
7月18日 鎌倉
実家の最寄り駅の、2つ先に住んでいる「my favorite」のまっちゃさんと鎌倉さんぽ。
ドレスコードは「浴衣」です
電車に揺られて、江ノ電に揺られて・・・まずは江ノ電「長谷駅」で下車。 手ぬぐいカフェ「一花屋」さんでお昼ごはん
一花屋(いちげや)さんは、古い民家をそのまんまお店にしているカフェでした。
御霊神社をちょっと海側へ下ったとこに、民家にまぎれてお店はあります。
(入口に八坂神社の粽と、玄関中に菊水鉾の粽を発見)
縁側に腰掛けて、おむすびランチ。
手作り感たっぷりのお皿にかいらしくおむすびとお漬物がちょこん。
お米は特別栽培米、梅干は鎌倉・月光庵の特製、坂ノ下産のちりめんなどなど、
地元色をちりばめたこだわりのランチでした。
ひょうたんの形をしたお漬物が不思議でした~
のんびりのんびり・・・。
京都の民家とはまたちょっと違った趣き。
海からは、ヒョロロロロ~っとトンビの鳴き声が聞こえてきました。
おっと、いきなりのんびりしすぎです
そのままいつまでもゆるゆるーな時間を過ごしてしまいそうでした
そうそう、長谷にはこんな看板があります。
シンプルイズベストの象徴!
(まめ子向けの一枚です。どうえ?笑)
再び江ノ電に乗り込んで、鎌倉駅へ。
今度はバスに乗って・・・。 浄妙寺で喫茶去
鎌倉五山・第五位の「浄妙寺」には「喜泉庵」というお茶室があります。
悟りの窓向こうの緑に癒されながら、抹茶と御干菓子を一服。
抹茶は京都の福寿園、御菓子は奈良から取り寄せているそうです。
一席500円。
鎌倉のお寺で、こうしてお庭を眺めながらお茶をいただけるところは少なくて。
浄妙寺はとってもありがたい存在です。
広くもなく、狭くもない美しい枯山水の庭。
そのシンプルさがかえって潔く、心地良く感じられました。
浴衣小噺・壱
「今日はどこかで花火あるの?」
お茶を楽しんでいると、同席していたおばちゃんが尋ねてきました。
「ねぇよねぇよ。浴衣着て周ってるんだろ?いいよなぁ。ねぇ、皆さん」
と、おばちゃんの隣に居たおっちゃんがその場に居た人たちに同意を求める!
めっちゃ照れくさかったデス。
だけど、若い男女のグループが「この時季なら浴衣着て歩くのもいいかもー」と。
そうですよね!
本来浴衣は日中に着るものではないけれど、もっと気楽に楽しみたいですよね。
最近はレースの足袋を持ち歩き、お座敷に上がる時は履くようにしています。
ちょっとしたことだけど、浴衣姿にもマナーを帯びればいいんじゃないかと私は思います。
地元では、「浴衣=花火大会」なので、浴衣を着て散策するという概念がありません。
まだ京都に興味を持つ前は、私もそう思ってましたし。
もっと地元にも浴衣や着物が広まればいいなと思いました。
振り返らない女と、見返り美人
ふふふ・・・
そう、ここはニャンコ寺でもあるのです。
絶対出会えます。めっちゃスロウなゆるゆるニャンコに
このチャトラン(茶トラ)は参道のど真ん中で毛繕いをし、ふと思い立って移動、
べたんと横になり、ソッコーで寝てはりました、の図。
お茶で癒され、お庭で癒され、ネコに癒され、ほくほくの私たち。
お寺を後にしようと門へ向かうと・・・
巨漢の門番が!
何ともいえぬお顔立ち(笑)
されど、巨漢猫には慣れたものでちょちょいとお友達になり…。
脱出成功。
振り返ると・・・彼、何思フ。
浄妙寺さん、いいところ。
御抹茶あります。お庭あります。ねこちゃん居ます。実はレストランあります。
拝観料は100円です。
ちょっとお近くの竹の寺「報国寺」さんへ足を伸ばして、再び鎌倉へ戻った私たち。
お次はちょっと坂道を歩いて・・・
あみつん
茶房 雲母(きらら)さんで、あんみつです
鎌倉で大人気の甘味屋さん。たどり着いたら大行列。
運良く私たちで、終了となりました。
ところが「本日ここで終了」の紙を持たされ、後を絶たない来訪者の対応に困りました
いたたまれなくて…何とか改善策、お願いします
待つこと30分くらい?で、ようやく入店!
一輪の花を添えたお盆が用意され、出来上がるのを待ちます。
宇治抹茶白玉あんみつのおなーりー。
って白玉デカッ
そしてこしあんですよー(←これが決め手)
たらーりたらーり、美しい抹茶蜜のひとすじ(笑)
白玉はゆでたてで温かく、もっちもち。
おかげでアイスはすぐに姿を消してしまうけど、具沢山でお腹一杯になりました
お隣の女子は半分以上残して帰ったけど…それもどうでしょうね?(複雑)
あんみつにはお茶が添えられ、食べ終わりかけには昆布茶もサービスしてくれます。
私たちで最後のお客さんだったし、案外ゆっくり出来ました。
白玉を食べるのに苦労したけど、あんがめっちゃ美味しかった
また食べに行きたいなぁー。
まっちゃさん、連れてきてくれてありがとう。
17時過ぎに食べたこのあんみつでお腹一杯の私たち。
振り返ってみたら食べてばっか
…でも鎌倉は勾配が激しく、結構歩いたのですよ。八幡様にも行ったし。(言い訳してみる)
のーんびり、無理をせずに楽しみました 浴衣小噺・弐
帰りの江ノ電。
隣のおばちゃん達がヒソヒソと「着物もいいわね」と。
めっちゃ小さい声だったし、会話に入っていくのもどうかと思って黙ってたんだけど。
藤沢駅で降りたら、そのおばちゃんがひゅーっと着て私の帯をちゃちゃっと直して、
「可愛いっ」と言い残してひゅーっと去ってしまいました(笑)
一瞬の出来事でめっちゃ面白かった。
まっちゃさんもよく関西くるし、2人で土地柄の違いに笑いあう。
これが大阪だったら、勢い良く呼び止められて帯を直され、
「はいOK!」と、バシッと帯をたたかれます(笑)
(私は体験したことないけど、みんなそう言う)
私たちの浴衣姿を見た高校生が「花火大会行くんだ!いいなぁ」と。
どうやら調布で花火大会があったようですが…行く元気ありません。
今回は結構、関東と関西の文化や人柄の違いを実感しました。
浴衣ひとつでちょっと学んだような1日。
とっても楽しかったです
私も東京にいたときに着物で町を歩いていたら、やたら注目を浴びた記憶があります。それがなんか気恥ずかしくて…。京都きてからは、自然に町に溶け込めるのがうれしかったです。東でも和文化活性化してほしいですねー。日本茶カフェが流行りだしたみたいなので、もっと着物遊びも増えたらいいな、とか思います。
何をとっても、景色に溶け込めますよね。
着物と上手につきあっている人を見ると
京都人として、とってもうれしいです。
お二人とも小粋な浴衣小町ですわ~。
素敵です!!いいですねぇ。
鎌倉は一度訪れてみたい町、江ノ電も是非とも乗ってみたいです。
にゃんこさんにも出会えるなんて、益々行ってみたくなりますわ~。
あ、遅ればせながら、あばれ観音、トラバさせて下さいな。
それにしても…あんみつがおいしそう☆
白玉がすごく大きいんですね!これはお腹ふくれそうです。
やっぱ横浜や東京あたりはそういう習慣がないよねぇ…
そういうことでライヴで結構着てます。
ステージは照明やら熱気で暑いので
冬でもOKです。待ち時間がキツイんだけれど。
「浴衣の人」って覚えられます。
写真のセンスや記事、大変良い感性をお持ちだと思い、思わずコメントを投稿しました。
工務店のブログですが、食べ歩きや社長の写真などを載せていますので、もしよかったら見て下さい。
http://www.y-sukiya.com/blog/
また、定期的にお邪魔します。
ほんとに小京都ですね~!雰囲気がすごく素敵
関東と関西のおばちゃんの違いって面白いですよね
わかってる!!
この看板。。合格!!
看板って。。わかりやすさが大事なんよねぇ。
絶対迷わないと思うし♪
このあんみつもおいしそうだなぁ。。
もちもち白玉。。。こしあんだしね。
いつあたしは江ノ電に乗れるのかな?
下駄とバックは実家にあったものですけど。
和文化、もっと浸透するといいですよね。
昔を思い出すように。
日本茶カフェ流行ってるんですね!?
着物遊びも広まればいいですが、あまり見苦しいのは嫌ですよね^^;
海があるのもまた風通し良くて気持ちいいし^^
ただ勾配が激しいので、あまり長い距離を歩くのは疲れますけど。。。
着物と上手に向き合う、これは永遠の目標です!
正統に、上品に。