ!あんたが言い出したんや!」

 

実に見事な豹変ぶりである^^

ちなみに、私はどれほど親しくても、商談の場で関係者の誰かの事をちゃん付けで呼ぶ人は好きではない。

そんなアピールいらんねんと思いつつ、私は言った

 

「 ではこの取引をやめましょう^^ 駐車場については賃貸契約をしてくれれば構いませんから^^ 」

 

「西本さん、それは困る 」小林氏が口を開いた

 

 

 

そもそもではあるが、私はこの人たちを困らせに来たわけではない。

過去のいい加減な不動産屋の取引仲介の結果、お金を払ったか払っていないかもわからず

所有権も変わっていないような事件の整理の為、私は自分名義の土地を金銭を受け取らず小林氏に提供しようとしているのである。

ここでプロの不動産屋の私が関わった事は、大きく見れば小林氏にとっても実に幸いな事なのだ

 

 

 

そんな事くらいはキシガワ氏もわかっているはずである

 

 

しかし、これが劇場型のややこしい所である

何かのゴールの為に、小林氏の為に戦う自身をキシガワ氏は小林氏に印象付けなければならないのだ

 

 

 

じゃあ劇場に参加しよか^^

 

 

 

 

私はとどのつまり、席を立って帰る腹を固め、この三文芝居に参加する気になった

 

 

 

 

 

 

 

 

                                        続く・・・

 

 

 

 

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久々に更新しました

2015-09-18 09:15:24 | Weblog

久方ぶりのブログの更新となります

 

大変お恥ずかしいことながら・・・・

さぼってましたm(__)m

連載の内容がリアルタイムで進行していた為、次の展開に至るまでの間があくと

こうなっちゃいます 笑

 

というわけで、今日は徒然の内容を書くつもりですが、連載の案件は実に先週、完了しました!

よって改めて続きを書く予定でございます

 

 

さて、書き溜めていた分、色々書く内容というのがあるのですが、まずは昨日の「 参院特別委員会 」

学生運動も実に何十年ぶり?ってな具合で盛り上がり、日本の行く末を憂う方たちの活動が連日報道されてますね

 

で、まず私が思う事

 

 

議員さん・・・・・議会で寝るなら給料の日割り分、返納してください

 

あたりまえでしょ?

 

選挙に当選した結果、得る事となったあなた方の資格に対してのお給料じゃないんですよ

公務ですからね

 

昨日の委員会を見ていると、まずムード的な事を言えば、与党が悪、野党が善、なんかこんな雰囲気です。

でも、世界をリードする日本の政治の場ですよ?

野党の皆さん、少々子供じみてやしませんか?

 

戦争に対する強い懸念を前面に打ち出し、反対を唱えながら、小規模の暴力行為は進んで行うんですね

発展途上国の議会じゃないんだから・・・

 

私たちはまずもって(社会人)

 

社会の一員なわけですよ

許されない行為ってのは、職種、地位に関係なく常識レベルであるはず

そこを逸脱すれば、社会人ではなくなります

 

大人の話し合いってのをやってほしいですね

 

まぁ、地方の一不動産屋の意見なんで何の影響もないでしょうが

安保法案について思う事

 

正直な所、何の研究もしていない僕が今まで得る事の出来た情報から考えてみると・・・

 

必要かな・・・

 

だってですよ、一方的な暴力行為と言うのは実際にあるわけです

これが国家レベルになると戦争

で、法案を通した後の自衛隊の存在は自衛の範囲を超えてるという観点については、

日本は単独国家でありつつ単独国家ではないと思うんですね

日本に限らずすべての国といってもいいかもしれません

 

時にスイスなどを例に挙げる方もいらっしゃいますが

そもそもの周辺環境が違いすぎると思うのです

 

島国なんですよ、日本は

 

極地に近いわけでもなく、徹底的に侵略され、国土を汚染されても地球規模で見れば

被害が少ないわけです

つまり、困るじゃないか!うちも損害があるじゃないか!と言ってくれる友達が少ないわけです

 

こうなると、「よし!日本がいじめられてるなら一緒に戦ってやる!」という国は今の所、米軍を除いてありません

そりゃ、「うちは戦いません!」で生き残るのはまず無理でしょう。

 

そういう事情もあるのでODAで他国を援助し、日本の存在を必要とする仲間を作る努力を日本は続けているわけですね

とはいっても、日本は今後はもうだめだね・・・・となった時に

助けてはくれませんよ

 

となると、同盟国との強い軍事力はすなわち暗黙の自衛力のアピールと言え、そもそもの紛争の火種をつきにくくすると

思うんですね

 

一見すればアメリカの圧力であるのは間違いないでしょうが、それはそれで、日本は日本の為に、更に本当の単独国家となって

初めて他を助ける事の出来る国となりえるのでしょうね

 

 

最強の道徳と軍事を持てるのは世界を見渡してもやはり日本

 

 

焼野原となった数十年後には世界第二位の経済大国になっちゃうすごい国ですからね

これ、やっぱり国民力を育てる「 教育水準 」てのが根底にあると思うんですよ

 

 

まぁ、これからどんな動きになるのか分かりませんが、世界の中の日本ってのを国民レベルで考える時が

来たんでしょうね

 

 

 

 

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「 道 」 第二部 第五話

2015-06-05 09:57:58 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

いやぁ、何の仕事でもですね

一人前になるには10年とかって言いますけど

この仕事だけはホントに毎回いろんなことがありますね

案件を一つ終える度に何かしらの新知識や経験をしている様な気がします

 

大変な仕事でもありますが

今年度は、どうにか自分で決めた契約本数の目標を達成し続けています

ここで告知なのですが、改装及びOPENは来年になると思うのですが・・・

事務所を移転の予定です!

今は私一人なので、一日中留守にしていても大丈夫なのですが

店舗型に切り替えると、お留守番も兼ねた事務員さんもいるなぁ・・等とあれこれ悩んでおります

週三日、月・火・金 13:00~16:00 ってな感じかな?

いや、まだ未定ですよ~

 

 

 

「 道 」 第二部 

 

  第五話

 

 

キシガワ氏が所持していた書類にざっと目を通した私は正直な所、実に不愉快な気分であった

 

「 では私の意見なのですが・・・ 」

 

「 まずですね、小林氏が占拠している駐車場の土地を、この際、小林氏の名義に変える事に異存はありません。

今さら、カーポートや洗濯物を干す為に屋根までつけてしまっている部分を私が所有して小林氏と賃貸契約を結ぶというのも

面倒ですからね 」

 

 

「 そうですか、譲っていただけますか 」

キシガワ氏は一瞬ほっとしたような表情を見せた

 

 

「ただし、まず、この交渉の為に小林氏から持ち出されたこの書類や、過去にお金を払ったという話など

テーブルの上の材料が全て信ぴょう性に欠ける物であるという事がとても気に入りません。

突き詰める必要も無いほどに胡散臭い情報や書類を持ちだして、だから土地を無償で譲ってくれなんて

失礼だとは思いませんか? 」

 

「おっしゃる通りだと思います・・・」

 

「 まるっきり嘘であるとは言いませんが、契約年月日に所有者が生存していないとか、但し書きの無い領収書を

これがその時支払った売買金額であるとか、聞かされる方にしてみれば、いい迷惑だと思うんですよ」

 

「はい・・ 」

 

「 交渉相手に対して誠実味に欠けますよ 」

 

「 ・・・・・・・ 」

 

あえて目上の方に対してここまで言う必要は無い様にも思えた

しかし、こんなことがあちこちで起きれば、世の中めちゃくちゃである

 

 

「 言ったもん勝ちの取りトク 」なんて事が山ほど出てくるはずなのだ

 

 

検証した事実を持ち寄った上での話し合いであるならば、その結果は正しい収まり所に収まると思うし

勘違いや手続き上の不備が原因で表面化した問題点は是正できるが、検証も行っていない上に

一見して数秒で事実ではないと思える様な物について、どれだけ議論をしても何の発展もない

 

 

私はこの程度の材料で、話し合いを持つために呼びつけられた事に対してだんだんと腹が立って来た為

つい言いすぎてしまったのだ

 

 

キシガワ氏の無言をタイミングに、「 一度持ち帰ってお返事します 」といい残し、私はその場を去った

 

 

帰りの車中、色々な事を考えた

 

なぜ、他人の土地をその所有権の証明もできない状態で占拠し、それが自分の土地だと主張できるのか?

なぜ、小林氏は私に直接話した事とは違う行動をとり続けるのか?

 

素直にうんと言える状態を作ってくれさえすれば、最初から譲ると言っているのにも関わらず、なぜ、後から

証明できもしない主張をしてくるのか?

 

 

私には全く理解できなかった

 

 

私は既に落としどころをどこにするのかは決めていたのだが、あまりにも無礼と思える振る舞いに、その後数日は

何の連絡もする気になれなかった

数日後、私が問題の土地の前を通ると、小林氏、キシガワ氏、ご近所の人達が集まって何かしらの話をしていた

偶然通りがかった私は、話しかける気にもなれず、素通りしたのだが、私に気づいた小林氏は

 

 

あいつや!とでも言いたそうに私を白い眼で私を見たように思う

 

古い町と言うのは長年そこに住んでいる人達が断然有利である

また、噂というものは先に流した方が状況をリードするのも間違いない

私が公然と反論をあちこちで流しでもしない限りは、小林氏の自説はご近所に受け入れらるであろう

私は、目をそらす事はせず、ゆっくりとその状況を眺めながら通り過ぎた

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、そろそろキシガワ氏に連絡入れよか

 

 

 

 

私は無償で不法占拠の土地を譲るための条件を整理し始めることにした

カタカタとパソコンを叩きながら、不愉快なこれまでの出来事を思い出していた

様々な想いが去来したが私は一つの結論に達した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あえて言う通りにしとこか

 

 

 

 

 

私はその土地を小林氏に譲る事の条件として、このまま放置すれば将来その近辺で起こりうるであろうハプニングに対する

手当ての幾つか(境界確定など)に小林氏が協力する事を条件とする旨の文書を作り上げ、キシガワ氏の事務所へファックスを入れた

 

 

 

(これでええわ・・・・おかしな事言ったりやったりする人が、これであのエリアから一人消える・・・・)

 

 

 

 

何年後になるかは分からないが、舗装もされておらず、一年中日光が差し込まないエリアが

スカッとした住宅地に生まれ変わった状況を想像しながら私はマイルドセブンに火を付けた・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                    続く・・・・・

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

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「道」 第二部 第四話

2015-05-17 10:44:04 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

長らく!さぼっておりました

申し訳ございませんm(__)m

 

平成27年度もどうでしょう、あっという間に5月も中盤

この時間が過ぎていく感じ、ますます加速するのでは?と思う今日この頃です

 

たぶんですよ

 

去年よりも今年の方が過ぎるのが速い

 

こんな感覚が歳を重ねて一定の老期に到達するまでは、続くのではと思うんです

体感スピードなのか

実際の時間の速度が子供の周辺とと大人の周辺と違うのか?

これって謎ですね

共有しているようで共有していないのが時間ってものなのかもしれません

 

「 道 」 第二部

 

第四話

 

 

「和歌山不動産のキシガワです」

 

「はい、こんにちは」

 

用向きは分かっていたが、私は相手が切り出す形での会話を希望した

 

「 あの、ワタクシ、西本さんの土地の隣の件で依頼を受けた者なのですが、関東の中川さん(土地所有者さん仮名)に連絡を

取りましたら、西本さんに全て任せてあるので西本さんに連絡をする様に言われまして・・・ 」

 

「あ~、占拠してしまっている駐車場の件ですね、聞いていますよ 」

 

「ええ、実は占有者の小林さん(仮名)からの話だと、小林さんは過去にその土地のお金は支払ったそうなんですね。で、電話ではなんなので

一度お会いさせて頂きたいのですが・・・ 」

 

「そうですか、まぁ所有者の中川さんのご意向は私に全ての権限を委譲して、後は宜しくお願いしますと言われていますが

私的には、小林さんが既にブロック塀で囲ってしまって、屋根までつけている駐車場を所有しても仕方がないので

お話は伺いますよ 」

 

「 そうですか、それでは西本さんが良ければ私がいる事務所の方でお会いできますか? 」

 

「ええ、了解しました。伺わせていただきます 」

 

相手のキシガワさんは、実に丁寧な話し方で、紳士な印象を受けた

どういう経緯で関東へいきなり出向いたのかは分からないが、電話という物は「 公共性 」がある

つまり、電話での会話の印象というのは「 その人となり 」というものをある程度表現していると思えるのである

 

しかし、それの裏付けであったり、証明となるのはやはり「 その人の行動 」である事は否定できない

今までの経緯からすれば、同業者であれば「 通してしかるべき筋 」をやや外している事は間違いない

「 所有者の中川さんと私と小林さんが当事者 」であるこの案件を受けるに当たり、私に連絡せずに所有者の所へ

直接訪ねているのだから

 

何も知らない素人であればいざ知らず、不動産業界でのこの動きは嫌悪される事がほとんどだと私は思う

 

 

(まぁええか^^ しかるべき筋を通す方が対等に話合いを行える所をわざわざこうしてくれたのだから^^)

 

正直なところ、そんな心持であった

 

 

そして面会の当日・・・

 

 

私は指定の時間に指定の場所へ赴いた

何も準備をしていなかったわけではない

当然切り出されるであろう話の展開とそれに対応した答えは準備しての事である

 

 

「 こんにちは~^^ 」

 

私は気軽にキシガワ氏がいる事務所の扉を開けた

約束通りの時間である事もあり、すぐに奥からキシガワ氏と思われる人物が出てきた

 

「 あ、どうも西本さんですか?わたしお電話で失礼したキシガワです^^ 」

 

軽い挨拶を終え、まぁどうぞ、と指差された椅子に私は座った

 

 

 

私からの話は特にない

 

 

 

当然のごとくキシガワ氏は何枚かの書類を私の目の前に出した

 

「 早速ですがね、依頼者の小林さんの主張はですね、今駐車場となっている土地に関しては、何十年も前にお金を支払ったと

おっしゃっているんですよ」

 

「そうなんですね^^ 」

 

特段、否定もしなかった事に戸惑った為か、一瞬口を閉ざしたキシガワ氏は目の前に置いた書類を広げだした

 

「はい、これが小林さんから預かっている書類です 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 不動産売買契約書

 

 

 

 

 

その書類にはそう書かれていた

見れば昭和49年1月と書かれている

 

 

 

この時点での私は、まだバブバブ言ってたはずである

 

 

 

 

 

 

 

実に感慨深い

 

 

 

 

 

いやいや、そんな事を考えている場合ではない

こりゃ、相手の主張は正しいとなるタイミングである

 

 

私はその書類の中身を見る前にキシガワ氏に問いかけた

 

「では、契約を行い、既にお金は払ったのだから、無償で所有権を移してほしいというのが小林さんの主張ですね?^^ 」

 

「いや、まぁそういう事ですかね・・」

 

「この契約書の中身はご覧になりました?」

 

「ええ、勿論。関東の所有者の中川さんにも郵送しました 」

 

「では、やはりそういう主張ですね? で、契約書の中身の信ぴょう性はキシガワさん的にはどうですか?」

 

「いや、まぁ地番とかがもともと一つの畑を分割しているので、駐車場の部分かどうかは特定できないかもしれませんが」

 

「では、なぜ、これを関東に郵送したんですか?」

 

「まぁ小林さんの話だと、これが証拠だと言うんで 」

 

「自分で送ればいいと思いませんか?」

 

「私も相談を受けた上での動きだったんで、まぁサービスでやってあげたんですよ」

 

キシガワ氏の話す通り、キシガワ氏の行動は親切以外の何物でもない

売買契約の仲介でない以上、不動産屋であるキシガワ氏は依頼者の小林さんから報酬を得る根拠がこの話にはないのだ

 

「そうですか、では契約書の中身をみてもいいですか? 」

 

「どうぞ、どうぞ 」

 

しかしその契約書には売主本人の署名はない

代理人 武本 〇〇 とある

ご丁寧に領収書もついており、契約書記載の金額ではない金額が書かれており

但し書きは空欄であった

当然、受取人も代理人である

 

 

定かではないが、件の土地に関しての契約書と領収書であるとは言い難いものに見えた

更に、契約者が他人である

そして小林氏はこの代理人にお金を支払い、その後代理人が行方不明になってしまったのだという

 

 

「 良く分かりました、まず私の意見を言う前に、この書類どうします?引き上げた方が良くないですか? 」

 

「 ・・・・・・そうします 」

 

相手もプロである

実に素早い決断であった

 

まぁ私にしても見るまでもなかったのだが

なぜなら、当時の所有者である中川氏のお父さんは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和48年にご逝去されている事を私は聞いてあったのだ!

 

 

 

 

 

「では、私の意見なのですが・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          続く・・・・

 

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「道」 第二部 第三話

2015-04-18 13:26:23 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今月に入ってからという物、色々な事象に振り回されまして、バタバタとしておりました

更新が遅くなり、すみません

 

なんかですね

 

色々気に食わないんですね

 

何がって説明もつきませんが(笑)

 

変な世の中です

 

そういえば、この間、前を走る車がですね、曲がり角を曲がったところで急停車したんです

 

よそ見をしてたり速度が出ていれば事故だったかもしれません

 

で、急停車した車からおじさんが降りてきてですね

 

僕を睨み付けながら

 

ウインカーをなぜ出さなかったんだ!危ないじゃないか!と私に言うんです

 

そこはウインカーが必要な角であったかどうか?という問題はあります

 

私はこう答えました

 

「 前を走るあなたに何の関係があるんですか?」

 

「なんだ!その口のきき方は!通報してやる!」と言って車に戻り、メモとボールペンを取ってきました

 

「 好きにしてください、でも後ろから車が来てるんで横へよけたらどうですか? 」

 

「 何をゆうてるんや!お前が悪いんやろうが! 」

 

「後ろを見ながら走る方がよっぽど危なくないですか? 」

 

「うるさい!ばかやろう! 」

 

と言い残し、そのおじさんは携帯電話を片手に電話しながら車を走らせました

 

 

 

変な世の中です

 

 

「 道 」 第二部

 

 第三話 

 

 

「 わしは駐車場部分の土地の金は払ったんや 」

 

「 え?そうなんですか?この間は他人の土地である事に対して驚かれてましたよね? 」

 

「いや、よくよく考えたら、わし金払ったわ。そやけど間で契約を取り持った不動産屋が持ち逃げしたんや 」

 

「へえ、悪い奴がいるもんですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりに不用意な発言である

 

 

 

 

 

 

 

 

私の知る限り、そんな不動産屋はいない

存在悪という大前提があるのならばまだしも、我々は法律を習得し、色々な要件をクリアしている状態を続けているからこそ

宅建業者であるのだ

私が十年以上やってきた仕事は「 法の専門家としての仕事 」である

しかし、目の前の老人は、チンピラ以下とも取れるそういう行為を過去に行った不動産屋と関わったと平然と私に言う

その上、手付金なのか、契約金なのか分からないお金を預け、それを持ち逃げされたのだという

だから、その土地はわしの土地だと・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 売主さんにお金を払ったわけではないんですね? 」

 

 

 

 

 

 

「 仲介した不動産屋や 」

 

「へえ・・・ 」

 

「 その後もその不動産屋は、中間金とか決済金とか言ってお金取りに来て、その度にわしは払ったんや 」

 

「 では、なぜ所有権移転登記をしてご自分の名義にされなかったんですか? 」

 

「 いや、そんな事やってる間に、その不動産屋と連絡取れなくなったんや 」

 

「 では売買契約は完了していませんね? 」

 

「 とにかくわしは払ったのは事実や、所有者さんが西本さんにその土地を譲るっていうんやったら、わしもその人に言いたいことある 」

 

「なるほど、しかし、所有者さんには払っていないのは事実ですよね?その後その不動産屋を探しはしなかったのですか? 」

 

「どこにおるか分からんし、もう亡くなってるんちゃうか 」

 

「 探していないんですか? 」

 

「 ・・・・・・・とにかく、うちはうちで不動産屋をたてる!とある団体のえらいさんや! 」

 

「 そうですか。しかし、これは不動産屋の仕事ではないと思いますよ。弁護士さんに相談して、売主さんとの話し合いをもつべきですよ。

でも、それよりも、お金を持ち逃げしたとおっしゃる不動産屋かその子孫が不動産屋をやっていないか確認して見るべきだと思います。

私が初めてここへお邪魔した時から、私のスタンスは変わっていないんですけど、いちいちこちらへ報告に来る必要はないんです。

そこをご理解ください。では、そちらが立てるという不動産屋さんからは、売主さんに連絡されますか?私に連絡させますか? 」

 

「とりあえずは、あんたに連絡させるわ。」

 

「分かりました。では過去にお金を払ったという話は、私の方からは売主さんには伝えません。事実誤認だったらこじれる可能性が

ありますので 」

 

「そうしてくれ」

 

 

私の知る限り、不動産を購入し、そのお金を不動産屋に預ける人間はいない

必ず売主に直接か、遠方で来れない場合は、本人の銀行口座への入金となる

但し、その場合であっても、事前に司法書士を通じて本人確認を行うのが現代ではあるが

それ程ではなくとも、過去であっても明治や大正や戦後間もない頃の話ではない

法整備が整った昭和中盤の話なのだ

仮に本当であれば、売主でない人間に不用意にお金を預けた当事者が悪いと私は考える

そして、不動産屋が持ち逃げしたのが事実であれば、なおさら所有者はその土地を譲る必要がない事となる

話し合う相手を間違っているのだ

 

 

私はこの日のやり取りを終え、この方と話す事はやめることにした

嘘に嘘を重ねさせるだけの結果となるし、それを聞いた所で何をする事もないのだから

 

それから一週間が過ぎ、二週間が過ぎても私の所へは何の連絡もなかった

私としても作業は進めていく必要がある

既に所有者から郵送で受け取っている印鑑証明や、住民票などの公的書類は、法手続きをする場合に使用する際の

有効期限は三か月なのだ

もたもたしていれば、所有者さんに再び同じ書類を取ってきてくださいとお願いしなくてはならないし、その事情も話さなくてはならなくなる

私は私が聞いた段階で、事実とは思えない持ち逃げ話を所有者にするつもりはなかった

 

 

粛々と作業を進め始めた頃、ふいに私の携帯電話が鳴った

 

 

「 もしもし、西本さん?関東の〇〇です」

電話の主は、所有者さんだった

 

その時、所有者さんは電話の第一声のトーンから少し憤慨し、テンションが上がっている事がわかった

 

「 今日ですね、自宅へ戻ったら、お手紙と名刺がポストに入っていまして・・・ 」

 

「 はい?そうなんですか? 」

 

「 ええ、和歌山不動産(仮)という名刺で・・・和歌山から来たみたいなんです・・」

 

「へえ!そりゃすごい!」

 

「 すごいって、アポも取らずに迷惑なんです・・・・留守中に家の周りをうろうろされるのも困りますし・・・ 

何時間も待たれるのも迷惑ですし・・」

 

「 なるほど、分かる気がします 」

 

ここら辺が関西と関東との違いかもしれないし、住むエリアによっても違うのかもしれないし、個人的な見解かもしれない

 

しかし、現に迷惑であると思っている事は事実なのだ

 

 

「で、手紙には、過去にお金を不動産屋に払ったとか、話したいことがあるから電話がほしいと書かれてあるんですけど、

私にはこれは関係ないような気がするんです 」

 

「ええ、僕もそう思います。また第三者の不動産屋さんが行う行為でもないと思います 」

 

「又来られても迷惑なんで、一度電話だけはしてみます。ただ、すべてを西本さんに任せてあると言っても大丈夫ですか? 」

 

「はい、そうしてください。一度、隣地の方がその不動産屋さんに何を話し、どうしたいのかを聞いてみます。 」

 

「宜しくお願いします 」

 

 

このやりとりを経て、所有者さんとの電話を終えた

 

 

(しかし、無茶するもんやな^^ そりゃあ、何の連絡もなしに突撃訪問されたら僕でも嫌やな^^)

 

思えば大胆な行為である

知らぬ間に住所を探されて、遠方からいきなり訪ねてこられ、重たい目の話を切り出されるって・・・・

 

 

私はその後の展開を待つことにした

しかし、待てど暮らせどその不動産屋さんからは連絡がはいってこない

私は、もう諦めたのかな?と思い、所有者さんの希望通り全てを私の所有権に変える準備を始めたのだった

 

 

しかし、先般の行動と言い、間を外す方はとことん間を外してくるものである

 

 

 

プルルルル

 

「 クリエイト西本です 」

 

「もしもし私、和歌山不動産のキシガワ(仮)と申します 」

 

 

例の不動産屋さんからの電話であった

 

 

 

 

 

 

 

 

                             続く・・・

 

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「 道 」 第二部 第二話

2015-04-06 15:47:26 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

TVでご存知の方も多いと思いますが「 つんく さん 」の人生とまっすぐ向き合う姿

 

僕は強い感動を覚えました

 

世の中見てるとですね、この人は永遠に自分には時間があると思っているのだろうか?と思える様な

方もたまにお見かけします

 

他人の事です

 

放っておきます

 

しかし、自分の希望や、責任に関わらず、周辺に取りつく色々な現実に悩まされながらも頑張って生きている人も

私は何人か知っております

死に近づく病気にかかる事や、大切な家族の重い病気なんかもそういう事に含まれると思うんですが・・・

 

自分自身の余命がそう長くない事や、生きる為に何かを失わなければならないといった現実に向き合った時

私は「 つんくさん 」の様な振る舞いをする自身はありません

私はまだまだ自分がかわいいだけの三流な人間です

 

声を失って生きていくこれからの人生が始まった時

 

「 新しい人生の一年生 」と表現した「 つんくさん 」の意識力、発想力、覚悟、心配するであろう周囲への思いやり

 

本当に「 強い人 」と私は感じました

一流の方にふさわしい、強く、思いやりにも満ちた発言だと、ただただ敬服です

 

 

 

 

 

 

「 道 」 第二部

 

第二話

 

プルルルル

 

「 クリエイト西本です 」

 

相手 「もしもし、あの、ワタクシ、前に〇〇の現場で西本さんとお会いさせて頂いた〇〇のTと申します 」

 

「あ、あの時の・・・・いや、私も連絡すべきか悩んだんですが、工事、できるようになったんですね? 」

 

相手 「ええ、そうなんですよ、道の所有者さんとも連絡が取れました。で、ですね、お約束通り、西本さんに連絡を取る事を

勧めてみたんですが、相当お忙しいみたいで・・・西本さんに住所と電話番号を渡しておいてくれと言われまして 」

 

「 そうでしたか、わかりました。ではメモしておきます 」

 

この様なやり取りを経て、私は偶然かつラッキーにも探すのに数十万円は係るであろうと予想された道の所有者の

所在を知る所となった

 

 

 

(やっぱり関東か・・・・・・)

 

 

正直なところ、私は関東の方とのやりとりが苦手である

日本全国に事業所を持つような企業に勤める方ならわかるかもしれないが、関東と関西は言葉だけならず

商習慣においても、やり取りの手順についても重要視する過程やポイントについて少々のずれがある

 

ここら辺の見込み違いで相手との距離が予想以上に空いてしまったり、スムーズな進行を妨げる事は

過去に何度か経験があった

 

 

 

 

 

マイルドセブンを片手に考えてみた・・・・

 

 

 

 

 

(まずは書面やな・・・・手紙書こ・・・・・^^)

 

私はこちらがそうでなくても、唐突と受け取られる関西人の話し方を考慮し、まずは手紙を出す事にした

 

 

出来上がりを読み返してみると、かなり丁寧な文章である

 

(よし、まずは連絡の目的と、自己紹介と、現状の説明やな・・・)

 

 

私は、問題の道が数十年前から何も変わっておらず、大雨時や今後の災害時に支障をきたす可能性がある事

私にとってその道が必要である事

道の複数部分が不法占拠の状態となっている事

 

 

これらを図面を添え、数か所にしるしを入れて送付した

 

(まぁ・・・今はここまでやな・・・)

 

さしあたり、今出来る事はここまで

 

 

そう判断した私は、躊躇なく封筒をポストへ入れた

 

 

 

 

一回目の岐路やな^^

 

 

 

ここでつまづいた時は、狭小地を間口として、奥の道に接していない死地を蘇らせる計画は「 とん挫決定 」となる

今出来る事をやりきって、私は運を天に任す事にした

 

 

 

 

 

手紙をだして一か月後

 

 

 

 

プルルル

 

「 はい、クリエイト西本です 」

とある土曜日の静かな朝、私の携帯が鳴った

 

 

相手「 あのう、わたし、お手紙を頂いた関東の〇〇と申します 」

 

電話の主は、私が手紙を送った相手(女性)からだった

 

「 あ、突然失礼しました。実は〇〇のTさんから連絡先を伺いまして 」

 

相手「 ええ、私がお伝え頂く様にお願いしたんです。実は私どもも関東に居住していますんで

西本さんがご指摘した道の件について、実はどうしようかとも思っていたんです 」

 

「 そうでしたか。私の同封した図面は見て頂けましたか? 」

 

相手「 ええ、現場を見ていないのでハッキリとはイメージできませんが、現状については把握できました。

西本さんの言われる通り、この道がある事で、和歌山からふいにお電話を頂くこともあるのですが

何もわからないのでいつも困るんですよ。 」

 

「 そうでしょうね、しかし所有権を残している以上、その道上で何かをする時は必ず〇〇さんの承諾を必要と

するんですよ」

 

相手「 ええ、そうみたいですね。そこでご相談なんですけど、もうそちらの土地については西本さんに

全て引き取って頂けないでしょうか? 」

 

「 確かに、私もそう提案しましたが、残念ながら道としてしか使用できない以上、この土地は金銭的価値がありません。

つまり、〇〇さんは無償で私に譲渡する事になりますが・・・・ 」

 

相手「 ええ、構いません。私どもとしましても、道を持っていても仕方がありませんし、そちらへ行くこともないですし、

工事がどうのと連絡を受けても何の判断もできませんし・・・ 」

 

「了解しました。道の件は全て私が引き受けて、将来に向けて状況を改善していく努力をします。

ただ、不法占拠となっている隣地の駐車場はどうされますか? 」

 

相手「 その方はなんとおっしゃっていますか? 」

 

「 今はなんとも・・という感じです。ただ何十年も占拠していますので、時効による取得を訴えられると、応じる必要がある

可能性はあります。」

 

相手「 ・・・そうなんですね。でも、私どもとにとっては必要ないですし、その件も西本さんに全てお任せできないかしら?

占拠してきた相手と話し合うのも私はいやですし、何より毎日忙しすぎて、分からない土地の話を続けていくことは不可能です 

うちとしては、西本さんに所有権を移し、その後のやりとりのすべてをお任せしたいと思います。」

 

「 ご意向はわかりました。しかし、相手がどう思うかについては判断できないので、一度その旨を話してみます。」

 

 

といったやりとりを行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 正直なところ、意地悪な想いが湧かなかったわけでもない

 

 

 

 

 

不法に占拠してきた隣地は、私が何か月か前に話し合いの為の段取りをしたにも関わらず

全てを投げ出し、しれっとしているのだ

所有者の言う通り、すべてを私の所有権とし、あなたの家の駐車場は私の土地となりましたので

できましたら撤去をお願いしますとやってもいい

 

 

 

 

 

 

 ( しゃぁないか・・・・)

 

 

 

とは言え、私自身が所有する土地の隣でもある

やはり将来的に見れば、トラブルとなる事態は避けるべきであったし、何より不動産のやりとりの中で一番重要なのは

 

 

 

 

嘘が混ざってはいけない

 

 

 

私は全ての経緯を隣地に話す事を決断し、一度話合いを持つことにした

 

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

翌朝、私は不法占拠の隣地のインターホンを押した

 

「 は~い 」

 

先般の通り、奥さんが出てきたが、予想通り私の顔を見て少し表情をくもらせた様に見受けられた

 

「 あら、西本さん、何か? 」

 

私「 おはようございます。実はこちらの駐車場の件でお話があってきました 」

 

「 はい、なんでしょう? ^^」

 

 

このやりとりからも私は不快に感じたのだが、まずもって問題意識が当事者にない

しれっとしすぎているのだ

他人の土地を何十年も不法に占拠してきて、その件で来ましたと言っているにもかかわらず

悪びれもしない

 

やる必要のない事をやっている私としては、何故かだんだんとこの人たちを心の中で許せなくなってきていた

 

 

私「 関東にこの駐車場と裏の道の所有者が住んでいることが分かり、連絡が取れました。 」

 

みるみる奥さんの表情が曇る

 

「 そうなの?で、何と言ってるの? 」

 

私「 話した内容をそのまま正確に伝えますと、すべての所有権を私に写し、後のやりとりは全て私に引き受けて頂きたいと

おっしゃっていまして・・・ 」

 

「 じゃあ、うちの土地はどうなるのよ?!ちょっとあなた! 」

 

何かのスイッチが入った奥さんは家の奥で耳を澄ませていると思われるご主人を呼んだ

 

 

 (〇〇さんの土地やけどな・・・・)

 

 

私としてはこの朝の時点ではノープランの状態である

どうするつもりもないし、所有者の申し出を引き受けてもいいし、隣地がそれで難儀をするのなら

どうしてほしいのかを聞きに来たつもりであった

しかし、話の展開上、彼らは自分たちが勝手に所有物の様に工事を行い、占拠をしてきた権利を

私に奪われると感じたのであろう

この瞬間から、私と隣家は、私が望むと望まざるに関わらず、「 対決の構図 」となったのだ

 

 

むろん、私にはそんな気は毛頭ない

既に他人が自邸に取り込んで駐車場にしている様な数坪の土地をぶんどったとて、そんな事でモメル事や、悪評をばらまかれる

事の方が何よりも迷惑なのである

しかし、無理やりに土俵に乗せられてしまえば、私にも「 それならば・・・ 」という気持ちも少なからずあった

その原因は数か月前の隣地の失礼な行為である

 

 

 

とても素早く奥から出てきたご主人は、私に向かって藪から棒にこういった

 

 

 

ご主人「 うちは昔に土地の金を払ったで 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二つ目の嘘であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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