まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
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画皮 あやかしの恋 畫皮

2012-09-15 23:04:27 | 中国映画(あ~な行)

ドニー・イェン甄子丹にヴィッキー・チャオ趙薇、ジョウ・シュン周迅、スン・リー孫儷と、日本でも有名な中華スターがかなり揃っているのに、東京の公開はここ有楽町スバル座だけ。実際、鑑賞すると公開館数が少なくても仕方ないか、という感じ。原作は『聊齋志異』の一編だそう。

戦場で囚われの身となっていた小唯(周迅)を助けた将軍王生(チェン・クン陳坤)、将軍は本妻の佩蓉(趙薇)に気を遣いつつ、妹のように小唯を家に住まわせるが、街では心臓を抜き取られる奇怪な殺人事件が頻発していた。過去に将軍の下を去った勇士、パン・ヨン(甄子丹)と降魔師見習いの夏冰(孫儷)が、妖魔に挑む。。

中国では有名な話なのでしょうか?縁もゆかりもない女性を蛮族から救い出すのはいいとして、美貌に眼が眩んだのか自宅で部屋まで与えてもてなすけれど、自ら手を出すわけでもなくただ住まわせているだけだったり、佩蓉が軍を辞して街を出たはずのパン・ヨンとなぜかタイミングよく連絡が取れたり、都合がいいというか上手くいきすぎでしょ、というところが目に余ります。

甄子丹のアクションはそんなにクローズアップされてるわけではなく控えめな感じ。甄子丹と孫儷の衣裳が、西域を旅している設定だからかちょっと薄汚れていてもったいない。

小唯の仲間、小易が異次元からもやもやっと現れる様子は、昔の戦隊ものの敵キャラ出現!みたいな効果で、なかなか楽しく見られました。あとはやっぱり周迅の後ろ姿ながらのオールヌードが色っぽかったですね。自分の皮を脱ぐところは気持ち悪かったんですが、中の化け物がアニメちっくで瞬間しか映らないものだから、少し拍子抜けです。

何とも中国映画らしいと言っていいのかどうか、いまいち締りのない映画でした。

公式サイトはこちら

8/6 有楽町スバル座
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