MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

増え続ける絵本の置き場 2 ―絵本棚作りの工夫―

2015年04月13日 | 絵本とインテリア
先日書いた「増え続ける絵本の置き場 1」の続きです。

前回のブログ記事で、絵本棚の画像を見てみたいといったコメントをいただき、
確かに、絵本好きな人の絵本棚を見る機会はなかなかないので、
少しだけ、我が家の絵本棚の紹介をしてみたいと思います。

下の画像は、我が家の8畳ほどのリビングダイニングの一部で、
こんな感じの低い本棚が、画像の倍くらい並んでいます。



下の子が立ったときに取り出しやすい高さに、
娘の今の年齢によさそうな絵本を入れています。

画像の本棚がある場所に、ほとんどの家はソファーや大型テレビを置いていると思いますが、
我が家はたくさんの絵本をリビングに置きたいたがめ、この二つは置いていません。

ちなみに、本棚がギュウギュウだと絵本が取出しにくいので、
子どもが一人で取り出したりしまったりできるよう、
仕切りの多い収納を使い、絵本が倒れてこないようにしています。

横に長い本棚とかは、絵本がたくさん入るのですが、
絵本を出した時、重みで他の絵本がズシーンと倒れてきて、
子どもだけでは絵本を戻せなくなることがあるので。

絵本は年齢別、ジャンル別などに分けて入れ、
どの辺の自分の読めそうな、好きな絵本があるか、わかるようにしています。

下の子はまだ字が読めないので、背表紙の色や本の大きさを手掛かりに、
絵本を探しているので、本棚の中身はシャッフルしていません。

本棚の背にシールを貼って、同じシールが貼ってある本棚に
絵本をしまうようにしています。

絵本をゆったり入れるならば、本棚がたくさん必要になりますが、
図書館などへ行くと、絵本がたくさんあるのに、絵本を探しにくいことがあります。

我が家は収納に余裕がありませんが、
子どもが絵本を探しやすい、取り出しやすい仕組み作りには積極的です。

絵本を置く場所を少し変える時は、子どもに必ず確認し、
どっちの方がとりやすいかなど聞いてみるなど、
子ども目線な本棚作りを心がけています。

ここまでくると、息子と娘専属の司書といった感じでしょうか(笑)

下の子がもう少し大きくなったら、本に関わる仕事がしたいので、
きっと今自宅でやっていることは、今後やりたいと思っていることに、
繋がっていくのでは・・・と思っています。

面だし絵本棚や、寝室横の本棚、クローゼットの書庫、納戸の隠れ本棚など、
いたるところに本のスペースがあるのですが、その辺は追々紹介していく予定です。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ マリー=ホール=エッツ 文・絵 山内清子 訳 『モーモーまきばのおきゃくさま』 偕成社、1969年。
「『わたしとあそんで』とリンクする部分のある絵本。大人が読んでも発見がある。ピンク色の表紙は娘のお気に入り。」(166/200 絵本)

★ エリザベス・シュティーメルト 作/ 石原佐知子 訳 『50点先生と27人の子どもたち』 さ・え・ら書房、1981年。
「一つ一つのおはなしが短いので、寝る前の読み聞かせにおすすめ。子どもの共感をそそる児童書。」(30/50 児童書)


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5 コメント

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素晴らしい・・・ (けろよん)
2015-04-14 08:11:48
とても素敵なお写真、目の保養になりました。
写真の本棚の前に座り込んで、絵本を読みたいって心から思ってしまいました。

まさに、おうち図書館ですね。
私の理想です・・・。

収納場所と予算が限りなければ、ドンドン買い揃えたいですが、難しいですね。

でも、私も子供たちに本の楽しさを知って貰いたいと思っているので、MAYA様のように工夫を続けていかないといけないなあと思いました。

子どもと絵本を一緒に楽しめる貴重なこの子育ての期間を一緒に楽しんでいきましょう。
この度は、お忙しい中私のリクエストに応えて下さいまして、感謝しております。
返信する
失礼いたしました (けろよん)
2015-04-14 22:12:23
上のコメント、お名前を間違えて記入してしまいました。

MAYU様のブログのファンです。

これからも更新を楽しみにしています。
返信する
けろよんさんへ (MAYU)
2015-04-15 12:46:04
絵本棚の写真が参考になったようでなによりです。

私自身、本が好きな方に自分の家の本棚を褒められることは、
とっても嬉しいことなんです。

本が好きな人が家に来ると、何かを感じてくれることが多いので、
本棚や本のある空間は、何かを物語っているじゃないかと思うようになりました。

その物語ることを、子どもは感じてくれると思うので、
物語る本棚を作るよう心がけています。

本棚が隠れるのでこの写真を撮る時はどけたのですが、
実際はローテーブルがいくつかあって、好きな本を手に取って、
好きな場所で読めるようになっているんです。

子ども達を見ていると、いつも同じ場所で本を読むのでなくて、
その日の気分で読む場所が変わるので、(寝っころがって読むことも)
いろいろな気分を受け止めてくれる、空間づくりを心掛けています。

といっても、アイテムを新たに買うことはほとんどなく、
たいていは家にあるものをうまく使って済ませているのですが・・・

学校図書館なども、限られた広さの中で司書の方などが、
子ども達に本を手に取ってもらう工夫をされているので、
広さを言い訳にしちゃいけない!と自分に言い聞かせています。

子どもが夢中になって本を読んでいる姿を見ると、
家に本があるっていいなぁと思うんです。

うちの子は難しい本とかは全然読めませんし、どちらかというと幼い子が読むものばかり読んでいますが、
本が好きで、本のことを信頼しているのは伝わってくるので、
土台となる土づくりはいい感じでできているのでは?作りができているかもと思っています。

あっ、誤字脱字はお気になさらないでくださいね。
私も誤字脱字が多いです。
決定的なミスは、コメントとかでこっそり教えていただけると嬉しいです。
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はじめまして (エリニャニャニャファージョン)
2015-07-12 16:04:13
突然古い投稿にコメントする事をお許し下さい。

リビングに置く低い本棚を探していたところ、MAYUさんのこの記事を見つけました。そして一目見て、こんな風に増やせる本棚って素敵U+203CU+FE0Eと、感激!

我が家も増え続ける絵本や本と格闘中…と言いますか、占拠されつつある状態です。宜しければ、どちらの棚か教えて頂けると有難いです。宜しくお願い致します。
返信する
エリニャニャニャファージョンさんへ (MAYU)
2015-08-06 14:04:52
エリニャニャさん、返信がかなり遅くなってしまい申し訳ありませんm(__)m

私もリビングに置く低い絵本棚をずっと探してきた人間なので、
何かのヒントになったようで、とても嬉しいです。

この棚は、オークヴィレッジという、気の家具を作っている会社(?)が出している、
KOBAKO(コバコ)というものです。
「オークヴィレッジ KOBAKO」で検索すると、引っかかると思います。

タモのオイル仕上げで気に入っていますが、難点は割高なことと、角があることでしょうか。

無垢にこだわらなければ、無印良品のスタッキングシェルフなんかもおすすめです。
こちらは絵本を卒業した後も、いろいろな使い方ができ、付属品も別売りされているので、拡張しやすいと思います。

私自身、この無印の棚を買おうかとても迷っているところです。
今の無垢の棚とは別に、納戸に入れる本棚に、これがいいなぁと思いまして。

是非無印も店舗でチェックしてみてください。
品質はオークビレッジの方がいいですが、実用を考えると無印に軍配が上がります。

品質にこだわるなら、オークビレッジがおすすめです。
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